2020年7月14日(火)14:30時ごろの動き


4-6月期の決算発表を控え、前日の米株安の流れを受け、アジア市場も日経平均株価は、上海総合と弱さが目だっている。また、原油価格(WTI)もコロナ感染懸念=経済回復阻害のリスクを意識してなのか一時39.07ドルまで軟化し弱さが目立ち、米10年債利回りは0.631%と若干上昇。

気になったのは、米中間のトランプ政権が近く、2013年に米中の監査監督当局間で結んだ協定について、破棄する方針だと、ロイターが伝えているもので、米国に上場する中国企業が米国の開示規制を迂回している問題に関し、取り締まりの対象を拡大する可能性があると報じられている。

肝心の為替相場は、前日NY市場でのドル安+株安の流れをフォローしながら、アジア市場の株安にも積極的な動きは見られず。

わずかに、USDJPYは午前9時の動きが活発になるタイミングで、ストップを狙ってか前日の高値107.32を若干上回わり107.37と上昇するも続かず。フィキシングを前にして逆に売りへと変化し、107.12まで下落。クロスでは若干ながらJPY高方向へと動いている。

AUDUSDは、前日に新型コロナウイルス感染者数が1万人を突破し、隣接するニューサウスウェールズ州で13日、集団感染が発生しているとのこと。原油価格も弱含みで推移している中で、0.6930~0.6950の狭いレンジで推移しており、0.69600を超えることができるのだろうか?

※※※※※※※※※※※※※※※※※※※