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::後編::中学生時代に2週間お付き合いした野球少年な彼

こんにちは!マヌです。

しがない30代女子の恋愛話にお付き合いいただきありがとうございます。


前回のこちらの記事の続きです。


お付き合いしている期間の約2週間は、彼の練習後〜就寝までの間ではありましたが、メールは毎日、電話もたまにしていたと思います。

話す内容は、彼の野球の練習のことや寮での新しい生活のこと、頑張ってねと励ましたり、寂しい思いさせてごめんねとキュンとさせてくれたり。

初めての、誰かと付き合うという感覚に、

憧れだった "少女漫画みたいな恋愛" を日々噛み締めていました。


ちなみに当時ハマっていた少女漫画は、たくさんあるのですが、

ジョージ朝倉先生の "ハートを打ちのめせ!" が世代がドンピシャ過ぎるのと、過激なシーンのあれこれも含めてめちゃくちゃ読んでました。

あと、菅田将暉くんと小松菜奈ちゃんがヒロインで映画も作られた、"溺れるナイフ" とかも私の妄想恋愛では大変刺激になりましたね。


話を戻しますが、

坂口くんとは、お付き合いを始めてから一度だけ、奇跡的に直接会うことができました。

高校入学前に一時的に彼が地元の町に戻ってきている日に、彼の実家と歩いて5分ほどの距離にある、仲良しの友人宅に私がお泊りに行っていた日でした。

彼が実家に一時帰宅していたことはメールで教えてくれていて知ってたのですが、今この子の家にお泊り来てるよ!と言うと、会う流れになることは分かっていたので、言えずにいました。


ちなみに、彼とは同じ町内といえど、私の家からは車で15〜20分ほど離れている距離に住んでいるのと、電車も通っておらず、移動手段は自転車かバス。

どこかで会おうにも落ち着いて会えるようなデートスポットは町の図書館やオープンな公園くらいしかなく、町内はだいたい知っている人たちで溢れているので、噂話や面倒なことは避けたい…とお互い思っていたので、「帰ったら会おう!」という話にはなりませんでした。


友人たちとの中学最後の楽しいお泊り会を抜けて男に会いに行く、空気読めない奴になりたくないなぁと思っていたのもありましたが、正直な気持ちは直接会うのが怖かったからです。

付き合ってから電話やメールをしていたものの、卒業以来は顔を合わせていなかったので、いざ面と向かって話すのは恥ずかしいという気持ちと、沈黙とかできたらどうしようとか、

キスする雰囲気になったらどうしよう

とか。(ファーストキスはまだでしたから・・・)


いろんな思いが、わぁーーーーーーとなりましたが、こう言う時に好奇心が勝つのが私の性。

「実は今、ゆきこ(友人)の家にみんなで泊りに来てて、でも抜けられるかわからなかったけどみんなに坂口くんと付き合ってるって伝えたから、今から会えそう・・・!」

って半ばヤケクソで連絡しました。

坂口くん:「え!?そうなの!?会いたい!!」

まじで坂口くん素直すぎて思い出すと可愛くて泣ける。


ちなみに前編でお伝えした、最初に坂口くんに告白した友人も一緒にお泊りしていました。

その子のことがあったので、一部の友人たちには言えずにいたんですよね・・・。

その友人が天使すぎたのと、すでに吹っ切れていたぽいので炎上することはありませんでした。


ドキドキしながら、伝えられた場所まで暗い夜道を歩いたのを覚えています。

坂口くんと友人宅のちょうど中間時点ほどにある少し空き地になっているスペースがあったので、そこにふたりで横並びになって腰を掛けました。

会話はほぼ覚えていないですが、

田舎なので街灯はなく、月明かりでなんとなく分かる彼の緊張して照れくさそうな表情、目の前に広がる見慣れた田んぼの風景、どうしていいか分からずにとりあえず体育座りで膝を包み込む腕にぎゅっと力が入る感覚、今でも脳内で再生できるくらい覚えています。

(ほんとこんな感じの景色)

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この夜に会えた奇跡に、彼はキスをしたいようでした。

今思うと、これからなかなか会えないから焦りもあったんだと思います。「今この瞬間を逃したら、しばらく会えないかも」って。

どんな会話でそう思ったかは忘れてしまったのですが、ダイレクトではなく「キスしたい」というようなニュアンスのことを伝えられ、

やはり・・・!キタ・・・!どうしよう。。。

というのが私の本音でした。

ファーストキスは、本当に彼で良いのか?

という自問が入ったのが一番の理由だと思います。

あと、心の準備がまだできていないのと、キスする時ってどうしたら良いの!?状態だったからです。

キス以上に進んだらどうしよう!という、当時の私では対応しきれない予想も頭をまわったのもありましたね…。無駄に、少女漫画で知識を培ってしまっていたので…。笑

「まだ、早いかな・・・」

と、お断りさせていただきました。

そうだよね…、と、もの哀しげな坂口くんの表情とトーンの落ちた言葉も印象的でした。

この夜は健全に、またね、とお別れをし、

後日、私はメールで別れたい意思を彼に伝えました。

「やっぱり、坂口くんは寮生活でなかなか会えないし、これからのことを思うと不安でツラくて・・・。」

今思うと、完全に悲劇のヒロインな私にスポット当ててる発言で、本当にお恥ずかしい・・・・!!!!!

そしたら最初から告るな!付き合うな!ですよね。ここまで見てくれてそう思っている方、100点です。

坂口くんは、
「そっか、そうだよね。悲しいけどしょうがない。」
と返事をくれました。

でもお互いにまた縁があればまた付き合いたいっていうようなことも言い合い、
高校生活がんばろうね!と、励まし合って終わりました。

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今だから言いますが、坂口くん、ごめんなさい。

高校に入学したらもっとカッコいい彼氏できるかなって思っていたのが本当の理由です・・・!


坂口くんへは、「愛」を感じるほど深入りはできませんでしたが、恋はしていました。

と、思っていましたが、大人になってこうして当時の恋愛を冷静に分析してみると、

恋してる自分に恋してた

状態だったと思います。

ドラマや少女漫画に出てくるような、
「好きなのに、思い通りにいかない!うぅ・・・!泣」みたいな自分を楽しんでいましたね。

そういう、切なさとか、男の人に大切にしてもらうみたいな体験をしてみたかったんだと思います。

悪い言い方をしてしまうと、その体験をしたいがゆえに坂口くんを利用してしまったとでも言いますでしょうか。。。

まだまだ私も今よりもさらに未熟でしたからね、お許しください。笑

だけどお互いの中で何の恨みやわだかまりもなく終わったので、お互いが中学時代最後の、美しい思い出のままで時が止まっています。(はず)

なので、彼とはここまでで良かったのだと思っています。

誤解して欲しくないので弁解しておきますが、

最初は、進めるところまでお付き合い頑張ってみよう!という思いで一歩を踏み込んだことは嘘ではありませんでした。

日々、寮の中にいる彼と携帯電話だけで繋がっている感じが私の理想の恋愛でないなと、少し体感してみて気が付いたのです。

華の高校生活、こんな感じで終わるのは嫌だ!!!

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一度きりの人生、その瞬間はその時しかないですし、どんな選択をするかは自分次第ですよね。

縁があればまたどこかで繋がりますし。


今回のエピソードとはまたちょっと軸がずれてしまうのですが、この出逢いと別れの季節なので、最後にこんなお話をしたいと思います。

私はこの後の人生の中でも、進路のタイミングでお付き合いしている相手によって選択を迫られることが多々ありました。

今現在同じように、これから選ぶ進路や就職によって、お付き合いしている相手と遠距離になったり、あるいは別れてしまうことになる、という辛さに負けて、本当に進みたいはずの道を妥協する方、しようとする方もいらっしゃると思います。

あるいは家族や、他にも人以外が値する方もいらっしゃるかもしれません。

私は、それでも良いと思うんです。

だって、大好きな相手と遠距離恋愛とか耐えられなくないですか?

せっかくキラキラした新しい道に進むのに、悲しさ背負いながら選ぶ必要はないと思います。

どうなるかなんて、自分で体験してみないと分からないです。

ただ、結果お別れすることになった場合に、これだけは厳守できるという自信がある限定で、この選択が許されるのではと思います。

自分あるいは相手を責めないこと。

相手のおかげでこんなに素敵な友達と出会えた、こんな経験ができた、こんな気持ちになれた、とか。

きちんとその経験を有意義に捉えることができる自信があれば、ぜひそうした方が良いと思います。

もちろん、私も「この人とあの時別れていれば今頃人生違ってたなぁ…」なんてこと何度も思ったことあります。

でもそっちに行けばそっちの悩みや辛い思いもあっただろうし、体験していないことと比較なんてできないので、比較する必要もないのです。

これも本当に、経験してみないと分からないことなのですが、

縁があればまた再会する んです。

私は、今の旦那さまがそうでした。

歴代の彼らと出逢ってお付き合いしていなければ、きっと今の旦那さまとも出逢ったり再会したりすることはなかったかなとも思います。

過去を振り返ると、神様(あるいは自分)が設定した複雑なルートに感心します。

私のような、恋愛で進路を揺さぶられやすい人からすると、しっかり自分と見つめ合って自分中心の選択をできている方にはとても憧れます。

本当だったら、私もそうなりたかったな!!!でもなれないからしょうがない!!!

という本音で、今回のお話は締めさせていただきます。

最後まで読んでいただきありがとうございました。

次回からの恋愛トークは、高校生時代編を綴りたいと思います。

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自然いっぱいのど田舎地方で生まれ、憧れの東京で働き、30歳で結婚しました。私が育ってきた環境のこと、これまでの恋愛経験、東京での仕事と暮らしについて、30代女のこれまでのこととこれからのこと。ヘビーな体験はなるべくポップにお話します。
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