見出し画像

フルコミットで働いてくれるフリーランスはなかなか見つからない話

ちょっとまとまってないです。

こんなツイートを最近みた。

今まで属する企業は1人1社が当たり前だったけど、有能な人の「シェア」がこれから進む。例えば、田端さん
@tabbata
はプロフィールを見たところ5社の顧問をやってる。これは本来そこに入れた4人が椅子に座れなかったわけだ。椅子取りゲームで1人が総取りする時代が既に始まってる。

それに対して、えとみほさんのこのコメントが大変参考になった。

他に類を見ない才能ある人がシェアされる一方で、組織にフルコミットする人材の価値も上がるとみています。どれだけタレント集めても、最終的に責任持ってやりきってくれる人がいないと事業は絶対伸びないので。


特定組織に当てはまらないフリーランスって、いろいろとあるんだけど、

①経営戦略などのアドバイスができる、CTO, EXIT済みの専門家
②企業が必要なファンクションを一部外に切り出せる、希少性の高い範囲の特定の高度技術職能を持っている人
③希少性の低いコモディティ化した労働力を持っている人

①、②の人は、通勤とか今よりももっとしなくなるだろうし、移動を含めないので稼働時間を増やすことができるようになるだろう。

ただ、その結果どんどんリソースの分散が行われる可能性がある。

ただ、それが起こると、同時に「フルコミットする人材」がいないと彼らを受け入れられないので、フルコミット人材マネジメントマンが必要になる。

実際に、自分のやっている会社では、外部の②のタイプの人を採用しているが、どこでも必要とされている人は、複数の企業から必要とされるので、稼働時間のシェアが少なくなる。

そういう有能な人材を、活かそうとするのはフルコミットする人材なしではとても難しい。稼働時間のシェアが少なくなると、よっぽど社内の人材要件を定義して、仕事のファンクションを分割して、責務を分けたうえで一部の仕事を効率的にやってもらわないと、なかなかうまくいかないのである。

一方で、フリーランスの方は、リソースを分散させている都合上、きっとお金が欲しい。複数のクライアントをみたい。だからコミットしたいものの、リソースを分散させているので、なかなかクライアントの期待値を超えるのは難しい。

そうすると、お互いアンハッピーな状態になる。

コロナ時代に、独立してフリーランスになる方もいらっしゃるかもだけど、僕自身がフリーランスやっていて一番悩んだのは、リソースの分散により、一つに対するコミットメントが浅くなってしまったこと。また、相手側もフルコミットマネジメントの人がいないと、一部のファンクション以上のものを求めることが多いので、どうしても期待値を超えられないことが多い。

ただ、フルコミットしてくれるフリーランスなんて、なかなか取れないもので。じゃなかったらフリーランスみたいな生き方してないわけだし。

だから、未定義なビジネス課題をよしなに解決してくれる人材は、本当に会社に必要だ。だから、フルコミットしてくれる人材の価値もどんどん上がってくると思う。

フルタイムフルコミットで働いてくれる人がいて初めてフリーランスなど高度職能人材を扱えるんだと思う。

同時に、最後にフリーランスのキャリアについて

稼働を分散させるということは、任せられる範囲や、答えられる期待値を下げることになりやすい。仕事も分業され、定型化されるので、似たようなことをやりがちだ。

ちょっととっちらかったまとめだけど

フリーランス側がリソースの分散を増やすと、、、
・フルコミットメントが求められる仕事では成果出しにくい
・分散された固定業務だと、成長しにくい
企業側がフリーランスを雇うときは、
・有能な人ほどフルコミットメントは難しい
・成果を出させるためには、ちゃんとファンクションを分けてマネジメントできる人がいないと難しい

みたいな悩みを結構抱えるのかなぁと思う。

本当はもっといいやり方があるのかもしれないけど。

本当、社員を雇わない組織で、バランスとるのは難しいでござる。


サポートでいただいたお金はFanzaの動画を購入するために利用されます。