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思考に影響したかもしれない誕生月

誕生月、誕生日を全く意識しない人生というのは現代では
かなり難しいと思いますが、これが人生の前半期に影響しうる
社会的事実と、自分の思考とあるものを結び付けやすかった理由…
かもしれない話です。

まず真面目な方、
これは小中学生(の親?)は
確実に気に留めておかなければならない話で、
年単位での早生まれ、学年単位の遅生まれの問題。

1~3月生まれの学年上の不利、についてです。
ちょっとだけ馬の話を挟んで恐縮ですが、
やはり馬でも早生まれ遅生まれというのは長年語られていたことで、
馬は生産されるので基本的に1~6月に産まれます。

それが2~3年後に争うのでその数か月間の差が出た…という言い訳、
完成度の違い、という勝因として述べられる時もあります。
生き物なので大成するのはかつては暖かくなる
3~4月生まれが理想とも言われた訳ですが、単純に走るという事だけを
比べる馬でも4歳程度までその発達を考慮される訳なので、人間に至っては
更に複雑だと思う訳です。
*現在は科学的補助や施設の充実で
 寧ろ1~2月の早生まれの方が有利ともみられています。
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人間に戻って学年制である為に4月に一律で入学からスタートしますが、
その際に約1歳の差があればそれは当然平均的な発達の違いがあるので
年度上の早生まれ、4~6、7月生まれと遅生まれの12、1~3月生まれでは
その吸収や理解に初期においてかなり差があっておかしくなく、その差が
高学年以降に繋がる一因であると、考えています。

そこで、今年少しあった9月入学の話ですが、あれはよその国は
そもそも3月がまだまだ寒いから準備が大変という事も歴史的には
あったと思うんですけど、小学生に関しては入学時期を分けるというのは
一考の余地があると以前から少し考えていました。
(特に訴えたことはありませんが。)

憲法とかそういうものの話で、
法制上の一律入学は或いは違憲ではないか?
…という可能性です。

第3条 (教育の機会均等) すべて国民は、ひとしく、その能力に応ずる教育を受ける機会を与えられなければならないものであって、人種、信条、性別、社会的身分、経済的地位又は門地によって、教育上差別されない。

2 国及び地方公共団体は、能力があるにもかかわらず、経済的理由によって修学困難な者に対して、奨学の方法を講じなければならない。

「ひとしく、その能力に応ずる…」の部分で
これをもう一つ教育の開始の点から受け止めると
教育を取り上げる訳ではなく、
また教育とは段階的なものであることは間違いないので、
その線引きは許される、という事であるなら
4月一律はその能力に達していない者をもある空間に投げ入れることなので
議論の余地を残すと考えた…というだけの事で、
ダイヤモンドな月生まれでディズニーランドが毎年宣伝してくれる為に
歳まで数えられる側としては、大きな問題を感じたことはありません。

ただ、特にこの10年20年ですかね、厳しい扱いが困難な学校上の
謎の学級崩壊情報その遠因を想い辿ればこういう部分や
或いは血液型の相性にまで行きつくかもしれないという話です。

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真面目な話はそこまでで、
しかしこれはこれで綴じた方がキレイにも思うので
次の程度に留めますが、人は案外生まれ月に関する外部情報を
記憶し易い、印象に残し易いのではないか?
…それを仮に受け取り易いと一種の思考の誘導に繋がって、
それが人生の好影響ならいいものの、
同じぐらい別方向にも影響してくるのではないか?

・・・という辺りで終わりにします。
情報過多の時代故に起こりうる僅かな可能性、としてですが。

因みにダイヤモンドよりエメラルドの方がカラーとして好きです。

もし何かあれば報奨金として頂戴します。