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引き算で考える 318

 子ども達に企画力を身に付けさせる為には、足し算だけで考えようとするのでは無く、時には引き算で考えることも教えてあげてください。
 引き算の思考は 「あれかこれか」を選択する消去法で考える方法なのです。
また引き算というのは、肩にかついだり、両手いっぱいに抱えたりしていた荷物を、本当に必要か吟味し、余計なものは手放すことなのです。生きていくのに本当に必要な荷物だけを持って、身軽でいたいと思うようになれる方法なのです。
 そうやって引き算してみると、人は意外と少ないものだけでも生きていけることが分かるのです。
 つまり、知恵を働かせる工夫をすれば、同じモノを幾通りにも使うことができ、必要最低限のモノで充分に生活することが出来るのです。実際にそのような生活を実践している人達のことをミニマリストと呼んてまいます。
 与えられた情報を鵜吞みにしないこと、もっと他にも使い道があるのではないかと考えること。そうすると、自分だけの自分らしい暮らしが生まれ、より自分の環境に合った快適な暮らし方ができるようになります。
用途というのは、自分にとって使いやすければそれでいいのであって、その使い方に正しいも間違いもないと知ることが出来るようになるのです。
 子ども達が引き算で考えられるようになれるようにする為には、モノを無闇に買い与えるのでは無くて、工夫をしてモノを活用することがいかに素晴らしいことなのかを教えてあげてください。
 例えば完全品を買うのでは無く、100円ショップのグッズを組み合わせて、自分なりの活用方法を考える習慣を持てば、お金を掛けずに快適な生活を送れるようになるからなのです。海外旅行に出掛ける際にも、大きなボストンバックを持って出掛けるのでは無く、機内に持ち込める小さな手荷物だけで出掛ければ、荷物受け取りのトラブルからも解放され、移動もスムーズに行えるようになるからなのです。
 そして、私がブログに書いている毎日のテーマを必須課題だと意識して1番から365番まで実行してみてください。それらをやり遂げた先には、子ども達の大きな成長と進化がカタチになって現れて来ている筈ですので、それを楽しみに毎日のテーマとその課題に、子ども達と一緒になって全力で取り組んでみてください。 

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