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映画「博士の異常な愛情」観た【ネタばれ有】

「冷戦 × 精神異常 × 核 × 相互確証破壊 × 終末兵器」のブラックコメディ映画です。
正式名称は「博士の異常な愛情 または私は如何にして心配するのを止めて水爆を愛するようになったか」

博士が異常な作品と思いきや登場人物ほぼ全員異常っていう😓
一人三役やってるの全然気づかんかった……。

キューブリック最後のモノクロ映画だとか。
これで「2001年宇宙の旅」「時計仕掛けのオレンジ」と並ぶキューブリック三部作とやらをすべて観ることができました。

あらすじ

リッパー将軍が精神に異常をきたし、戦略パトロール中のB-52部隊に"R作戦"を命じる。
さらに自身のいる空軍基地に対し外からの情報を遮断し厳戒態勢を敷く。

この事態に気づいた政府首脳陣はペンタゴンにソ連大使を招き、ソ連首相とホットラインで情報を共有する。そこでソ連が核攻撃を受けた場合に「皆殺し装置(自動的に爆発して地球上の全生物を放射性物質で絶滅させる爆弾)」が作動することを知る。

爆撃機はリッパー将軍しか知らない暗号を使わなければ通信できないようになっており、その暗号を聞き出すため空軍基地に動員をかける。
空軍基地を制圧最中にリッパー将軍は捕まって拷問を受けることを恐れ自殺してしまうが、マンドレイク大佐によって暗号を解読することに成功する。

暗号によって爆撃部隊に帰還命令を出すことに成功したが、1機だけ通信装置が壊れてしまい帰還命令を受け取れずに作戦続行中のままにいた。

そして核攻撃が実行されてしまい、「皆殺し装置」も作動し核爆発の映像が繰り返し流れるシーンで終わる。

感想

\(^o^)/
人類オワタ。「また会いましょう」じゃねえよ🤣

結末自体は知ってたんですが、落とす前に機器トラブルで「落とさずに済むのかな」なんてハラハラもしてみたんですが少佐ごと落ちていきましたね。

邦題的に博士がメイン人物なのかと思いきや、最初からリッパー将軍の異常行動を見せつけられるし、博士出てきたと思ったら思ってた以上に変な人でナチス式敬礼押さえつけようとしてるし、やべぇ存在感プンプンしてました。すごい。

「映画はフィクションであり、現実には起こりえない」

😉