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いちごのケーキ by hibikiさん(Tabi:sara第5回)

今回はケーキ。
hibikiさんは「お菓子のお家hibi」という屋号でケーキを販売されているプロだ。
今回お願いしたところ、「ケーキでいいのなら……」ということで引き受けていただいた。いいのならというか、商品なのでこちらが申し訳ない。

僕はちょこちょこ料理はするのだが、お菓子作りはほとんどやらない。
今回の撮影のうちあわせで、「ナッペするところからでいいですか?そこまで準備しておきますね」といわれたが、「?ナッペ?」
食べ物関係でカナッペをすぐに連想してしまうという貧困な発想。あとは字面からドラゴンボールの「ナッパ」もすぐに頭に浮かんだ。
そのくらい分からないお菓子作り。
興味津々で出かけた。

実は今回は、cafaulaitcafaulaitという屋号で洋服を作り、イベント等で販売されているカフェオレさんからのご紹介。
一緒に見学に来るということで、楽しみに伺った。
カフェオレさんはカメラで繋がった方。最後に夏にお会いして、僕が使っているFUJIのX-E3がコンパクトでとてもいいという話をしたら、同じカメラを購入されていた。
FUJI仲間が増えて嬉しい限りだ。

さて、ケーキ作り。
(今回、途中で撮り方を変えたので、途中から雰囲気が変ります)

まずはすでに準備していただいていたスポンジのカット作業。
スポンジの横に高さをそろえるための棒(ルーラーと言うそうだ)をそえて、同じ高さにカット。

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陶芸で粘土の塊をお皿の厚さにそろえるときに、こういうやり方でカットする。最近はやってないが、しばらく陶芸をやっていたので思い出した。

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実は上の写真と次の写真には違いがある。
上の写真ではリストウォーマーがあって、下にはない。
このリストウォーマーはお知り合いの作家さんのハルさんのもの。
「はる、糸。」の屋号で制作されている。
僕も一度お会いし、カメラの話をさせていただいた方だ。

途中から生クリームがつきそうなので、リストウォーマーをはずし、袖もまくって作業続行。

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作業はサクサク進むが、ひとつひとつ簡単そうに見えて、やってみるとなかなか素人ではうまくいかないのだろう。

hibikiさんは多いときは1日に6ホール作ってお客様にお渡しするそうだ。特に休みは決めていないという。
だいたいがお誕生日に注文されるので、そんなときに休めないということだった。

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うん、ここからがナッペということで間違いないだろう。
見ていると、簡単にやっていそう。だけど難しいはず。というか、ここが一番技術が必要な所だ。
テレビで左官屋さんが壁を塗るのを見ていて、簡単そうに見えるけど、実際に芸能人がやって失敗しているのと同じだろう。

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いちごでデコレーション。
このあたりはセンスだろう。
しかし、白い下地に真っ赤ないちご。
なんて美しい見た目だ。

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見た目にも美しく、食べて美味しい。
料理の美味しさは必ずしも見た目と比例するわけじゃないが、見た目が美しいことにこしたことはない。
ちょっと自分でも反省して、心を入れなおそう。

いつもはレシピを載せるところだが、プロの商品なので、今回はレシピは無し。

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せっかく作っていただいた、綺麗なケーキだが、食べるためにカットする。
カットするとスポンジの色、断面の白と赤、さらにリズムがでていい感じ。

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カフェオレさんとhibikiさんと一緒にケーキをいただいた。
実は、hibikiさん、自分では作るけど、ホールで作ってお渡しするので、なかなか自分で食べる機会がないとか。

おいしい!
僕は1年に1回でもケーキを食べるだろうか?というくらいなかなか食べることは無い。好きなのだが。
甘さは少し控えめの大人のケーキといった感じだ。

さて、ここで2人の写真を。

2人

そう、この2人の洋服はカフェオレさんの作品だ。
そして左のカフェオレさんの袖から赤いリストウォーマーも見えている。ハルさんの作品だ。
そしてhibikiさんのケーキを一緒に食べる。

僕もカフェオレさんの服を貸していただいて着ればよかった(写真には写らないが)

最近カフェにも行かないので、久しぶりのゆったりとした、おしゃべりの時間。カメラの話もできて、よい時間だった。

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カフェオレさんからのおみやげ。
カメラの缶のなかにチョコが入っている。
写真には写っていないが、個包装されているチョコの包装はフィルムっぽい感じだ。

芸術品のようなケーキと
よい刺激をいただけた1日でした。

ごちそうさまでした。