大学職員に転職したいなら読むべき5冊の本【2022年版】
現役大学職員が、大学職員に転職できる志望動機・自己PR・超絶ホワイトな働き方を、ブログに完全無料で書いています。
▶この記事を書いた人
暇な大学職員(@univadm)
→毎月100時間以上残業していた、社畜系民間企業から大手私立大学職員へ転職。年間休日140日+有給休暇消化率100%、年間ボーナス200万円以上の世界でまったり中です。
■関連記事>>>大学職員の年収ランキング|現役が解説する内部情報【2022年版】
弊ブログから、2018年:16名、2019年:60名、2020年:108名、2021年:73名の累計257名が大学職員へと転職しました。
▶大学職員への転職ブログ(内定実績:累計257名)
社畜が大手大学職員に転職したブログ
▶本記事の内容
・大学職員の転職試験対策で、読むべき本まとめ
弊ブログからは、累計255名以上が大学職員へと転職しました。
このnoteでは、大学職員への転職試験対策として、読むべき本をまとめています。
サクッと簡単に読める雑誌が中心なので、通勤時間での対策にぜひ使ってみください。
大学ランキング2022
コロナ禍での大学の取り組みに対応した最新版です。
大学ランキングや大学の実力については、各大学宛に調査票を配布し、多くの大学が回答している信ぴょう性の高い調査となりますので、大学職員志望者は読んでおいたほうが良いです。
今回の「大学ランキング2022」では『【第1部】コロナ禍の大学を考える』として、文科大臣のインタビューから始まり、各大学の学長クラスのインタビューが掲載されているので、大学がどんな思いでコロナ禍に取り組んだかを、政策的な観点から理解することができます。
また、特徴的なのは、ミネルバ大学という完全オンラインのアメリカの大学の創立者のインタビューも掲載されているので、オンライン授業・対面授業の割合を、アフターコロナの政策としてどの大学も考えているので、参考になります。
あとは、膨大な数のランキングが掲載されていますから、志望先大学がどんな取り組みが強いのか、志望動機をブラッシュアップさせる目的で読み込むと良いです。
大学の真の実力情報公開BOOK 2022(令和4)年度用
毎年、旺文社が実施している大型の大学調査です。
大学職員をしていると、この調査が毎年回ってくるのですが、とにかく回答がめんどくさい。。。
ただ、「入試方法別入学者」は面接の役に立ちます。
基本的には、一般入試比率が高い=基礎学力が高い高校生を入学させられているとなるのですが、私立大学は安定して学生を集めることも重要なので、系列校や指定校推薦でもかなりの合格者を出します。
ただ、もう現代では、早慶ですら、40%が「AO・推薦入試」です。
この割合も、大学職員としての面接では問題提起できるネタとなりますので、押さえておくのが重要です。
週刊ダイヤモンド 2020年8/8・15合併号 [雑誌]
・「Part 1」新型コロナで視界不透明 大学を襲う「七大クライシス」
・「Part 2」コロナ禍にAIで激変? 理系大学の”新序列”
・「Part 3」コロナでどうなる大学経営 財務耐久度ランキング
週刊ダイヤモンドの「大学」シリーズは、
いつも非常に売れるそうです。
それだけ、大学の序列や偏差値のネタがみんな好きと言うことでしょうか。
理系大学や学部の序列記事では、大学職員としての面接の際の、「理系学部の強化ネタ」や、「今後作るべき学部のネタ」として役立ちます。最近だと、データサイエンス系が人気ですね。
また、大学経営の財務耐久度ランキングも参考になります。
ただ、大学って本当に潰れないんです。
週刊東洋経済 2018年2/10号(大学が壊れる)
▶週刊東洋経済「危ない私大」記事・ランキングを徹底検証~不快感示す大学、東経記者は否定
「危ない」18位・創価大学は倒産するまで460年
いかに大学が安定しているかというのは、この雑誌を読むとわかります。
大学というコロナ禍でも盤石なビジネスモデルが理解できます。
最強私学のウラ側 慶應&早稲田(プレジデント 2020年 4/17号)
・大激突! 早大総長 VS 慶應塾長◎田中愛治/長谷山 彰
・慶應10学部・早稲田13学部の新序列・2020年版
総長、塾長の鼎談があるだけでなく、それぞれの就職実績からみる強みがまとめられています。
ただ、最も役立つのは、「専門家が指摘する、絶対に受けさせてはいけないAO入試」という部分。早慶のAO入試は、年間学費100万円以上を取るAO対策予備校の独壇場です。
もう対策しきられていて、予備校側にネタが全部バレている状態。
そんな入試が本当に必要なのでしょうか。
大学職員という仕事に必要とされるのは、「批判的な思考」です。
これは、大学教員が常に「批判的な思考」で物事を考える、研究するというのに似ています。
大学職員の転職面接では、このAO入試のような問題提起をできるように考えておくことで、一気に通過する確率が高くなるのです。
そのためのネタ作りとして、今回紹介した雑誌を読んでおくのは有益です。
中国が仕掛ける大学バトル―週刊東洋経済eビジネス新書No.316
中国の「千人計画」を勉強するにはうってつけの本になります。
日本の著名な研究者も、日本の大学が到底払うことのできない金額の年俸や研究費、住居費用などを中国の大学(=中国政府)が丸抱えすることで、海外に流出しています。
深センなどのIT都市にある大学がどれだけ進歩しているのか、日本の大学は今後どのようにカネや人を集めれば良いのか考えさせられます。
ただ、大学教員や事務職員には「左思想」の人も多く、基本的に大学は政府に批判的なので、面接では「軍事研究をすることによって研究費を稼ぐべき」というような過激な話はオススメしません。。。
この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?