ビワの木は種も葉も大切。(住職の独り言_平成28年冬)
駐車場にビワの木が遠慮気味に立っている。
実がなると、毎年本尊様と父の位牌の前にお供えする。
しかし、今年はお供えすることができなかった。
なぜなら、サルがすべて胃袋に入れてしまったからだ。
残されたのは種だけ。
駐車場に黒い種がばらまかれた。
ビワは「大薬王樹」と呼ばれ、万病に効く植物であると原始仏典に書かれている。
実よりも葉や種の方が効能がある。
葉と種は残しておいてくれた。
ビワの葉を焼酎に付けて湿布・かゆみ止めに。
種は癌に効くとも言われている。
サル智慧もそこまでは知らなかったのだろう。
お掃除地蔵を建立しお参りに来られる方々の心をお掃除したいと思います。賛同される方は浄財をお願いいたします。