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2025年は住宅業界の大転換year

コロナ禍、原油高、物価高、・・・、
そして、政治の不安定・・・・・・、
明るい兆しが見えない、見えづらいですが、
さて、住宅業界はどうなっていくでしょうか。


■2025年の住宅業界

1 建築基準法改正

住宅を建てるに当たって遵守すべき基本的な法律が「建築基準法」なのですが、これが大きく改正されます。

改正点を簡単に説明すると、
これまで確認審査の一部が省略することが出来た2階建て住宅の特例が見直し、縮小されます。

審査が厳しくなると共に申請手続きが複雑になります。
この改正は非常に大きな変化です!

2 建築物省エネ法改正

建築物の省エネルギー基準に関する法律ですが、
住宅の性能を決める大きな基準となりますが、これまでは色々と選ぶことが出来ました。

改正点を簡単に説明すると、
これまでは省エネ基準について現状の性能についての【説明】義務でしたが、今後は、原則、全ての新築住宅が省エネ基準適合を義務付けられます。

これにより、最低基準が大きく引き上げられることになり、コストが大きく上がることになります。

■つまり、選択肢が減って、コスト爆増

大手ハウスメーカーなどの日本最高水準クラスの住宅であれば、来年以降も大した変更はないですが、お客様のご要望やコストに合わせた家づくりをしていた工務店、ビルダー、などの住宅は軒並みコストが大幅に増えることになります。

選択肢が上方修正され、自然とコスト増になります。

併せて、申請期間や工期なども伸びることになると思われるので、時間もかかるようになると考えらえます。

年々、新築着工戸数は減っていますが、
これに拍車をかけることになると予想しています。

とは言え、今から動いたとして、今年度中に着工するのは難しいですので、そういうことになるという情報を得たとして、今後にご活用いただければと思います。

■最後までお読みいただきありがとうございます