毎日の仕事に満足感が得られない20代向けの記事
今日は毎日の仕事が終わった後に達成感を感じるために、僕が実践していることを書きたいと思います。とても簡単です。
僕は、これを始めてから1日5〜15分程度で毎日の仕事に達成感や充実感を感じれるようになりました。
僕が実践している方法は基本的に「時間術大全」という本に掲載されている内容が元になっています。
タイトルがちょっと怪しさを覚える方もいるかも知れませんが、名著です。
少しだけ内容を紹介すると、Google USで働く時間オタクの2人が自分たちの生活を豊かにするためにいろんな方法を試し、その中から効果があった87個の方法を抜粋している本です。
僕の意見よりレビューや要約を読んで判断する方がいいと思います(笑)
突然ですが、あなたはto do リストは使っていますか?
僕はWunderlistというto do リストツールを使っています。
やることを頭の中で記憶しなくてよいのでとても便利でいいものですよね。
しかしその一方でto do リストにしたがって、とにかくタスクをこなしていく毎日を送っていると終わりのない仕事に徒労感を覚えたことはありませんか?
日々、大量のto doをこなすことは、とても大事ですが、永遠に発生し続けるto do は一日の達成感や満足感にあまり繋がらないと思います。
日々の仕事に喜びを感じれる場合とそうでない場合では、仕事の質やモチベーションにも影響が出ますよね。
そこで、僕が実践している「毎日の仕事に満足感が得られるようになった方法」をお伝えしたいと思います。
この記事は、
・毎日タスクをこなすのでいっぱいいっぱいになっている人
・仕事終わりに充実感を感じられない人
におすすめの記事になります。
それではさっそく方法についてご紹介していきたいと思います。
7つのステップに分けてご紹介します。
ステップ1: 今日やりたいことを付箋に記載
※実際に僕が利用したものをサンプルとして掲載してます。
ここには仕事だけではなく、プライベートの目標も書いてOKです!
今日、あなたがしたいこと・しなければならないことを記載します。
ここに記載する量は、付箋一枚で書ききれる量が良いです。
もし書ききれない場合は、それをto doリストに一度書いてからそこから本日取り組むものというのを決めて付箋に書いてください。
この日は、仕事のタスクだけですが、僕は「バスケに時間遅れずに参加する」みたいなことを書くときもあります。
付箋はこれを使ってます。
ステップ2: 優先順位付け
これはあなたの基準で優先すべきことを順序付けしてください。
この日の場合、一番優先することは、新規事業のネクストタスクを考えることなのでこれが最優先になります。緊急性が高いことよりも、長期的に重要性が高いことの優先度を重視してます。
ステップ3: 第一優先を赤線で囲む
「え?これ本当に必要?」という声が聞こえてきそうですね。(笑)
これとても大事です。本当です。
「エビングハウスの忘却曲線」という話があります。それによると、人は20分後には48%を忘れるそうです。そのくらい、すぐ忘れる生き物です。そのため、大事なことを忘れないための工夫が必要です。 目立たせることで目が自然と誘導されるので大事なことを忘れません。
(エビングハウスの忘却曲線が気になる方はググってみてください)
赤で囲んだものを本日のハイライトと呼びます。
囲む色は赤でなくとも大丈夫です。目立つ色にしてください。その方が本能的に目が向きます。
ステップ4: 付箋を目につく場所に貼付
この付箋を自分の席の目立つ位置に貼り付けます。先程もお伝えしたように、すぐに忘れちゃうので忘れないようにするためです。
僕はディスプレイがあるので、そこに貼り付けています。
ここまでできたら付箋の準備は完了です。次はカレンダーに移ります。
ステップ5: カレンダーでハイライトの時間を確保
カレンダーは何でもOKです。僕はGoogleカレンダーを利用しています。
ここでは、その日、自分がハイライトやその他のタスクに取り組む時間を設定します。
必ずしも、この時間通りにはいかないですが気にしすぎないようにしましょう。始めから完璧を求めるのは失敗の元です。徐々に時間調整はうまくなるので、思い切って枠を抑えてみましょう。
継続は力なりです!
先にハイライトの時間を確保することが一番重要です。
ステップ6: 振り返りシートにハイライトを記入
この振り返りシートは時間術大全を購入すればダウンロードできます。振り返りができるなら、日報など別のものでもOKです。
必ず立てた予定どおりに仕事をできることはほとんどありません。
そのため、なぜハイライトを達成できたのか?できなかったのか?を振り返る習慣が大事です。
ここまですれば、仕事前にすることは終了です。
ここまでのステップ1〜6を"朝のルーティン"と勝手に名付けています。
朝のルーティンが終わったら、業務を開始します。
その日の仕事が、終わったらステップ7を開始します。
ステップ7: ハイライトの振り返り
※字が読みづらいのはご勘弁をw
ここでは、一日の振り返りをハイライトを軸にして行います。
仕事がすべて終わっていなくとも、振り返る時間はなるべく固定したほうがよいです。習慣にするためです。
僕の場合、毎日19時にこの振り返りをすることにしています。
このシートは、一日5分もあれば振り返りできます。
振り返る内容は次のとおりです
・ハイライトのために時間を使えたのか?
・集中度は10段階でどの程度だった?
・仕事へのエナジーはどの程度だった?
・上記の2つを高めるためにどんなことを試した?
・それはどうだった?良かったことや改善点はあった?
・明日は(も)、試したいことはなに?
・今日の良かったことは?(感謝できることは?)
ここにある内容は、「時間術大全の改善方法がどのくらいできたか?」という質問も入っています。必ずしも同じ内容を振り返る必要はありません。
ご自身で実際に使ってみて振り返るべきポイントというものを絞って振り返ってただければいいと思います。
ですが、下記の3点は振り返ることをおすすめします。
・ハイライトのために時間を使えた?
・なんで使えたのか?使えなかったのか?
・明日はどうする?
以上が毎日仕事に達成感を感じるための方法です。
おわりに
この方法の一番大事なところはその日の「ハイライト」を決めるということになります。
「ハイライト」とは、「その日、最もやりたいこと・やるべきだと思うこと」です。これを仕事を開始する最初に決めます。
これがないと、なんとなくで仕事を開始して、なんとなく一日が終わってしまいます。一番大事なことに気づけず、仕事が終わってしまいます。
偉大な仕事は、毎日の小さい仕事によって生まれるものです。
その毎日の小さい仕事を疎かにしないことがとても大事です。
このハイライトがあると「有意義に一日仕事できたのか?」をハイライトを軸に考えることができます。とても振り返りがしやすいため、自分のしている仕事が前に進んでいると感じやすくなります。
ハイライトが達成できている時は一日の満足度が高くなります。(実体験)
またハイライトが達成できなかった場合も、なぜ達成できなかったかというところを1日5分で振り返ることができるので、次の日に改善することができます。
僕はこれをするようになり、毎日の仕事にとてもメリハリがつきました。
この方法の良い点は、根性論ではなく、自分の行動を仕組み化することによって改善できる点です。
明日から頑張ろうと思っていても基本的に人間の行動を変わりません。
行動が変わるように仕組みを変える方が良いです。
以上となります。
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