2017年8月15日 POISON GIRL BAND「60分漫才」@ルミネ

2人:どうも~POISON GIRL BANDです!
阿部「お盆にも関わらず、ご来場ありがとうございます」
吉田「ありがたいですね」
阿部「こんな、おじいさん2人のために」
吉田「おじいさんではないですよ」
阿部「もしかしたら、初めて来てくれた方もいると思うので
自己紹介しておきましょうか」
吉田「いいですね」
阿部「背の高い相方がですね」
吉田「僕から紹介してくれるんですか」
阿部「川合俊一と言います」
吉田「違いますよ」
阿部「バボちゃんて呼んであげてくださいね」
吉田「やめてください」
阿部「そして、僕がですね、三戸なつめです」
吉田「前髪だけですよ」
阿部「20年近くやってるんですけど、
出会ったのは吉本の養成所なんですよ」
吉田「NSCっていうね」
阿部「ナショナルスーパークラブだっけ?」
吉田「全然違います、ニュースタークリエーションです」
阿部「赤坂にあったんですよ、当時は江戸って呼んでましたけど」
吉田「そんな大昔じゃないです」
阿部「主な卒業生が、まず1期生が庄司さんとミキティ」
吉田「そこコンビじゃないです、品川さんと庄司さんね」
阿部「2期生が、佐久間さん」
吉田「R―1チャンピオンですよ」
阿部「指サックンでおなじみのね」
吉田「指いらないよ」
阿部「3期生が、トータルテンボスさん」
吉田「我々もお世話になってます」
阿部「俺の短パン知らねぇ?でおなじみの」
吉田「はんぱねぇだから、なんで短パン隠されてんだよ」
阿部「我々が4期生で、5期生に芥川賞取った破天荒ミュージカル芸人」
吉田「ピースとノブシコブシと大西ライオンが混ざっちゃってる」
阿部「6期生に、とにかく明るい安村」
吉田「最近、痩せましたよね」
阿部「よく真似しましたよね、履いてください安心ですよ」
吉田「オムツになっちゃった、逆です、
安心してください履いてますよだから」
阿部「7期生に、なんでしたっけ?思春期真っ盛りじゃなくて、
反抗期真っ只中じゃなくて」
吉田「もう中学生ね、どんな間違えよ」
阿部「8期生が、まあ、あの、ね、いろいろといましてね」
吉田「誰か出せよ、パンサーの尾形がいるだろ」
阿部「9期生が、ライス」
吉田「去年のKOCチャンピオンですよ」
阿部「玄米が田所で白米が関町のコンビです」
吉田「そういう分け方はしてない」
阿部「10期生が、オリラジ」
吉田「オリラジは、1年目から売れましたからね」
阿部「あっちゃん、かわうぃ〜ね!」
吉田「混ざってるよ」
阿部「11期生以降も、たくさん活躍してる芸人は出てますけど」
吉田「全部紹介すると、キリがないですからね、
まあそんなとこなんですよ」
阿部「入学金がありまして」
吉田「一応、学校ですからね」
阿部「30万円なんですよ」
吉田「僕らの時はね」
阿部「しかも、毎日払うんですよ」
吉田「そんなわけないでしょ、ヤミ金でもそこまで厳しくないよ」
阿部「だいたい、200人くらい入学しまして」
吉田「僕らの時はね」
阿部「一年で卒業なんですけど、
卒業する頃には半分以上いなくなってるんです」
吉田「意外と厳しいんですよ」
阿部「途中で殺されるんです」
吉田「殺されはしない、みんなやめていくんです」
阿部「いろんな奴がいましたね」
吉田「ギリギリアウトな奴ばっかりでしたから」
阿部「@@って覚えてる?」
吉田「(@@エピソード)」
阿部「あと、@@」
吉田「(@@エピソード)」

▼数人、同期エピソード

吉田「本当にいろんな奴がいましたね」
阿部「残ってる同期も凄い奴らばっかりですから」
吉田「そうなんです」
阿部「まず、ロバート」
吉田「KOCチャンピオンですよ」
阿部「秋山くん、馬場くん、ヒロ」
吉田「ひろしくんね」
阿部「ウサ、マキダイ、メンディ」
吉田「EXILEではない」
阿部「あと、インパルス」
吉田「実力派コント師ですよ」
阿部「堤下くんと、ラッシャー板倉」
吉田「ラッシャーいらない、板倉さんの芸風と真逆だから」
阿部「そして、森三中」
吉田「女トリオね」
阿部「のっち、かしゆか、あ〜ちゃん」
吉田「perfumeではない、誰が誰なんだよ」
阿部「椿鬼奴」
吉田「売れるのは遅かったですけど、一気にスターダムにのし上がりました」
阿部「『しもしも?』で有名ですよね」
吉田「それは、平野のら、違うバブル感だから」
阿部「で、僕らなんですけどコンビ組んだのは、同期に言われたんですよ」
吉田「そうなんです、『お前ら話してて面白いから組めばいいじゃん』て」
阿部「昔っから話だけは合いましたからね」
吉田「同い年だからね」
阿部「体の相性はさっぱりでしたけど」
吉田「試したことないよ、気持ちが悪い」
阿部「ほらね、俺がバカ言うとツッコンでくれるんです」
吉田「バカ言うとってなんだ、ボケね」
阿部「ほら、すぐ否定してくれるんです」
吉田「仕事だからだよ」
阿部「バカの一つ覚えみたいにツッコンでくれるんです」
吉田「バカの一つ覚えって言うな」
阿部「また、出た」
吉田「やめろ、もう」
阿部「ほとんど病気ですよ」
吉田「病気じゃねえよ」
阿部「ほら」
吉田「やめろ、キリがない」
阿部「まあ、昔からこんな感じなんですよ」
吉田「そうでもないよ」
阿部「その頃の僕らといったら、いつもこんな感じでした」
吉田「だから、そうでもないって」
阿部「心のベスト10、第一位はこんな曲でした」

▼椿鬼奴《ボンジョビ》

吉田「何、今の?急に奴ちゃん出てきたけど」
阿部「NSC卒業してから、これまで本当にいろいろありました」
吉田「なんだったの?今夜はブギーバックみたいな入り方したけど」
阿部「うちは、特に相方がハチャメチャですから」
吉田「どこがだよ」
阿部「今まで、何度問題を起こしたことか」
吉田「一回もないよ」
阿部「記憶に新しいところだと、フライデー襲撃事件ね」
吉田「それ、俺じゃない」
阿部「みなさんも覚えてますよね」
吉田「たけしさんだから」
阿部「フライデーに写真撮られて、出版社乗り込んじゃって」
吉田「そもそも、撮られないから」
阿部「軍団まで引き連れて」
吉田「軍団いないし」
阿部「会見でも目バキバキでしたから」
吉田「だから、俺じゃないんだよ」
阿部「ユーチューブにも会見の動画あるんで見てみてください」
吉田「その方がいいわ、俺じゃないって分かるし」
阿部「その事件のせいで半年くらい謹慎ですから」
吉田「謹慎なんかしたことないよ」
阿部「俺なんか、それで仕事無くなって死亡説流されましたからね」
吉田「それ、志村けんさん、俺ら仕事なくても死亡説流れないし」
阿部「本当にふざけんじゃないですよ」
吉田「お前だよ、ふざけてんの」
阿部「他にもありますからね、こいつの問題行動」
吉田「ないよ」
阿部「コカイン騒動」
吉田「やったことない」
阿部「どこだったか、海外の空港でパンツの中に隠しやがって」
吉田「それ、勝新太郎」
阿部「『知らないうちに入ってた』、なんてとぼけやがって」
吉田「まんま勝新さんね」
阿部「また、会見開いて」
吉田「一回も開いたことない」
阿部「『二度とパンツは履きません』、なんて名言残して」
吉田「だから、俺じゃないんだよそれ」
阿部「玉緒さんに迷惑かけんじゃないよ」
吉田「玉緒さん、俺の40個くらい上だから」
阿部「うちは、二人とも年の差婚なんですよ」
吉田「違いますよ、だいたいお前結婚してねえだろ」
阿部「こいつの嫁さんが、40個くらい上の玉緒さんで」
吉田「どこで知り合ったんだよ」
阿部「僕の嫁が、45個下の綾菜って言うんですよ」
吉田「違う違う、それ加藤茶さん、そもそもお前まだ37だし」
阿部「六本木の寿司屋で一目惚れしたんです」
吉田「まんま、加藤茶さんのエピソードね」
阿部「お前は玉緒さんとは、映画『悪名』で出会ったんだっけ?」
吉田「出てない、そんな白黒時代の映画なんか」
阿部「でも、僕が一番ショックだったこいつの行動は、
やっぱり参院選への出馬ですよね」
吉田「出たことない」
阿部「なんの相談もなかったですから」
吉田「それ、やすきよさんのエピソードね」
阿部「あれは、寂しかったですね」
吉田「だいたい通ると思う?フライデー襲撃して、
コカイン騒動まで犯した奴が」
阿部「ある日突然、テレビつけたらこいつが『小さなことからコツコツと』
なんて言ってるんですよ」
吉田「一回も言ったことない」
阿部「その時も、目バキバキでしたから」
吉田「バキバキって言うな、怒られるぞ」
阿部「こいつが議員になってからは、なかなかコンビの仕事ができなくて、
しょうがないから僕は芝居をやってたんですよ」
吉田「俺らのいつの時期だよ」
阿部「知ってますかね、踊る大捜査線ってドラマに出させてもらってて」
吉田「お前が、どの役で出られるんだよ」
阿部「和久さんて覚えてます?あれ、僕です」
吉田「いかりや長介だよ」
阿部「結構、重要な役だったんですよ」
吉田「ちょっと待って、お前だけさっきからドリフの誰かじゃない?」
阿部「厳しいけど部下思いの上司みたいな役でね」
吉田「知ってるけど、お前ではない」
阿部「映画も何作か作られまして」
吉田「超大ヒット映画ですよ」
阿部「あの時期は辛かったですね」
吉田「辛くないよ、なんでまた漫才なんかに戻ってきちゃったんだよ」
阿部「キー坊が議員やって、僕が役者やって、暗黒時代ですね」
吉田「本当だとしたら、全盛期だよ」
阿部「まだまだありますから、こいつの問題行動は」
吉田「ないよ、今までのも全部誰かのエピソードなんだから」
阿部「みなさん、忘れてますかね」
吉田「次は何よ」
阿部「渋谷の路上で職質されて」
吉田「されたことないよ」
阿部「車のトランク調べられて」
吉田「車なんか乗ってないし」
阿部「中から日本刀出てきた事件」
吉田「それ、木村一八」
阿部「刃渡り63センチ」
吉田「よくそこまで覚えてんな」
阿部「過去のこと何にも反省してないんですよ」
吉田「だから、俺じゃないの、やすし師匠の息子さんね」
阿部「本当に勘弁してほしいですよ」
吉田「俺のセリフだよ、他人の不祥事ばっか押し付けやがって、
しかも最後のしょうもないし」
阿部「また、活動休止ですから、僕も商売始めたんですよ」
吉田「役者やれよ、和久さんなんだろ」
阿部「カラオケボックスやろうと思ったんですけど」
吉田「なかなかいないよ、商売でカラオケボックスやる奴」
阿部「店も決めて、いざカラオケの機材を搬入しようと思ったら」
吉田「思ったら?」
阿部「機材がでかすぎて、室内に入らないんですよ」
吉田「それ、荒井注だよ、
なんでさっきから1人でドリフ全員やってんだよ」
阿部「ワイドショーの連中が面白がって取材に来やがって」
吉田「そりゃ行くよ、だいぶ面白いもん」
阿部「『なんだバカヤロー』って追い返して」
吉田「まんま、荒井注じゃねえか」
阿部「あの時は辛かったなぁ」
吉田「あんな間抜けな事件はないよ、今だかつて」
阿部「本当にいろんなことがありましたね」
吉田「なかったよ、一回も」
阿部「他にも・・・」

▼芸能ゴシップ
(ミニにタコ、不倫は文化、別に、ビッグ発言etc)

吉田「やめて、人のゴシップを俺に押し付けるの」
阿部「僕は酒に溺れましたね」
吉田「飲めないでしょ、酒」
阿部「でもね、その頃の僕らを支えてたのは、やはりこの曲でした」

▼レイザーラモンRG(北酒場or望郷じょんからor浪花節だよ人生は)

吉田「なんなの?今度は、こぶしたかしさん出てきたじゃん」
阿部「今の歌にはだいぶ救われましたね」
吉田「こぶしたかしさんの?」
阿部「でも、最近はこいつも心を入れ替えて頑張ってるんです」
吉田「ずっとこのままよ」
阿部「世のため人のために生きてるんですよ」
吉田「そこまで善人ではないけどね」
阿部「この前なんかも、タクシー乗ってて工事現場見つけたら、
そこに寿司を出前したり」
吉田「やってない、それ勝新さんのエピソードね」
阿部「後輩に靴が欲しいって言われたら、楽屋に入り切らないくらいの靴を並べて『好きなの持ってけ』ってやったり」
吉田「それ、藤山寛美さん」
阿部「街で声かけられた人と仲良くなって、
その人の結婚式まで出ちゃったり」
吉田「それ、鶴瓶さん」
阿部「災害の被災地の子供達にゲーム配ったり」
吉田「それ、中居くん、俺がやったら破産しちゃうよ」
阿部「いい奴なんですよ、こいつ」
吉田「本当に全部やってたら、ただのバカだよ」
阿部「もっと売れないとな、なんて思うんですよ」
吉田「本当にそうですよ」
阿部「やっぱり、テレビも出たいじゃなですか」
吉田「俺はテレビ出てないのに、世間に大盤振る舞いしてるの?」
阿部「特にクイズ番組とかいいですよね」
吉田「いいですね、賞金が出ますから」
阿部「じゃあ、ちょっとやってみましょうか」
吉田「俺は結構クイズは自信あるよ」
阿部「では、問題!能年玲奈ちゃんが主演を務めた朝ドラのタイトルは?」
吉田「簡単すぎるよ」
阿部「シンキングタ〜イム!ミュージックスタート!」
吉田「シンキングタイムいらない」
阿部「♪タラッタッタッタッタッタッタタラララ〜(あまちゃんのOPテーマ)」
吉田「それ、絶対歌っちゃダメだよ!ド忘れしてた人も思い出しちゃうよ」

▼あまちゃんネタ

吉田「こんなクイズ番組はないから」
阿部「あと、街ブラ系ね」
吉田「いいですね、楽しそうですからね」
阿部「ぶらり途中下車とか」
吉田「長寿番組よ」
阿部「ぶらり途中下車で、
毎回駅前のマックに入るってボケをやりたいんです」
吉田「面白い」
阿部「『おや、こんなところにハンバーガー屋さんがありますよ』って
言って」
吉田「俺は見る」
阿部「『このお店はいつ頃からあるんですか?』」
吉田「マックでそれ聞く奴いない」
阿部「『お兄さんは何代目ですか?』」
吉田「世界中のマックに2代目もいないと思うよ」
阿部「『どうしてここに店を構えようと思ったんですか?』」
吉田「本社がリサーチしたんだよ」
阿部「『なぜ、ハンバーガーで勝負しようと思ったんですか?』」
吉田「早く買えよ、スピードが命なんだから」
阿部「『じゃあ、そのスマイルってのを一つ』」
吉田「一番面倒くせえ客!子供がやるやつ」
阿部「どう?」
吉田「面白い、絶対見る」
阿部「そのあとに、スタバでほぼ同じことやるから」
吉田「年一なら名物回になると思うよ」
阿部「そのあとに、TSUTAYAに行って」
吉田「DVDレンタルのね」
阿部「『おや、こんなところに映画資料館がありますよ』」
吉田「認識がおかしい奴の街ブラは面白いね」
阿部「『お兄さんはポルノが好きなんですか?』」
吉田「その一画には入るな」
阿部「『いろんな女優さんがいますね』」
吉田「早く出ろ、そこから」
阿部「『お兄さんは、普通の映画の間にポルノを挟むんですね』」
吉田「デリカシーのかけらもない」
阿部「『なんで、マスクしてるんですか?』」
吉田「殴られるよ」
阿部「『この作品は、どういった時に見るんですか?』」
吉田「でも面白いわ、この街ブラ」
阿部「だろ?」
吉田「今まで見たことないベクトルの笑いだからね」
阿部「で、最後にタクシーで帰るの」
吉田「途中下車だ、って言ってんのに?いいですね」
阿部「まあ、いろいろとテレビも出ていかないといけないですからね」
吉田「頑張りましょう」
阿部「でも、60分漫才も続けるかもしれませんし」
吉田「そうですね」
阿部「もし、次回もありましたら、皆さんお友達を誘ってきてください」
吉田「お願いします」
阿部「皆さんが、1人ずつ誘ってきただけで満席になりますから」
吉田「単純に倍ですからね」
阿部「もし、どうやって誘えばいいか分からないという方がいましたら、こうやって言ってあげてください」
吉田「なんて誘えばいいんですか?」
阿部「POISON GIRL BANDの60分漫才、『目を閉じておいでよ』」

▼レイザーラモンRG&椿鬼奴(目を閉じておいでよ)
歌終わりで
2人「どうも、ありがとうございました」

サポートはとても嬉しいですが、お笑いで返すことしかできませんのであしからず。