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レストランはディズニーランド、の話

**レストランに行く理由を考えた結果(好きな理由)

わたしにとって、レストランがディズニーランドだから、でした。**

分かりにくい、大げさだろうと思われるタイトルですよね。

もう少し掘り下げると、
レストランの世界観を楽しみたいから、行っている、
というお話です。
*後半はサービスマンとしての想いを書きました。

だから、シェフの料理だけを食べに行っている、というわけではないということです。

ディズニーランドのアトラクションが単体で公園にあっても、なんか違いますよね、に似ています。
それはそれで、楽しそうですが。

もちろんシェフのお料理を楽しみにして、ワクワクして行くのですが、
そのレストランの世界観、つまり空間デザインBGM(無いのもアリ)、インテリアサービス、プロダクト(メニューなど)のデザイン、お飲み物のチョイス、などの世界観、すべてを楽しみにしています。

人によって理由はいろいろあると思います、私にとっての想いです。
いろいろあるから楽しいのだと思いますし。

もはや料理人は、料理を作る人、ではなくて、
表現者、クリエーターに近いのかなと思います。

もちろん、料理だけを追求し続ける方もいらっしゃって、そういう方も本当に素晴らしくて、やっぱり一番の目的は美味しいお料理をいただくこと、なのですが。

世界観、が作り手の想いやビジョン、こだわり、在り方の見えるところで、他の店舗との違いが表れるところだと思います。

世界観が楽しい、レストランが楽しい、でなければ
家で料理を食べよう、になります。

だから、私にとってレストランはディズニーランド、と言いました。
本当にディズニーランドに行くより、レストランが好きです。
*バーやブライダル、パーティ、イベントも同じ理由で、同じくらい好きです。

ここでサービスの想いのところを書くと、
その世界観の一部が、サービスマン、ということです。

ロボットやシステムが料理を出して、説明する。
これが役割になると、どうしても世界観が伝わらない。
人間がいるのがふさわしくない世界観だとしたら、それもアリかもしれないですが。

サービスマンが、シェフの世界観、想いをお客様につなぐ。
お料理やお飲み物とお客様をつなぐ。
生産者とお客様とシェフをつなぐ。

とかとか、ということかな、と思います。

緊張感ある世界観を演出する在り方のサービスマンとか、
カジュアルな世界観を演出する在り方のサービスマンとか、
それこそディズニーランドのキャストが創っている世界観みたいに

だからサービスするときは、わたしもちょっとカッコつけちゃいますよね。
良い意味で演じるみたいな。

もちろん世界観も大事ですが、
お客様にとって、気持ちの良い在り方、サービスを体現することが一番で、
自分たちの体現したい世界観ってこーいうのだよね、ってサービスマン含めてみんなで共通認識していることが必要だと思います。

では、結婚式でいう世界観とは?

それはおふたりの世界観、だと思います。

そしてその世界観には、おふたりが呼ばれた大事なお客様たち、も含まれます。
お客様たちがおふたりの世界観を創っているという風に考えたいです。
*ここ大事な考え方かなと思います。お花やメニュー表とか、会場コーディネートだけではないということです。

だからサービスマンは、
お客様たち(世界観)とお客様をつなげることが役割になります。
このニュアンスを表現するのが難しいのですが。

新郎様の大事な人たちと、新婦様の大事な人たち
新郎様の大学のチームメイトと、新婦様の幼馴染
みなさんがつながったら、それ以上に素敵な時間ってないですよね。
みんなであのふたりを祝福しようぜ!みたいな空気感、最高ですよね。

口で言うのは簡単ですし、それをサービスで体現するのがやっぱり難しいのですが、、、
だけどきっと、どうしたらお客様が居心地よくなってくださるかな、って
そのお店や会場のサービスマンがみんな同じ想いでサービスをしていたら、すごく良いんだろうなと思います。
絶対サービス側も楽しいですよね。

人がサービスをする意味とは、につながるお話、でした。


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