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3年間同じバイトを続けて気づいたこと

誰にでもできる仕事を誰よりも早く丁寧にできるのは才能

僕は大学入学と同時にとある飲食店でバイトを始めた。
とても混む店で全国展開してるようなお店。
お店のオープンと同時に始めたのでオープニングスタッフだ。
最初は初めてのことばかりで毎日が新鮮だった。
サービスを受ける側から提供する側になることでお店側の苦労も知れたし、働くってこんなに大変なんだと実感した。
そして何よりお金が自分で稼げるようになって世界が一気に広がった。
自販機で150円コーラを飲みたいけどちょっと動いてスーパーで1.5リットル98円の三ツ矢サイダーを買うことも、ラーメン食べたいからと薬局でカップラーメンを買って隣のコンビニでお湯だけ入れて怒られることもなくなった。
自販機で180円のレッドブルーも買えるようになったし、ラーメンもお店で食べられるようになった。トッピングだってできる。
時には1ヵ月に28日シフト入れてもらって20万稼いだ。
車も自分で買って朝寒さに震えながら自転車を8キロも漕いで学校行くこともなくなった。(乗って4回目で事故られて全損したけど。)
バイト仲間もこれからも付き合っていきたいと思えるようなやつらに出会えたし、時給も上げてもらって、有給だってもらえるし、店代表でおもてなしコンテストまで出場させてもらった。

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こんな長く働いているとあることに気づく。
仕事ができる人、できない人の違い。
大きく分けて2つある。


まず一つは誰にでもできることを誰よりも早く丁寧にできるか。
 最初は新鮮で難しく思えた仕事も細切れにしてみると単純作業の連続だ。
 言ってしまえば殆どの人ができるようなもの。
 テーブルを拭く、料理を作る、運ぶ、会計。
 こんな一つ一つの簡単な作業が回転率に影響する。
 そして店が回転してればしてるほどクレーム数は少なくなる。
 そして仕事は楽になる。
 どうに過ごしても1時間でもらえる給料は変わらない。
 そんなマインドの人はきっと作業も遅い。
 ここまで意識して働いている人はそういなかった。
 悲しいことに社員でも。

もう一つは一緒に働く人にどこまで気を配れるか
 大変になりそうなポジションに早めにサポートに入る。
 ビールの樽を交換。水をもっていってあげる。
 一瞬では気づかないような気配りができる人がいるとかなり楽だ。


この2つはスキルや専門性は必要ない。
マインドの持ちよう次第。
誰でもできること。
でもできる人できない人がいる。
そしてもう一つバイトから学んだこと。
一緒に働く人は選べない。
嫌な上司にあたることも変な同僚にあたることもある。
僕は異動してきた社員が嫌でバイトに行かなくなった。
 ・人によって態度を変える。
 ・自分の出勤時間を操作する。
 ・言ってることとしていることが違う。
本社に訴えれば間違いなくクビになるようなやつ。
ストレスを貯めてまでそいつと働くのも嫌だし、そいつのことを考える時間ももったいない。
一緒に働く人が選べない。
じゃあ自分で選べばいい。
僕が起業したいと思った理由の一つ。

これはあくまで個人の意見で生意気だと思われるかもしれない。
だけどあながち間違っていないと思う。
そのあと色んな旅館を回りながら働いたり、ベトナムでもインドでも働いたけど一緒に働いて楽だなあと思える人は上の2つができている。
逆に言えばこの二つができればかなり重宝される。
誰にでもできること。
今日から意識してみてはどうだろうか。

ホームレスの記事に貴重な時間を使って読んでいただいてありがとうございます。 支援のお礼には私の好きな言葉をランダムで送ります。 皆様にとっていい日になることを祈っております。 私も全力で今を生きます。