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10歳の壁

 10歳の壁「壁を乗り越えられる」力があれば将来、教えを伝承できる人になれます。
子ども達には、今後とも「七田眞先生の教え」を継承して欲しいです。
 私の息子は胎教(生まれる前の胎児教育)から、七田眞先生の教育方針である七田式で育てて参りました。1歳半ぐらいから七田教室に通い始め、小学校卒業まで七田式で鍛えてきました。
他の七田式卒業の生徒達と同様に、莫大な情報を一瞬で記憶する「写真記憶」ができ、それをイメージに置き換えることで、問題点の克服や目標達成ができるようになりました。
 また、ゼロからイチを創り出せる素晴らしい能力が備わりました。それにも関わらず、本人達はそれが特別な能力では無く、「人間が持つ当たり前の能力」とだけ感じているのです。
 ただしこの頃は、メディアの仕事でイメージ力が大いに役立つことが、少しずつ自覚できるようになりました。
これからの若者と時代が必要なのは、まさにこれらの能力なのです。
 そのことを、完全に自覚できる日も近いので、息子も「七田眞先生の教え」を世界に広げるリーダー役となって欲しいです。
 ところで10歳の壁とは、10歳くらいの時期に児童の学習が急に進まなくなる現象を指します。
9歳の壁、小4の壁ともいわれます。
 この時期が、学習内容が抽象的になり思考力が必要とされる時期であることや、自他の違いを意識し始める不安定な時期であることなどが原因とされています。この時期は、反抗期の始まりで、子ども達が本格的自立を始める時期でもあるため、上手く親離れ、子離れ、自立ができなくなって、それが壁になっているのだと考えられますが、明確な根拠はありません。       
また、学習の問題に限らず、運動能力・人格形成などにとっても重要な時期としてとらえられるのです。
 私はそれらの原因は、三年生頃までの親の教育だと考えます。三年生までの生活習慣と勉強習慣ができなければ、壁がはだかるのは当たり前のことだからなのです。それまで何もしないで放置しておいて四年生になって、いきなり慌てる方が親として恥ずかしいことなのです。
幸い私の息子からは、10才の壁を感じることはありませんでしたが、私の生徒達からは、10才の壁を感じることが良くあります。
特に男の子の家庭では、ちょうど「ギャングエイジ」と重なるため、より一層扱いにくさを感じ、10才の壁問題が起こります。  
私が「お父さん勉強会」でいつも父親達に説明する事例は、シャチの父親が子どもに対して命懸けで、餌の捕り方を教える話です。
ライオンが獲物を捕るときにも全力を出し尽くすのと同様に、あれだけ大きな体のシャチでも、餌を捕るときには命懸けなのです。   
その命懸けの猟を子どもに伝える為に、目の前でわかりやすく実践をして見せます。波打ち際の猟になるので、もしも海岸に打ち上げられたなら、巨大な体がかえって命取りになりかねません。 
シャチの世界でも親子間で命懸けの伝承が有り、日本でも昔から一子相伝と言う、秘密の親子間伝承が続いてきました。    
ですから人間の父親も、少なくとも小学校三年生までに、その親子間伝承が実用だと私は考えます。
もし親子間伝承がされれば、10才の壁問題は無くなる筈だと私は考えます。
親子間伝承が終わっていれば、後は自分の力で自立するだけなのです。
それでも困難に陥ったときには、カラオケで家族一緒に「それが大事」等の頑張りソングを歌ってみてください。家族の団結が高まり、ストレスが解消されて、もう一度一からやり直す元気が出るからなのです。
またサーフィンや、巨大滑り台上り等で、壁を乗り越えられずに、どん底まで叩きのめされる訓練をして、這い上がることを覚えた子ども達なら、それらの壁をもろともとせずに、二度や三度の失敗を乗り越えて、壁を越えられるようになる筈なのです。
 そして、私がブログに書いている毎日のテーマを必須課題だと意識して1番から365番まで実行してみてください。それらをやり遂げた先には、お子さんたちの大きな成長と進化がカタチになって現れて来ている筈ですので、それを楽しみに毎日のテーマとその課題に、お子さんと一緒になって全力で取り組んでみてください。 

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