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学生時代に解剖学で「肺」のこと学んでたよなあと思い出し書いてみた

だいぶ間が空いてしまいました。。。
今回は学生時代に習ったことを思い出して書き出しました!
柔整学生向け 簡単にポイントをまとめました。

覚えやすいように解釈をしている部分もありますので宜しくお願いします
解剖学の「肺」についてです 


目次

肺の構造

問題

まとめ


堅い感じでしか書けなかったので退屈になるかもしれませんがここだけは抑えておいても損はないと思います!


肺の構造


肺は右と左にあり右肺は上葉・中葉・下葉の3段の部屋に分けられます
上葉と中葉の境界線を「水平裂」 
中葉と下葉の境界線を「斜裂」
左肺は上葉と下葉の2つに分けられます
上葉と下葉の境界線を「斜裂」といいます


肺尖
肺の上の部分。先が尖っているように見えるので肺尖

肺底
肺の下の部分。底の位置にの名前なので肺の底で肺底

心圧痕
心臓と肺が接する所を心圧痕といい心臓は体の中央より左側にある為、左肺の方に多く心臓が接するかたちになります
(右肺にも心臓は接してます)



なぜ右肺3部屋、左肺に2部屋になるかというと肺に入る気管支が「葉気管支」に枝分かれして右肺に3本、左肺に2本分岐して肺に入るためです


肺は膜に覆われていて、肺の表面と胸壁の内面をおおう漿膜を胸膜という
肺の表面を覆う膜を「肺胸膜」
肋骨側の膜を「壁側胸膜」
壁側胸膜は肋間胸膜、横隔胸膜、縦隔胸膜の三つの部位からなる

※漿膜 薄い半透明の膜 臓器間の摩擦の軽減の役割

肺には肺門というのがあり
気管支、肺動脈・肺静脈、気管支動脈・静脈が通る
これらが通るので肺門には膜が覆われていない

(暗記)
肺の機能血管は肺動脈・静脈
肺の栄養血管は気管支動脈・静脈



問題

肺の栄養血管はどれか
1.肋間動脈
2.気管支動脈
3.肺動脈
4.肺静脈


A. 2

(解説)
3.4は機能血管 肺の栄養血管は気管支動脈・静脈

正しいのはどれか
1.肺は縦隔に含まれる
2.肺の表面は胸膜に覆われる
3.肺尖は横隔膜に接する
4.ガス交換は細気管支で行われる


A.2

(解説)
1.縦隔→縦隔胸膜、胸骨、脊柱、横隔膜で構成
3.肺の下面(肺底)が横隔膜に接する
肺の上端を(肺尖)と呼ばれ鎖骨の上方約2〜3センチほどに及ぶ
4.ガス交換は肺胞

壁側胸膜でないのはどれか
1.肋骨胸膜
2.縦隔胸膜
3.横隔胸膜
4.肺胸膜


A.4

(解説)
壁側胸膜は肋骨胸膜・横隔胸膜・縦隔胸膜の三つの部位からなる

まとめ

右肺 上・中・下葉 斜裂・「水平裂」
左肺 上・下葉   斜裂

肺の上の部分を肺尖
肺の下の部分を肺底
心臓は体の左側にある為右肺に多く接する

肺門を通るのは
気管支
肺動脈・肺静脈
気管支動脈・静脈

肺の機能血管は肺動脈・静脈
肺の栄養血管は気管支動脈・静脈

今回かなり大雑把にポイントをまとめてみました
過去問題に出ているのは少ないですが
ポイントは抑えていると思います。  


最後まで読んで頂きありがとうございました。





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