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当たり前のことだけど…「聴く」「見る」「読む」「書く」「話す」ことが人生を楽しくするよねって話

生きていて最近気づいたことは、《「書く」行為の結果は、聴いたり見たりする時に得られる感想と全く違う》ということ。それは、この「note」という場が気付かせてくれたように思います。

言い換えれば、「あれ?自分こんなこと思ってた(考えてた)の!?」といったように、自分が自分自身に驚いてしまう、という感覚です。

この感覚をまず大切にしようと思いながら、日々を過ごしていたら、タイトルの通り、めちゃくちゃ当たり前の言葉に帰結したわけです。

けれども、この五感をフルに使うような、(「知覚過敏」とでも表現すれば適切なのだろうか)日常体験は簡単に得ることは出来ない、とも思い知らされました。

そのことについて、簡単に棚卸してみたいと思います。


「聴く」「見る」「読む」「書く」「話す」の図解

逆三角形のマトリックスで表現しています。
以下、図の用語について各々の役割を説明してみます。

「内部環境」:自己の判断と決定に関わる部分。
 ⇒「聴く」:聴覚から得られる情報。
 ⇒「見る」:視覚から得られる情報。
 ⇒「読む」:「聴く」「見る」からの情報を精査・選択し咀嚼すること。
 ⇒「書く」:「読む」からの情報を精査・選択し解釈すること。

「外部環境」:2者以上の判断と決定に関わる部分。
 ⇒「話す」「書く」から得た知覚を外部で適切に表現すること。

(少し長いですが…)
次に、文章を並べて、上図の流れの通りに説明していきます。

❶「内部環境」は自己の判断と決定にかかわる部分であり、物事を考えるにあたってスタートを切るのはこの部分。そして、その出発地点はいつでも、「聴く」「見る」という行為に依存する。

❷「聴く」「見る」は(例外を除き)誰にでも与えられる平等な経験である。情報社会を考えればスマートフォンは普及率が著しいデバイスであり、そういったものを駆使して、何を「聴く」か、そして何を「見る」か、という選択を行う。

❸「聴く」「見る」行為で感化された精神により、より部分的な情報を得たいという欲求が生まれる。その欲求が「読む」へと繋がる。「読む」行為によって、「聴く」「見る」で得た情報が精査・理解され易くなる。「読む」ことで、今後の情報の選択肢や知覚範囲が広がっていく。

❹「読む」ことで咀嚼した情報を(noteなどで)「書く」ことで、情報を整理する。整理できなければ、「読む」行為での情報の要旨が掴めていないか、理解できていないことが分かる。また、整理ができれば、「読む」で得た情報の要旨を概ね理解できている、と考えられる。

❺【ここが伝えたいところです!】ここまでの「書く」行為で、「聴く」「見る」「読む」以上の気付きを感じることができる。ここで、今までの情報に自分の解釈が新たに加わる。

❻「書く」
までで得られた、純粋な情報と自己の解釈について、2者以上で交換し合い、「話す」行為を行う。「話す」ことで、自己の解釈とは違う別の解釈を得ることができる。その別の解釈は、自分の「聴く」「見る」の視野を拡大してくれる。

❼「聴く」「見る」行為に再度戻り、以降は繰り返される。しかし、最初の「聴く」「見る」よりも、土俵が広がっていることに気付かされる。

《「聴く」「見る」⇒「読む」⇒「書く」⇒「話す」⇒「聴く」「見る」……》このサイクルを自然な形で繰り返すこととは、下図のように、「聴く」「見る」の視野(幅)が広がり、さらに「話す」行為が充実していく、という意味です。

最初は小さいきっかけだった「聴く」「見る」行為が、繰り返すことで逆三角形が拡大していき、予想以上のものが得られる瞬間がある、ということです。その瞬間ほど、「楽しい!」と思うことはありません。

しかしながら、「内部環境」は自己の判断に依存するので、いかに繰り返す行為を行うか、という課題があります。

そんな課題に立ち向かうために、この図のいいところを活用します。
逆三角形の形を自由自在に変化させてしまいましょう。

課題例①:はじめの一歩が踏み出せない。
⇒とにかく、何かを「聴く」「見る」を経験する。

(逆三角の一番上を広げて準備する。)
課題例②:「読む」時間、意欲がない。
焦らずに「聴く」「見る」経験を積む。
(逆三角の一番上を広げて「読む」準備をする。)
課題例③:「書く」時間、意欲がない。
「聴く」「見る」「読む」経験と積む。
(逆三角の真ん中を中心に広げて「書く」準備をする。)
課題例④:誰かに「話す」時間、きっかけがない。
noteなどの、SNSサービスを活用する。
(とりあえず「内部環境」の充実に時間を充てる。)
課題例⑤:「書く」ことが辛い。
「書く」以外の「内部環境」を充実させる。
(逆三角の一番上と真ん中を拡大させる。)
課題例⑥:「話す」でうまく表現できない。
「書く」で得た情報と解釈を再度確認する。
(逆三角全てでなく、再度「書く」部分のみに焦点を当てる。)

などなど…

逆三角形は必ずしも、三角形でなければいけない訳ではなく、その都度自分のモチベーションに応じて変形して、自分が表現できる場を増やしていければいいと思うのです。

個人的に、「書く」という行為が「内部環境」で一番大切で、重要で、楽しい部分であると思います。「書く」ことで、「聴く」「見る」「読む」で得られたモノ以上の「何か」を、はっと思いつく瞬間がたまらなく気持ちいいです。そして、それを誰かに「話す」、語ってみる瞬間は、とても有意義なものになること間違いなしです。

そんな「書く」行為をより可能にするのが、「note」という場だと思います。


「聴く」「見る」「読む」「書く」「話す」ことが人生を楽しくするよねって話

全ての行為を満遍なくできればいいのだけれど、そういうわけにもいかないのが現代人ですね。全てこなすことが無理でも、どこか1つでいいから充実することができれば、きっとそれ以外の要素が輝いてくる瞬間ってあると思うんです。

僕自身は、もっと「知らないこと」を知って、いろいろと考えられるようになって、もっと人生を楽しみたいと思うので、これからもnoteを活用させて頂きたいと思っています!

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