見出し画像

何だって…!? 武田鉄矢が著書の中で、だーたけのコピーを紹介してるだと!?

「て、てつやが!武田鉄矢が!」
自粛中の台所で、妻が何やら騒がしい。

聞けばタイトル通り。僕が書いたコピーを
本で紹介していると言うではないか。

ホントかよ!?

妻はそういうのを見つけるのが得意だ。

そして「このバカチンがぁ!!」と、
ふざけながらスマホの画面を見せてきた。

バカチンの人。

それが、妻の知っている武田鉄矢の全部だ。

画像2

キンドル版でチラ読みできたので抜粋すると…

『東京・神田の西洋居酒屋(バル)。これ一見高級そうに見えるんだそうです。この店はどうも新規のお客さんが非常に入りづらいんじゃないかと察したマネージャー、その看板に太文字でキャッチコピーを書いた。「入りづらい?大丈夫。たいした店じゃありません」。こういうの、好感持てますよね。――(著書より抜粋)』

おぉ…。好感を持たれているぞ。どうやらこの本、鉄矢自身が読んだ本を紹介しているもので、ラジオで話したことを書籍にしているらしい。面識ないし、お金も払ってないし、親戚でもないのに。ありがたいことだ。。。

ん…?

じゃあ、鉄矢はいったい何の本を読んだの…?

その本にも俺のコピーが載っているってことか!!

もう「俺」になってる。
その前にずっと「鉄矢」になっちゃってる。

というわけで、
今度は鉄矢が読んだ本を取り寄せてみた。

画像3

これは、コピーライターの川上徹也さんの著書。
広告に関する書籍を多数書いている方で、
この方とも面識は全くないのですが、
ありがたい話です。

パラパラと探す探す探す。そして、

「弱み」「実感」を見せてベストセラー

そんな見出しの冒頭にこう書かれていた。

『商品のデメリットを訴求しなくても、売り手が自分の「弱み」「実感」を見せると、人はついつい共感してしまいます。 たとえば、東京神田のとあるバル(西洋風居酒屋)は、ぱっと見は非常に高級そうな店構えで、常連以外はなかなか来てくれないという悩みがありました。そこで、店頭に「入りづらい? 大丈夫だよ、たいした店じゃないから」というキャッチコピーを書いた垂れ幕を置いてみました。するとそれを見てフリーのお客さんがどんどん来てくれるようになったといいます。 ――(著書より抜粋)』

この後、別の事例へと話が変わるのでここに載せた文字数がすべて。けして大きい扱いではないけれど、こうやってコピーに注目して紹介されるとやっぱり嬉しい。

川上さんは、どうやって知ったのだろう?
答えはこの本の最後のページ「参考図書・サイト」にあった。

画像5

近代食堂!これだ。
当時、店主から連絡もあったし
原稿を確認した覚えもある。


武田道生 ⇒ 川上徹也 ⇒ 武田鉄矢

画像5

何だ、この美しい流れは!?
そんなくだらない余韻はともかく、1つだけ、
ちょっと気になることが…。


「1行バカ売れ」って…。


まずいぞ……。
お店をもっとバカ売れ状態にしないと。
じゃないと、いろんな人に迷惑をかけてしまう。

特に、武田鉄矢さんに。

終始「鉄矢」呼ばわりして、誠に申し訳ございません。
この通りm(__)m。この通りです。神田駅東口を出てまっすぐのところです。お時間あれば是非お店へ。あなたへ贈る言葉があります。本当にありがとうございました。

画像3

※掲出当時の店舗。現在は別のものが貼られています。

神田ナンバーは6月から営業再開したようです。お客さんもお店もお互いに慎重な時期ですし、あまり強く勧めたりできないのですが、それでも応援するしか選択肢がない。なので最後はお店の宣伝です。給付金が入る頃でもいいのでぜひ。noteを見て来てくれた方には、店主がウインクくらいしてくれますよ(きっと濃いめに)。天気のいい夏の夜なんて、まぁ飲んでいて気持ちいいところですよ。

ではでは。






いただいたサポートは、おもに命名レターの活動費として活用させていただきます。よろしければ、応援よろしくお願いします。