デザイナー法務小僧

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デザイナー法務小僧

クリエイティブ業界を対象にリーガルサポートを提供するwebサイト「デザイナー法務小僧」のnoteアカウントです/運営弁護士:田島佑規(骨董通り法律事務所)・宇根駿人(大道寺法律事務所)/デザイナー法務小僧:https://d-kozo.com/

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デザイナー法務小僧/運営弁護士紹介

デザイナー法務小僧とは デザイナー法務小僧は、弁護士により運営されているクリエイターのためのサイトです。 クリエイター及びそのスタッフが法の専門家による適切なリーガルサービスに簡単にアクセスできる環境を整え、クリエイティブ産業の発展に貢献することをミッションとしています。 主な活動として、無料法律相談を実施していますので、ご関心のある方は、お問い合わせください。 運営弁護士 田島 佑規 弁護士/第二東京弁護士会(骨董通り法律事務所) アート、演劇・ライブイベント、映

    • 【3月21日発売!】クリエイター向けの本を出版します【クリエイター六法】

      「クリエイター六法」出版!「クリエイター六法」という本を出版することとなりました。 これまでデザイナー法務小僧などを通じて、我々がお受けしてきた法律相談の中から、よくあるトラブルやその火種となる55事例を厳選してご紹介。事例ごとに対応策と予防策を解説した内容となります。 (著作権、商標、フリーランス新法など、クリエイターの方が最低限知っておきたい法律解説も掲載!) 集客、制作中、納品後など、各段階でのリアルなトラブル例への対応策と予防策が学べる内容となっており、また、ク

      • 「フリーランスに係る取引適正化のための法制度の方向性」に対する意見を提出しました

        2022年9月27日、デザイナー法務小僧を運営する弁護士田島佑規及び宇根駿人は、「フリーランスに係る取引適正化のための法制度の方向性」に対し、意見を提出しました。 これまで約4年にわたり、のべ100名以上のフリーランスのクリエイターの方から相談を受けてきた経験を踏まえ、以下の2点を意見として提出しております。 日本のクリエイティブ産業の発展のため、そして何よりクリエイターの方が安心して活動できる環境のために、引き続き、活動してまいります。 ※本件に関するお問い合わせは以下

        • 【弁護士から見る】ジブリ作品の写真提供の衝撃

          1.ジブリ作品の写真の提供が開始!スタジオジブリが今月からスタジオジブリ全作品の場面写真の提供を行うことが発表された。 使用条件の記載は、あの鈴木敏夫さんの手書きによる「常識の範囲でご自由にお使いください。」とのメッセージのみ。粋だ。かっこいい。 ただこのやり方は、粋でありかっこいいという以外にも、オープンライセンス(※)の取組みとして、なかなか画期的な意義があると感じるところである。 このいわば「ジブリ式オープンライセンス」がどう画期的か、そもそもネット上にアニメのキャ

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        デザイナー法務小僧/運営弁護士紹介

          弁護士からクリエイターへ本当これだけは伝えたい-「無断での二次利用を防止したい」という思いを実現する方法

          こんにちは。 デザイナー法務小僧運営弁護士の田島・宇根です。 デザイナー法務小僧では、Twitterもしているのですが(@designer_kozo)、二次利用に対するクリエイターの思いを綴った↓のnoteが昨日話題になっていましたね。 ・・・この悩み、イラストレーターさんにとっては、あるあるですよね。 我々も、日々ご相談をお受けする中で、二次利用に関するご相談は多くお受けしているので、このイラストレーターさんの思いもよく分かりますし、クライアントもイラストレーターさんも

          弁護士からクリエイターへ本当これだけは伝えたい-「無断での二次利用を防止したい」という思いを実現する方法

          契約書って必要?見積書を用いてトラブルを回避するポイント-その②

          前回の記事はこちら  今回の記事では、トラブルを防ぐために、特にフリーランスデザイナーの方に、「最低限ここだけは確認しておいてほしい」という内容について、おそらく多くの方が作成しているであろう見積書を意識して記載していきたいと思います。(もちろんフリーランスデザイナーの方以外にも応用できる内容です。)  あくまで最大公約数的な一例として参考にしていただけますと幸いです。 見積書に書いておきたい7項目 ①業務内容・金額 ②報酬の支払時期・納期 ③提案するデザイン数 ④納品ま

          契約書って必要?見積書を用いてトラブルを回避するポイント-その②

          契約書って必要?見積書を用いてトラブルを回避するポイント-その①

           デザイナー法務小僧として、日々ご相談をお受けする中で、「契約書が大事だとは分かっているものの、難しくてよく分からない」、「契約書のひな形をネットで拾ってきて契約書を締結しようと思うが、注意点を教えてほしい」といった契約にまつわるご相談を数多く、いただきます。 そこで、このnoteでも、順次こうしたご相談に対してお応えできるような記事をアップしていければと思いますが、まず今回は「そもそも契約書って必要なのか?」という観点から、特にフリーランスの方が注意しておくべき契約の扱い方

          契約書って必要?見積書を用いてトラブルを回避するポイント-その①

          現代を生きる私たちは著作権侵害と炎上リスクにどう向き合うか

          1.はじめに 2020年7月10日、そのタイトルから注目すべき記事だと一見してわかる「XX 博報堂と著作権侵害」が公開されました。(広告代理店が自己の名義で赤裸々に著作権侵害を語るというのは極めて珍しく革新的なことではないでしょうか。)  元々、雑誌「広告」著作特集の中で掲載される予定だったようですが、社内や関係各所への確認・調整に想定以上に時間がかかり、初稿の完成から約7カ月、ようやく社内調整が完了し、noteにて公開を行なう運びとなったようです。  著作権侵害と現代にお

          現代を生きる私たちは著作権侵害と炎上リスクにどう向き合うか

          note始めました。

          始めまして、デザイナー法務小僧運営弁護士の田島と宇根と申します。 この度、noteを始めました。クリエイティブ業界でビジネスを行う方や、フリーランスの方に役立つ契約・著作権の知識など法務に関する情報を発信していければと思いますので、よろしくお願いします。 我々の活動の詳細は、以下をご覧ください。 1.デザイナー法務小僧とはクリエイティブ業界を対象にリーガルサポートを提供するwebサイトの名称です。 企業内弁護士×アート・メディア・エンタメ特化弁護士として活動する弁護士2

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