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創造的破壊

 創造的破壊(新陳代謝)「壊した後をイメージできる」力があれば、将来、大学でも単位取得が上手に出来る人になれます。
 頭の中で情報を、フィードバックさせて考えてみると、情報を可視化することにも繋がります。
 私の息子は古いやり方を嫌う傾向があります。「そんなものはぶっ壊してしまえ」という創造的破壊の発想なのだと思います。
 私の息子が早稲田大学法学部時代に行っていたのは、古い口語体の六法全集を「ダ・ヴィンチマップ」の手法を使って、イメージ化することでした。「創造力」は、目に見えないモノを見える形にするだけではなく、古くなってしまった形を新たにイメージして作りかえるという、新陳代謝を加速させるような力をも必要とするのです。
 息子たちの世代には、是非とも世界のリーダーとなって、古いものを破壊して、新たに素晴らしい未来を創り上げて欲しいと期待をしています。
 古くて堅苦しいモノを破壊し、イメージ化を経て、新たなモノを創り上げるというスキームを、是非とも新手法として確立して行って欲しいのです。
 創造的破壊が新しいモノを生み出す為に必要な力であり、世の中の多くの人々に期待される能力として、認知される日が早く来て欲しいと願います。
 ただ単にぶっ壊すのではなくて、あくまでも新しいものを創り上げるためにぶっ壊すのです。そのような発想や行動が、今後の日本においてもとても重要になってくるでしょう。またそのような人材がどんどん出てくることを期待しています。       息子は早稲田大学法学部に合格した後も、野球部の活動で忙しい中、しっかりと数々のテストをクリアし、順調に単位を取り続けていました。そもそも、野球部内はスポーツ科学部の選手が多く、法学部や政経学部の選手は、一部の附属出身者しかいないような状況だったのですが、中には単位が取れずに留年し、卒業単位を取れぬまま大学を終了してしまう選手もおりました。
 また野球部を辞めてからは、ベンチャー企業の立ち上げで会社に泊まり込んで仕事を続けている状況で、なかなか大学の授業に参加する事も難しい日々が続きました。しかしながら最終的には、特に単位取得が厳しい法学部であったにもかかわらず、10単位以上もオーバーして卒業することができたのでした。こんなところにも、幼少期から培った様々な能力が役だったことを、父親として嬉しく感じました。
 ところで情報も目に見えにくいモノなので、情報を可視化できる能力は重要です。子ども達にも、どうしたら情報を可視化できるのかを、いつも頭に入れて、インターネットやSNSを上手に操って欲しいと考えています。
工夫次第で、情報の価値は一気に上がる……そんな視点で考えて欲しいのです。例えばYahooのトップページにはニュースという項目があります。現在、リアルタイムのニュースをたったの13文字で、最大でも8項目ほど並べてあります。その8項目最大104文字を見れば、とりあえず現在の世界情勢が手に取るようにわかってしまうのです。
Twitterのつぶやきも同じです。制限された文字数の短い情報が社会運動を呼び、世界を動かすことにも繋がっていくのです。
LINEのスタンプならば、一瞬にして相手の意思を理解することができてしまう。情報をどのように、読者の目に留めさせて、どのように理解させるか、情報を可視化させることがとても重要な時代となっているのです。
IT社会においては、ITリテラシーが高く、情報共有が早く、さらにそれらの情報を俯瞰して大局的に見る能力が重要になります。子ども達にそれらの能力を着けさせるためには、実際に俯瞰できるところ……例えば東京スカイツリーや高層ビルの展望台に連れて行くことがとても重要なのです。実際に3000万人都市である東京とその近郊を真上から見下ろすことで、大きなものを見極める力が育つものと信じております。
それは、「百聞は一見に如かず」だからです。それぞれが見た景色の中から、それぞれの視点にだけにしか見えない景色を選び出し、何かを見つけて行くことがとても重要になってきます。それは富士山や筑波山の山頂から見える景色でも同じことが言えるのではないのでしょうか。このように考えるのは、私自身が、ニューヨークマンハッタン五番街の高層ビルペントハウスから見た景色の中で、世界の経済や情勢を考える経験を積んで来たからなのだと感じるのです。
 最近はSNSの普及で、世界中の人々と手軽に友達になれることからも、そのようなツールを通して、子ども達が国際感覚を身に付け、価値ある情報連携が出来るようになることを願うのです。 
 そして、私がブログに書いている毎日のテーマを必須課題だと意識して1番から365番まで実行してみてください。それらをやり遂げた先には、お子さん達の大きな成長と進化がカタチになって現れて来ている筈だからなのです。お子さん達の大きな成長を楽しみにして、毎日のテーマとその課題に、お子さん達と一緒になって全力で取り組んでみてください。

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