リモートワーク下での開発チームのカルチャー・バリュー作り。 カミナシ開発チームが取り組んだ3つのこと
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リモートワーク下での開発チームのカルチャー・バリュー作り。 カミナシ開発チームが取り組んだ3つのこと

miyamoto

カミナシでEM(エンジニアリングマネージャー)をしている宮本と申します。

コロナ禍の影響でエンジニアの働き方は基本的にリモートワーク中心の世界になったという認識は大きくズレていないかと思います。

そのため、ここ2年くらいで、EMやVPoE、果てはCTOの方は、リモートワーク下で開発チームの一体感だったりカルチャー作りだったりを行う事の難易度の高さを感じていらっしゃる事かと思います。

かく言うカミナシの開発チームも、基本的にはリモートワークにするという選択をしています(※カミナシでは、各チームに働き方の裁量が委ねられています)。

この記事では「カルチャーは戦略に勝る」を地で行くカミナシの中で、最もチームのカルチャー・バリューが分からないと言われていた開発チームが、どうバリューを作り、他チームの一部にまで認知していただけるようになったのかに焦点を当てて、カルチャー・バリュー作りについて共有させていただきます。

何が正解かは私にも分かりませんが、私たちがやってきたことが、少しでもリモートワーク下でのカルチャー・バリュー作りに苦しむ誰かの参考になれば幸いです。

(参考)カミナシ全社版の取り組みついてはこちら

リモートワーク下のカルチャー・バリュー作りの壁

以下3つのStepを経る事でチームのカルチャーができるという考えを私は持っています。

1st Step: チームバリューを策定し、チームに浸透させていく
2nd Step: 無意識レベルでバリューを想起し、バリューに沿って行動できる
3rd Step: バリューによって自分自身をアップデートしていく

リモートワーク下で最も難しいのは、1st Stepに挙げた「チームに浸透させていく」という点です。

オフラインが中心の職場・職種であっても、バリューを策定しただけに留まり、浸透させられないまま終わってしまうという事例は枚挙に遑がないはずです。

カミナシ自身も1度失敗しております。

オフラインが中心の世界ですら失敗しやすいので、リモートワーク下なら尚更難易度が高いです。

リモートワーク下でチームバリューを浸透させていくためにやったこと3つ

結論から言うと、言いやすいワードにまとめて、頻繁に目にする・耳にするようにして純粋想起を獲得するようにしています。

俗に言われる純粋想起とは、リサーチ・マーケティング用語で、自動車と言えば?コンビニと言えば?といったブランド認知度調査などにおいて何もヒントを与えず自由回答形式で銘柄を挙げさせる方法の事を指します。

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ここでは、バリューは?と聞かれた際に、各人から開発チームのバリューがスラスラ答えられる状態を実現する事と捉えていただければと思います。

まず、言いやすいワードにまとめるという点ですが、私たちの場合、開発チーム全員で理想像を語り合う事から始め、最終的には各人の意を汲み取り、5、6文字のコピーにまとめるまで頭を絞り尽くして考えるようにしました。
(5、6文字のコピーにまとめる事で覚えやすく、口に出しやすくなります)

カミナシの開発チームのバリューはこちら

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バリューはナマ物なので、チームの状況に応じて定期的に見直していく予定です。

次に、頻繁に目にする・耳にするようにする、という点ですが、ここは以下にトライしております。

1. 週初にバリューに基づく行動目標を立て、週末に振り返る
2. Slackでバリュースタンプを作って押していく
3. バリュースタンプを押したら所定のチャンネルに投稿連携される

浸透策1. 週初にバリューに基づく行動目標を立て、週末に振り返る

※こちらは、諸事情で一部のメンバーからスタート

まず、週初に目標を立ててSlackに投稿していただいてます。
(notionにも後で振り返られるよう同じ内容を入力いただいてます)

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週中には、私から現状の状況についてコメントさせていただりなどします。

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週末にはKPTを使って振り返りを行います(以下はnotionの方のページ)

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仰々しくやっておりますが、各自が1ヶ月後、3ヶ月後、半年後に見返した時に成長有無だったり、改善点の検討に使えるような記録を無理なくやれればというのが願いです。

浸透策2. Slackでバリュースタンプを作って押していく

これは、カミナシ全社、社内カルチャー先進国のセールスチームなどが既に行なっていたのをマネさせていただいただけになります。

今では不思議な事に開発チーム以外の人たちにも開発チームのバリュースタンプが普段から使われています。

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浸透策3. バリュースタンプを押したら所定のチャンネルに投稿連携される

Reacji Channeler というSlackアプリがあり、事前に指定したSlackスタンプが何らかの投稿に対して押されると、その投稿が事前に指定したチャンネルにSlackスタンプ付きで投稿連携してくれるという代物です。

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バリューの効果をちょっとだけ紹介

早速、行動様式が変わり始めた人も出てきていて、軽い気持ちで不具合調査お願いしたら爆速で原因特定していただき、爆速で修正して、爆速でリリースまで持っていきました。

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最後に

開発チームのカルチャー浸透施策がうまくいきつつあるのも、会社全体のカルチャーがしっかり根付いているから、また社長自らがカルチャーに全力で取り組んでくれているからかもしれません。

ただ、実際に策定した開発チームのバリューが本当の意味で浸透して、各人の行動様式が変わりきるまでにはもう少し時間が必要だと思ってます。

リモートワーク中心のため、メンバーの一挙手一投足や表情を把握できませんが、皆んながバリューというツールを使って劇的に自分をアップデートし、数ヶ月後には皆んな別人だねと言われるようになると信じております。

全員が一生カミナシにいる可能性の方が低いと思いますが、多くの時間を一緒に過ごす今、バリューというツールを使って、私自身は皆んなの市場価値の底上げだったり、やりたい事の実現だったりのサポートに邁進して参ります。

P.S.
Meetyやっておりますので、お話ししても良いよという方がいらっしゃれば気軽に面談させてください!


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miyamoto
(株)カミナシでエンジニアリングマネージャーやってます。 技術的にはGolang/React.js/React Native/Typescript/Docker/GitHub Actions/Terraform/AWS辺りを触ってます。