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焚火 101

 実は最近、この「焚火」が子ども達の学力を伸ばすということで、にわかに注目されていることをご存知でしょうか。「子どもに火を扱う体験をさせることは、あらゆる教育の原点であり、これより「上」の体験学習は無いと言っても過言では無いのです。焚き火は、注意力や現場対応力など、「生きる力」を身につけるのに最適なので、あらゆる教育の原点だとも言われているのです。
 特に火起こしは、アウトドアを楽しむためにも、緊急時を乗り越えるためにも、必須なスキルでありながら、皆さんが思っているほど難しい技術ではありません。とても簡単な方法から、上級者向けの方法まであるので、まずはキャンプ場で楽しく基本を練習しましょう。楽しいキャンプの為だけではなく、緊急時に備えるためにも、また、やる気を出す方法を身に付けることにも繋がるのです。
 薪を集め、ナタで適当な大きさに割り、薪を組み、焚きつけをくべて火をおこし、薪に火をまわし、安定させ、炭をつくる。人類の発展の歴史は火を制御するところから始まったと言われますが、まさにそんな知識と経験が必要とされるのです。 子ども達は、火の番をするのが本能的に好きなのです。薪をくべるのを任せたりすると、とても喜ぶのです。
 キャンプの夜、ゆらめく炎をながめながら、薪をくべて行く。たったそれだけのことなのに、子ども達はきっと、何時間でも飽きることがないでしょう。そして、普段、扱うことのできない火に触れさせることは、計り知れないほど子どもの感性を豊かにすることでしょう。ワクワクドキドキ、感動することを覚えさせること、美しいものを魅せること、これに勝る教育はないのです。
 焚き火を囲むと大人達は、お酒を呑みながらじっくりと至福の時間わ過ごすことができます。大人でさえ、不思議と普段は話せないようなことも話せたりするのです。子ども達なら、尚更なのです。     焚火の不思議な力が、心の底まで安らぎを与えてくれるのです。火を扱う技術は、人間の智慧であり、火と向き合うことで、人は自然に溶け込み、ありのままの自分の存在に戻れるのかもしれません。また、焚き火の音が不思議と集中力をも高めてくれるのです。そんな焚火の魔力を是非、親子で楽しんでみてはいかがでしょうか。
 そして、私がブログに書いている毎日のテーマを必須課題だと意識して1番から365番まで実行してみてください。それらをやり遂げた先には、お子さん達の大きな成長と進化がカタチになって現れて来ている筈ですので、それを楽しみに毎日のテーマとその課題に、お子さんと一緒になって全力で取り組んでみてください。  

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