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人を使う側

 人を使う側、「元締めになれる」力があれば将来、社長にふさわしい人なれます。
 子ども達には将来、人に雇われ、使われる人間ではなく、人を雇い、使う側の人間になって欲しいのです。何事においても、自分が元締めにならなければ、自分の思う通りにはできませんし、お金も儲かりません。
 ところで、日本においても、ほとんどのサラリーマンや公務員は仕事と給料を貰って、使われる側の立場となっているのが現実です。
しかしながら、人に使われる側に一生居座ってしまえば、大きな仕事はできませんし、お金持ちにもなれませんし、本当の意味で世のため、人のために貢献することもできません。 
ですから私は、自分の息子には、人を使う側の人間になって欲しいと考えて、子育てを続けて参りました。
人を使う側の人間になるということは、使う人間だけでなく、その家族も含めて養い、面倒を見て、気を使わなければなりません。
普通のサラリーマンとは比較できない程大きな責任を背負うことになります。ですから、より責任感が強く、信頼される人間にならなければなりません。
公務員や、大企業で責任が楽な道を選ぶ方法もあると思いますが、世の一般的な両親とは違い、我が家ではあえて厳しい道を進むことに賛成しました。
なぜならば、たった一度の人生なのですから、自分らしく、より大きな仕事をして欲しいと考えたからなのです。
主体性を持たずに、人の言うことにただ従い、働くだけでは奴隷の人生も同然だからです。
 現代の世界を見ても、約1%の富裕層が世界の半分以上の資産を独占支配しているのが現実なのです。
日本でも、ほとんどのサラリーマンや公務員は仕事と給料を貰って、使われる側の立場となってただ働いているのが現実です。
 使われる人というのは、基本的には雇い主の命令通りに、言われるがままに仕事をするのがルールなので、雇い主に面と向かって逆らったり、言われることをやらないことが許されない、いわば拘束された立場なのです。
ときには、自分の意思に反することや倫理に反くことも行わなければならず、自分の思い通りに行動することはできません。
 これは日本の教育の弊害なのかもしれませんが、日本の社会には「指示待ち人間」がとても多いことに驚きます。指示されなければ、何をやってよいのかが全く分からなくなってしまう人が多いのです。逆にマニュアルさえあれば、その通りにどんどんと仕事ができてしまう、マニュアル人間も増えました。そんなようでは、主体性は全く育ちません。
 子ども達には、何でもよいので、早くから自分でチームを作って、人を動かす訓練をさせて欲しいのです。  
もし学級委員やクラブのリーダーやキャプテンになれれば、そのような能力がどんどんついていきます。
ですから、子ども達にはどんなに小さい組織でも、人を使い動かす側の人間として生きて行けるように教育するのが、両親の役割だと信じています。  欧米では、小学生の内から株式投資のシュミレーションゲーム等を通して、社会の仕組みや、お金を稼ぐことについて学校で学ばせるプログラムを導入しているところも増えています。J.F.ケネディ元アメリカ大統領の名演説のように、「国が何をしてくれるかではなく、自分が国に何ができるか」を考えるべきなのです。
自分の子ども達には、是非ともそのように教え育ててあげて欲しいのです。

 そして、私がブログに書いている毎日のテーマを必須課題だと意識して1番から365番まで実行してみてください。それらをやり遂げた先には、お子さん達の大きな成長と進化がカタチになって現れて来ている筈ですので、それを楽しみに毎日のテーマとその課題に、お子さんと一緒になって全力で取り組んでみてください。  

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