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『ただ足るを知る』と『とことんやってみる』のくり返しだよ、人生は【エセ・エッセイ026】

「なんのために、いくら稼ぐのか?」

最近の私の関心事といえばもっぱら本業のほかに持てそうな収入の柱についてで、そのアンテナにとある動画が引っかかり、この問いに出会った。
これを具体的に考えておかないと、稼げる方法がわかっても最初の一歩が踏み出せなかったり、モチベーションが続かなかったりするのだという。

確かに、と得心がいったのでいつもどおり紙に書き出して考えてみた。
お金は人生における選択肢や可能性を広げるためのアイテムだから、そりゃあるに越したことはない。でも、今以上にそれを望むのだとしたら、私はなんのためにそんなにお金が必要なのか?そして、いくら必要なのか?

まず、今の私にとってお金が必要なのは『思い立ったときにしたいことをするため』であること、そして今したいことは3つくらいの要素に集約できそうだとわかってきた。

①自分を知り、その力を底上げ・開発する
②自分を整える
③自分を表現する

それぞれ具体的にいくと、①に関しては30代後半から数年かけてワークショップや診断を山ほど受け、自分と対話してだいぶ理解できてきたので、ここからは主に底上げ・開発がメインになる。

②はフィジカルとメンタルに分けて、例えばフィジカル面を整えるためのピラティスや鍼。メンタル面を整えるには、誰かと話す・自然に触れる・旅行へ行く・音楽を聴くなどの五感への刺激も入る。

最後に③は、表現する手段や場に対しての投資になる。
自己表現の方法については今のところ『語ること』『書くこと』があるが、今後は『歌うこと』や『リズムを刻む』『踊る』ことも興味がある。

それらのためにいくら必要なのか?と考え始めたところで、今の時点でもある程度したいことが出来ていること、今後そこまで必要ないこともありそうだと気づいたので、先日こんな連続ポストをした。

この『足るを知る』という言葉がストンと落ちてくる時がこれまでにも何度かあって、それはやっぱりとことんまで何かをやり尽くして「これ以上は美味しく食べられない」となったときだった。

というわけで、今回は「本業のほかに持てそうな収入の柱を探す」という意図で「なぜそれが必要なのか」「いくら必要なのか」を具体的に考えてみたところ、逆に「稼ぐ」のは今は本業だけで十分なようだ、ということに気づくことになった。

もちろん、本業にもしっかり時間とお金をかけてより良くすることでもっと稼げるようになるという方法もあるし、いずれ今以上にお金が必要なタイミングが出てきたら、その時は「なぜ必要なのか」「いくら必要なのか」がはっきりしているわけなので躊躇わずに踏み出せるだろう。

でも今の時点では、それ以外の今後のびしろがありそうな活動については、ひとまず「役に立つ」とか「お金になる」からは離れても良さそうだ。

今年の後半戦で具体的にやっていきたいことは別の記事にわけるが、「楽しいからそれをやるのです、以上!」って、やっぱりシンプルですごくいい。エネルギーも漲るし、心も躍る。

そしてまた次に「足るを知る」まで、やりたいことをとことんまでやっていく期間に入ってきたということそれ自体を、ただ楽しむことにしたい。


X(@Da_yama_Da33) では主に本業のセッションについてのことや、日々の生活について短いエセ・エッセイもどきを発信中

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