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札幌-層雲峡

夏もそろそろ終わってしまう。

今年はロングライド、あまりできなかったな。

あ、4連休あるじゃん!

ということで、層雲峡まで、約200km走ってきました。


目的

来年の春休みに向けて絶賛計画中のキャノンボール
それに向けた練習も兼ねてのロングライド。

層雲峡と言えば、紅葉の名所でもあります。
9月末ともなれば、葉も色付いているのではないか、という淡い期待も抱きつつ、層雲峡まで行きます。


計画

今回は、1人で1泊の行程。
層雲峡ではホテルを2泊予約していて、全行程で3泊4日となる。

稚内の時とは、自転車も変わりました。
GIANTなのは変わらず、クロスバイク→ロードバイクに。
この子とのロングライドは初めてで、少しドキドキしてました。

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装備は以下の通り

<トップチューブバッグ>
・パンク修理セット
・モバイルバッテリー
・財布

<サドルバッグ>
・テント
・ヒートテック上下
・輪行バッグ

<リュック>
・寝袋
・レインウェア上下
・メガネ
・アイウェア

<その他>
・エアポンプ
・ボトル
・スマホ
・ヘルメット
・サイクルウェア上下
・靴

テントがもう少し小さければ、リュックなしでも行ける。
次までに、より小さいテントを探す。

今回の計画はこうだ
・札幌ー層雲峡の約200 kmを走る
・旭川(約130 km)で一泊する、1日半のライド
・層雲峡で2泊楽しむ
・帰りは上川駅から電車
前回よりは計画的なライドになるかな。

前日譚

前日と言うか、4日前から布石があった。
本業の実験スケジュールをしくじったのだ。
前日の夜中(~0時)と、出発当日の朝(~5時)に実験しなければいけないスケジュールになってしまったのだ。

そんなこんなで、久しぶりのロングライドに対して、一抹の不安を抱えたまま、当日朝を迎えた。

札幌-旭川(1日目)

出発前に、サクッと実験を終わらせて、朝一に大学から始まった。
睡眠不足を感じることもなく、万全の態勢で臨む。

牛丼大盛りを腹に突っ込んで、出発。

少し前に富良野まで行ったのですが、その道を再び通り順調な滑り出し。
途中、キレイな雲と濡れたアスファルトをパシャリ。

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滝川でお昼ご飯に唐揚げ定食。
疲れた体にしみる美味しさ、温かさ。

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少し暑さを感じるものの、大きく苦しめられることはなく、着ているものと持ってきているものとで調整できる程度のものでした。

さらに、道も基本的に平坦で、整備されていて、車通りも多くなく、とても走りやすい環境でした。

旭川では、神居古潭という場所?がとてもキレイでした。
火山岩が織りなす雄大な光景、川と崖と木々のコントラスト、とてもステキでした。
月並みな表現ではありますが、まるで日本ではないかのような、まるで地球ではないかのような、そんな光景でした。

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旭川に着いたのは15時半ごろ。
想定していたより少し早い到着。

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到着してからは、宿探し。
旭川では、好立地のキャンプサイトで夜を越しました。

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800円でこのロケーション。素晴らしい。
キャンプサイト内で唯一紅葉していた樹の下にテントを張り、宿泊。

テント内では、なるべく防寒を意識した格好を心掛けてはいるものの、そこはやはり北海道。
めちゃくちゃ寒くて夜に何度も起きる事態に。
とは言っても、まだ何とかこらえられる。ご飯を食べて、体のエネルギーを使い、耐え、眠る。
夜中、突然の通り雨に驚き、目を覚ます。しかしこれも耐え、眠る。

風邪ひかないといいなぁ。

そんなこんなで1日目は終了。

旭川-層雲峡(2日目)

外が明るくなるのに合わせて起床。

昨夜の寒さや雨はどこへやら、寝不足感も寒さも感じず行動開始。
テントを畳み、いざ出発。

この日はひたすらに登る。クライミングの日だ。
旭川から層雲峡まで、進む距離は約60 km、登る距離は約600 m。
平均斜度は1.0%と言うことになるのだろうか。
ずっと、緩やかに登り続ける。
さらに、コンビニや道の駅もごく限られている。

まあ、大丈夫だろう。
持ち前の無鉄砲さで気にせず走る。

最初は平坦が続く。
一度撮ってみたかった構図でパシャリ。
走りながらの撮影、なかなかうまくは行かないものですね。

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そうこうしてるうちに、登り区間に突入。

自転車の良いところは、どんなに遅くとも、ペダルを回した分だけ確実に前に進むという点だと思う。
それは平坦でも登りでも。止まらなければ進める。

田畑に囲まれた道を延々と回し続ける。
天気も良いし、景色も良い。

田畑を超えると、切り立った崖と川。雄大で、荘厳。

存分にロングライドを楽しんだ。

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そして宿泊地に到着。

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帰り道

もちろん、これは層雲峡観光を存分に楽しんだ後の話だ。
言うならば、エピローグだ。

実は帰り道、層雲峡温泉街から上川駅までは自転車で下った。
理由は、下り坂を楽しみたいというのと、バスでの輪行はあまりしたくないというのと、途中に寄りたい場所があるという3つだ。

ロングライドで疲れた足ではあるが、下り坂の疾走感、流れる景色はとても気持ちが良い。
ゆる~くペダルを回すも、20 km/hを下回ることはほとんどなかった。

寄りたいところというのは、上川大雪酒造だ。
友人の勧めもあって、一度飲んでみたいと思っていた。
ということで、買ったのがこれだ。
ホテルで地域振興商品券のようなものをもらっていたので、少し奮発してグラスセットで購入。

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これから飲む。楽しみ。

終わり。

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