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制作会社へ営業する際のポートフォリオの見せ方のコツ

フリーランスでWebデザイナー/フロントエンドエンジニアとして活動している@dai_webpです。

このnoteでは、
Webデザイナーやコーダーが制作会社へ営業する際の「ポートフォリオの見せ方のコツ」について解説していきます。

なかなか返信を貰えない、ポートフォリオに載せる内容に迷っている、ちゃんと作れているか不安…のような悩みを持っている方は是非参考にしてみてください。

以下の内容を中心に解説しています。

  • 営業方法(無料部分)

    • こんな営業は絶対ダメ

    • どのように営業するべきか

  • ポートフォリオの見せ方(有料部分)

    • 5秒で「この人はダメ」と判断される

    • 「スキル」の見せ方(デザイナー/コーダーそれぞれ解説)

    • 「制作実績」の見せ方(デザイナー/コーダーそれぞれ解説)

まず最初に私の経歴を簡単に紹介させて頂きます。

私について

デザイン系の専門学校で2年間デザインを学び、新卒で株式会社メンバーズ メンバーズキャリアカンパニー(東証一部上場)に3年間在籍しWebデザイン・フロントエンド業務を従事、その後フリーランスに転身して3年半が経ちます。
なので、Web業界歴は6年半程になります。

このくらい働いていれば、自分自身が採用側(面談する側)に立つ機会もしばしばあります。その際によく思う「もっとこういう見せ方をすればいいのに」「この人には発注できないな。なぜなら…」などをこのnoteでお伝えできればと思います。



1. 営業方法

まず、私は制作会社へ営業をしたことがほぼありません。なので「もし私が制作会社へ営業するならこうする」という方法を紹介していきます。

私自身の営業経験が乏しいので、このパートは無料で公開することにしました。とはいえ、そこそこ的を得ていると思うので是非参考にしてみてください。

・・・

1-a. 問い合わせフォームから営業は絶対しない

まずは100社問い合わせフォームから営業をしましょう!

Twitterやスクールでよく耳にしますね。これを実践している方は今すぐ辞めましょう。時間の無駄です。

問い合わせフォームはあくまで対クライアントや対エンドユーザーのためにあります。「私たちの営業は企業側が期待する問い合わせ内容ではない」ので、印象は最悪です。

そもそも、制作部門まで営業内容が届かないこともあります。
(このnoteではクリエイターを面談してくれる人たちのことを「制作部門」と書いています)

問い合わせを受けた企業側のフローは以下のようなイメージです。

1. フォームを管理している担当者がメールなどで通知を受ける
2. 問い合わせ内容に応じて担当部署へ連携・連絡する

問い合わせが来た時のイメージ図

つまり、フォームに送信した内容は必ずしも制作部門が最初に見るとは限らないのです

そしてここからが重要です。そもそも、企業側が以下のような体制を取っていたらどうでしょう。

フォームから営業が来たら全部無視して!制作部門に繋げないでいいよ。

このような体制になっていたら、どんなに素晴らしいポートフォリオを送っても意味がありません。そもそも見てもくれないので。

Twitterを見ていると、問い合わせフォームからの営業はとても嫌われる傾向にあります。試しに「問い合わせフォーム 営業」などで検索してみてください。なかなかおもしろい結果が見れます。笑

では次に、どのように営業するべきかを解説していきます。

・・・

1-c. Indeed(インディード)などの求人サイトから営業する

求人サイトで「業務委託OK」の会社に応募するのが、一番賢い営業方法だと私は思っています。

自分のスキルにあう企業に応募さえすれば、少なくとも制作部門へ自分の応募内容は届きます。

ちなみに、Indeedだと「業務委託 制作会社」で検索したら東京だけでも1万件以上ヒットしました。

Indeedで「業務委託 制作会社」で検索した結果


ここまでの内容は理解頂けたでしょうか?そもそも、問い合わせフォームでの営業は需要と供給が合っていません。

それに対して、求人サイトの場合は需要と供給がマッチしています。企業側は人手が欲しく、こちらは仕事が欲しい。いわゆるWin-Winの関係です。

このように需要と供給が合っていないと、いくら営業をしても成果は出ません。

では次に、ポートフォリオの見せ方について解説していきます。

求人サイトから応募してもポートフォリオのクオリティによっては全く成果が出ないので、ポートフォリオはしっかりと作り込む必要があります。

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