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いつも手が届くところに置いおけばきっと生きていける


私の母は漫画が好きだ。

60歳を超える今でも本の虫、漫画の虫で、

気になる漫画があればいつも大人買いしていた。


そんな母親の元にいた私も漫画の虫にもちろん育つわけで、

大好きな漫画なんで数えられないくらいある。


それでも「選ぶ」ことは大切で、

選ばなければ全て大切にできるわけではなくて、


いつもどんな時も手が届く距離に置いておきたい、

そんな5つの漫画を22歳で子どもを産んだ27歳の私が選んでみた。




「逢沢りく」


とにかく何度読んでも涙が止まらない。

悲しいとか感動するとか、感情の名前がつけられるような涙が出るわけではなくて、

心のどこかがギュンと揺れて、鳴り響く。


主人公のりくは泣いたことがない。でも思うままに涙を流せる。

りくが大阪で過ごす間の日常。

勿論りくの話が中心なのだが、私はりくの父と母が好きだ。



母親を愛しているのに不倫を続ける父親と、

試すことでしか愛を確認できない母親。


いつも手が届かない距離に自分を置くことで、

相手が自分のところまで必死に手を伸ばしている姿を見ることでしか、

気持ちが満たされない母親に自分を重ねずにはいられない。


何度読んでも中心に置く人物が違う、自分とともに変化してくれる漫画。



「プリンセスメゾン」


私はいつだってコツコツできない。


いつも大股で人生を歩いてきているから、

着実に目標まで歩くことが出来ない。


だから、この漫画は私にとって読まなければいけないものだった。


主人公は家を買うことが夢ではないと言い切る。

自分の頑張り次第で手の届く目標なのだと。


ひたむきにたおやかに生きる彼女は本当に美しいし、

自分の家を持つ女性は自分の人生を自分で決めている人達だ。


他力本願の私には到底敵わない。



「GALS!」


セーラームーンだとマーキュリーが好きだし、

レイアースだとふうちゃんが好きだった。


だからGALSでは綾がとにかく大好きだった。

なぜかいつも大人しくて自分を主張できない子が好き。


GALSはなんて言ったって潔くて気持ちがいい、

寿 蘭という奇跡のような名前の主人公に私たちもいつの間にか、

ギャル魂を教えられている。


ルフィと蘭は同じ人種だと勝手に思い込んでいる。



「愛してるぜベイベ」


結平が大好きだしかっこいいからという理由以上のことは見つからないが、

とにかくこの漫画も泣けるし、育児する上で全母親は読んだ方がいい。


子どもが可愛いなんて言葉で育てられるわけがないし、

母性という呪いで女性を縛り付けないでほしい。


いつだって子どもを傷つけてしまう可能性があることは、

自分が力でねじ伏せてしまうかもしれないことは、

思っておかなければいけない。



「いつかティファニーで朝食を」


全私が好きだと叫んでいる、東京コンプレックスの私には、

眩しくてたまらないキラキラ漫画だ。


朝ごはんをカフェで友達と食べて出勤するOLに私は絶対になりたかった。


恋も仕事も!系の漫画はアラサー女子は必ず好きだし、

東京にへばりついている私は東京のおしゃれ朝ごはんを漫画で見られることも、

私得でしかないので、バイブル的存在。



#私を構成する5つのマンガ

令和についていけていない平成の女の選んだ愛すべき漫画達。



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存在がマガジンハウスのような平野紗季子さんのような人間のはずだった私です。22歳で子どもを産みました。
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