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【2020/10/11開催】editch vol.1イベントレポート

こんにちは!editchの運営です。
今回は2020/10/11(日)に開催したポートフォリオコンテスト、editchのイベント開催風景について発信していきます。

editch(読み方:エディッチ)
複数のプログラミングスクールによる合同コンテスト
 プログラミングスクール卒業生が作成した成果物を発表し、「実用性」「技術力」「アイデア」「プレゼン」の評価ポイントにより審査
エンジニア出身経営者やCTOの方々がアイディア性、技術力など総合的に優れた作品を評価し、各賞を選定するコンテスト

司会紹介

editch_司会用資料

スポンサー紹介

editch_司会用資料 (1)

株式会社アクロスペイラ
当社はECサイトに特化した会社として2006年に設立し、2008年にアクロホールディングス初の外部M&A企業としてグループに参加。現在はグループの中核企業としてWEB制作、受託開発、SESを中心に事業を展開しています。
今年は15期目を迎え、第二創業期として様々な取り組みを行っていますが、今後も社員とその家族、お客様や関わる全ての方々に必要とされるパートナーになれるよう、これからも成長し続ける企業を目指しています。

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イベント運営会社

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タイムテーブル

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審査員紹介

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株式会社マンハッタンコード 代表取締役 飯村有

飯村有さん(以下、飯村):はじめまして。Twitterのあれっくすこと、株式会社マンハッタンコードの代表取締役です。editchのイベント運営会社である、株式会社 デジタルビジネスシェアリングの代表取締役も務めています。
本日は審査員を担当させていただくことになりましたが、一生懸命頑張りますので皆さんよろしくお願いいたします。


YassLab 株式会社 代表取締役 安川

安川要平さん(以下、安川):はじめまして、安川です。本日はみなさんの面白い発表が聞けることを楽しみにしています。よろしくお願いします。

複数の法人の立ち上げや運営に関わっておりまして、主に先ほどご紹介していただきました営利法人のYassLab 株式会社と、国際的な非営利活動である子どものためのプログラミング道場『CoderDojo』の公式日本法人『一般社団法人CoderDojo Japan』、それとIPA未踏事業というものがありまして、それのより若年層の方向けに特化したプログラム『未踏ジュニア』に立ち上げ時から関わらせていただいてます。

今回はYassLab 株式会社として参加しています。
様々な人達の『新しいモノを創る力』を伸ばしていきたいと思ってますので、今回もその観点から皆さんにフィードバックができたらと考えています。よろしくお願いします。


株式会社OneSmallStep 代表取締役 西さん

西武史さん(以下、西):株式会社OneSmallStepの西と申します。よろしくお願いします。
自己紹介と会社でやっていることを紹介させていただきます。
ホームページ上では代表取締役CTOになっていますが、2020年10月1日付でCTOが新たに入りまして、現在は代表取締役CEOとしてやってます。

他にも社外の会社のCTOや新規事業の立ち上げ、エンジニア組織の立ち上げなどをサポートさせていただいております。
私自身、過去に様々なベンチャーで新規事業やサービスの立ち上げなどに多く関わってきました。

今年4月に株式会社OneSmallStepを開業しました。
開業して半年ほどの会社で、ITコンサルティングやソフトウェアの受託開発、FLAPTALK(フラップトーク)というサービスの開発を行っています。
【「 余白 」のある人生を】
余裕がなければ挑戦ができず感謝する気持ちも生まれない、ということでこちらが会社の理念になっております。
デザインを担当しているCDO安武聡太、2020年10月1日からCTOとして入った山田亜樹、CEO西武史で3人の会社です。
Twitterをやってますので、是非フォローしてください。

FLAPTALKは、今までのSNSを壊した新しいマッチングプラットフォームサービスです。

友達申請やフォロー機能はなく、ただ自分が思ったことを日々投稿していく。どういう投稿をしているか、どういうことに共感しているかによってフォローをしなくても自動でタイムラインが表示されます。
この中で気になった投稿に共感をしていくことで、徐々にお互いの共感度が上がっていき、リアルな出会いと同じように少しずつ相手のことを知っていき、最終的に友達としてつながっていくというアプリです。
コロナでなかなか新しい出会いがない時代に、FLAPTALKで新しい出会いが生まれるような時代を作っていきたいと思っています。

株式会社OneSmallStepはこういったサービスを開発している会社であり、新しいものを作ることが好きなので、今回は審査員として参加させていただくことになりました。
本日は楽しみにしております、よろしくお願いします。

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折原:各賞の受賞者に賞状を1枚ずつお送りする予定です。

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参加スクール紹介

Re:Build Boot CampRe:Build Boot Campの説明をさせていただく、鈴木孝之と申します。よろしくお願いします。
まずは自己紹介をさせていただきます。4年ほど東京でエンジニアとして働き、フリーランスになり沖縄に移住しました。その後、沖縄で起業して現在で3年弱になります。会社のメンバーが7名で、自社開発の受託をやっています。

PHPやLaravel系の勉強会、カンファレンス等に登壇した経験があります。
大きいところだと、去年台湾で開催された500人規模のカンファレンスで登壇させていただきました。

Re:Build Boot Campのコンセプトについて説明します。
まず、初心者で実務レベルのステップがあるとします。その中で、200時間ほど勉強はしたが、その後にどうすればいいかわからないという初心者をターゲットにしていきたいと思い、運営しています。

主に実習形式でのチーム開発や、週に1回LaravelやVue.jsなどのチーム開発に関しての講義をし、講義後に発表するような流れで進めています。

弊社では、最低限の技術力やコミュニケーションスキルを重視してまして、与えられたタスクに対して自走しきれるか、単純にコードを書くだけではなく、可読性と保守性の高いコードを書けているかを実務レベルとして定義しています。

これらを踏まえた上で、ヒアリングスキルやスケジュール管理能力等を身につけることができるカリキュラムで運営してます。チーム開発としては、LaravelでECサイトを作るような形です。
沖縄と宮崎で同時開催をしています。
講師はフリーランスをされている方がメインで、Techpitとも連携して主にLaravelの教材を使わせていただいています。発表は以上になります。


RUNTEQ本気でWebエンジニアを目指す方へ、楽ではないからこそ身に付く本物の実装力をテーマにRUNTEQの運営をしています。RUNTEQには大きな特徴が2つあります。

まず技術力アップのサポートと、継続して学習できるようなサポートをしています。
技術力アップのサポートについては、カリキュラムでRailsとVue.jsを取り入れており、現役のエンジニアがサポートしています。それに加え、継続して学習ができるように進捗管理を行っています。
また、ポートフォリオ制作にも力を入れています。
月に2回ほど面談を実施し、オンラインでの学習イベントを週1、2回ほど開催しています。

RUNTEQの最大の特徴としては、コミュニティが非常に活発であることです。
SlackやDiscordを使用して普段から受講生とやりとりをしており、イベントも頻繁に開催しています。鍛えられたい方は、ぜひRUNTEQにお越しいただければと思います。

 

DIVE INTO CODEDIVE INTO CODE CTOの藤澤勇樹です。2012年3月にプログラミングスクール業界にジョインいたしました。

まず、弊社ビジョンの「なぜDIVE INTO CODEは存在しているのか」ということですが、プロのエンジニアになるために挑戦する人が、チャンスをつかめる場を作ることに挑戦しております。

DIVE INTO CODEの提供価値を一言で言うと、現場で使えるスキルが身につき、人生を変えるチャンスを掴めるNo.1のエンジニアスクールです。

突然ですがプログラミングを始めるにあたって、以下の悩みを感じる事はありませんか?

・現場で通用する気がしない
・やる気も続く気がしない

特にプログラミングスクールなんて通用しませんよね。
ゼロからの習得が難しい、キャリアチェンジの不安もあるんじゃないかと。
DIVE INTO CODEでは、そのような悩みを解決することができます。

その理由は、まず様々な機関から認定されたスクールであることです。
Rubyにおいては、Rubyアソシエーション認定教育機関からgoldトップの認定をいただいています。

Webエンジニアコースと、機械学習コースという2つのコースとも経済産業省から、経済産業の第4次革命スキル習得と認定されております。様々な条件をクリアすることで経済産業省から認定が出るものであり、最大45万円のキャッシュバックを受けることが可能です。
また、RubyだけでなくPythonを教えるスクールとしても評価をいただいています。
自社サービスを保有している事業会社への就職も豊富に持っております。約7割の受講生が事業会社へ転職しました。
kaggle ARCコンペによって2位を獲得した卒業生も輩出いたしました。賞金も4000ドル獲得しております。

また、47歳で総務一筋の方がデータサイエンティストとして転職に成功しております。
年齢に関係なく、弊社に来ればチャンスをつかめるという事例です。

日本のみのスクールではなく全世界に発信しており、主にアフリカの方々にIT教育を提供しております。
人生を変える活動として、2020年1月に「現代ビジネスにおいて、世界で最も残酷な虐殺のあった国にIT学校を作った日本人の正体」ということで、若旦那さんという方の記事で紹介していただきました。

今年の9月からは、アフリカ在住の大学生4万人にフランス語でのコースを提供しております。

最後に、起業家を目指す卒業生を対象にビジネスプランコンテスト「DEMODAY」も開催しております。起業家を目指したいという卒業生に、起業家になれる機会を提供することで、実際に起業家を輩出しております。現在までに計7回開催しました。

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スクール卒業生の発表( Re:Build Boot Camp

折原:1人目は、Re:Build Boot Campから若松 竜也さんの発表になります。

若松 竜也さん(以下、若松):私は自分のコンプレックスをシェアするサービス、「コンプレックスシェア」を作りました。
自分のスキルを売りにするというサービスがあると思いますが、コンプレックスシェアはあえて自分のコンプレックスをシェアするというサービスになります。
大きく3つの議題に分けて説明させていただきます。

問題提示
自分の悩みを打ち明けたい人の課題として、下記が挙げられます。

・同じ悩みを抱える同士のコミュニティーがほしい
・家族や友人に話しても理解してもらえない
・伝えることができずに1人で悩んでいる

ターゲット

・悩んでいる人
・悩んでいる人を助けたい人

サービスの概要

・投稿者が悩みを投稿
・ヘルパーがアドバイスや励まし
・投稿者同士でチャットが可能であり、より深い悩みを共感できるような仕組み

発表は以上とさせていただきます。ありがとうございました。


折原:質疑応答の時間です。審査員の方から、何か質疑があれば若松さんにお願いします。

安川:そのコンセプトを通して、実際に誰かに使っていただくということは試してみましたか?

若松:実際には使っていただいていません。これからユーザーに使っていただき、その結果をもとに修正をしようと思っております。

安川:コメント機能など様々な機能を用意したが使う人が多くなかったり、あるいはもっと別の機能が欲しかったとか、想定したことが100%その通りにうまくいくことは滅多にないと思います。
いろんな人たちに使ってもらうことで、1回だけ使う人もいれば継続的に使っていただける人も見えてくると思います。その割合やパーセンテージ、データ等を把握してサービスをより良くしていくことで、多くのことが学べて良いのではないかと思いました。

若松:ありがとうございます。

飯村:人の悩みに寄り添っている部分が良いと思ったため、私としてはアイデアを評価します。このサービスを使うことで今悩んでいることがどうなるのか未来や将来について、または期待していることなど、何かあったら教えていただけると嬉しいです。

若松:1人で苦しんでいる方は多くいらっしゃると思いますが、自分の苦手なことは隠さなくて良いということをオンラインを通して伝えるために、将来的に豊かに暮らしていけるようなサービスを作っていきたいと思っております。

飯村:ありがとうございます。

西:2点質問です。なぜご自身の体験やストーリーに基づいてこのサービスを作ろうと思ったのか。
また、どういった技術で工夫したのかを教えていただきたいです。

若松:私にもコンプレックスや悩みがありますが、そのことを人に直接伝えるというのは苦手です。自分と同じような悩みを抱えている人同士でつながれたらという思いで、コンプレックスシェアを作りました。
技術的な部分ですが、Laravelのフレームワークとブロードキャスティングなどを使ったチャット機能を開発し、Ajaxで通信を行ってリアルタイムでチャットできるように工夫しました。

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スクール卒業生の発表( RUNTEQ

折原:RUNTEQの船先さん、発表の方をお願いいたします。

船先さん(以下、船先):私が作成したカロリー管理アプリ「Zerorie」のピッチを始めていきます。

現在、金融系の会社で働きながらエンジニアを目指している船先亮汰と申します。
アプリの説明に入る前に、まずは皆さんに質問です。
美味しいものを食べたいけどカロリーが気になる、そう思うことはありませんか?
僕は普段カロリーを気にしていますが、これは身体に悪いことです。というのも、カロリーが気になるから食事を我慢する、そうすると我慢した結果かえってストレスが溜まります。
また、誘惑に負けて食べてしまった時に「またカロリーが高いものを食べてしまった」と自分を責めてしまう。このような負のサイクルに陥る可能性があります。
食事中にそのようなことを考えていたら、せっかくの楽しい食事の時間がもったいないと思いませんか?
食べ物にカロリーはつきもの、と考えている方もいらっしゃると思います。
そんな皆さんに朗報です。

上記の悩みの解決案を思いつきました。それがこちらのアプリ、Zerorieです。
Zerorieは、0カロリー理論を使ってすべての食べ物を0カロリーにする、カロリー管理アプリです。

0カロリー理論
「カロリーは高温に弱いため、揚げ物のカロリーは0」というような、とある芸人が提唱する理論のこと

この0カロリー理論を使い、食べ物のカロリーを0にしてくれるのが私が作ったZerorieです。

ここからは、動画を見ながらZerorieの使用方法を説明していきます。

まずこのアプリは、ユーザーが食べ物を検索するところから始まります。
例えば、中華と検索して検索結果から中華丼を選択し、食事記録の登録ページに飛ぶと中華丼のカロリー理論として「中国共産党の手にかかればカロリーを隠蔽することぐらい安いものだ。」と表示されます。
このように、全ての食べ物を0カロリーにするアプリです。

また、画像検索も可能です。
例えば、以前私が食べた二郎系のラーメンで検索します。
検索結果に遷移して二郎を選択すると、カロリー理論に「野菜がカロリーを無効化してくれる。常連が野菜マシマシを注文するわけはこれである。」と表示されます。
このように、全ての食べ物を0カロリーにしてくれることがメイン機能です。

もうひとつのデモ動画をご覧ください。
食べ物を検索したが結果が表示されなかった場合は、「ちょっと何言ってるかわかりません。」と表示され、食べ物のデータをユーザーが新規で登録できます。
チーズケーキの500カロリーで登録しようとすると「食べ物のカロリーは0カロリーです」と注意されるので、0カロリーと入力してください。
デモ動画は以上になります。

使用技術の紹介をしていきます。

画像検索機能
・アクティブストレージ
・GoogleCloudVisionAPI
インフラ構築
・AWS
・CircleCIによる自動テスト
・Codecovによるテストカバレッジ計測


私は今回、クソアプリをクソ真面目に作った次第であります。
このZerorieを使った先に見える未来について話していきます。
まず、どんなものを食べても0カロリーなので、日々のカロリー管理が楽になります。そして、好きなものを好きに食べる自分を正当化できる。笑えるネタにできる。
このような未来が見えてくるのではないかと思いました。

次に本アプリの利用規約についてです。こちらを読み上げさせていただきます。
「本アプリZerorieを使用したことで、使用者の身体に何かしらの副作用が生じたとしても私は一切の責任を負いかねますので、予めご了承ください。」
必ず、使用前にこちらをご確認ください。

最後に、私がZerorieというアプリのピッチを通して、皆さんに伝えたかったことを話します。
それは、自分らしく自由に食事を楽しみましょうということです。
1日に何回も食事をすると思いますが、それを自分らしく楽しめたら人生の幸福度が高まると私は思っております。
ですので、皆さんもZerorieを通して、自分の食について考え直すきっかけになればと思います。

発表は以上となります。
0カロリーの世界を楽しむということがひとつの選択肢になればと思い、今回ピッチをさせていただきました。0カロリーの世界で食事を楽しむ、というのを皆さんもやってみてはいかがでしょうか?
ご清聴いただきありがとうございました。

折原:発表ありがとうございました。ここからは質疑応答の時間になります。審査員の方々からご質問があればお願いいたします。

安川:コメントがスライドで表示される部分などかなり工夫されていますが、どうやってやったのでしょうか?

船先:アニメーション機能で、クリックしたらコメントが右から左に流れるようにしています。

安川:なるほど、ニコニコ動画のようですね。
様々なサービスを使っていただく時はいろいろと難しい場面がありますが、表現の工夫をしながら発表することはユニークな作戦だと思います。
そういった表現の部分に気を使ったことは素晴らしいと思いつつ、著作権的に危うい部分があり、YouTube Liveで流れるとBANされる時もありますので、その点については気をつけておくと良いかなと思いました。

飯村:誰かの遺伝子を感じられるようなプレゼンをしていただき、ありがとうございます。審査員側として楽しませていただきました。

他の方にもお伺いしましたが、このアプリを使うとどのような未来が待っているのかというところをお伺いしたいです。
また、このアプリを使用した人たちがどうなっていくか?例えば、飲食店がこのアプリを使用したい場合、どういう未来が待ってるのかを教えていただけるとありがたいです。

船先:個人ユーザーの未来の話になりますが、健康志向や食べたいものを我慢してしまうといったユーザーが抱えている悩みを、このアプリで解消できたらという思いがあります。
Zerorieを使用し、個人ユーザーの悩みを解消することを一番に考えています。
ですので、飲食店の未来については今回お答えすることは難しいです。

飯村:個人のユーザーに絞ったアプリということですね、ありがとうございます。

西:技術の部分で画像検索やCircleCIを使用しているとのことですが、このアプリの開発期間はどれくらいでしょうか?

船先:このアプリの開発をはじめて約2.5ヶ月経ちました。

西:食事を楽しみたいというところで、今後どのように変わっていくか楽しみに思います。

船先:ありがとうございます。



折原:RUNTEQの岩崎さん、発表お願いいたします。

岩崎さん(以下、岩崎):インフルエンサーから駆け出しエンジニアを救うと銘打って、発表を始めさせていただきます。よろしくお願いします。

まず簡単な自己紹介です。岩崎良平と申します。
私がエンジニアを目指し始めた時は、インフルエンサーのオンラインサロンに入会するなど紆余曲折あったものの、現在はRUNTEQに入って更生することができました。
私の場合は運良く更生することができましたが、今この瞬間にもエンジニアを目指している多くの方々がインフルエンサーを信じてしまっている現状があります。
過去の私のような被害者をこれ以上生みたくない。そういった思いで、「エンジニアチェッカー」を作りました。インフルエンサーをあぶりだすことを目的とした、Twitterアカウント解析サービスです。

そもそもなぜ未経験エンジニアの方々はインフルエンサーを信じてしまうのでしょうか。
過去の私と同様に、未経験エンジニアは右も左も分からない状態です。そのため、Twitter上で声が大きく、フォロワーが多いインフルエンサーの人を「つよつよエンジニア」だと誤認してしまうのです。

結果として高額な情報商材を売りつけられたり、あるいは間違った情報を信じてしまうことで非常に大きな問題に発展していきました。

未経験エンジニアが抱える問題を話しましたが、エンジニアチェッカーならこのような問題を全て解決することができます。
Twitter界に蔓延る、エンジニアの皮をかぶったインフルエンサーをこのサービスで検知いたします。

その様子をデモ動画でお見せします。
未経験エンジニア向けに情報発信をしており、非常に人気のあるマナブさんという方を診断していきます。はたして、どのような結果になるでしょうか。
マナブさんの診断結果が出ました。
残念ながら、マナブさんはインフルエンサーのようです。技術的な発信をほとんどしていないとのことです。
このように信用してはいけない人を、このサービスを使用することで判別できます。

以上が、未経験エンジニアの目を覚まさせるエンジニアチェッカーのメイン機能になります。
先ほどはインフルエンサーの診断をしましたが、エンジニアの診断をするとどのような結果になるのか?審査員の3名を診断してみました。

安川さん   : やさしめつよつよエンジニア
あれっくすさん: つよつよエンジニア
西さん    : 隠れつよつよエンジニア

結果に多少のばらつきはあるものの、強いエンジニアの人も診断できます。

診断結果は全50種類以上あります。このうち、インフルエンサーだけで10種類以上あります。
このサービスを使うことで、気になった方々を調べていたらいつの間にかインフルエンサーを検知していた、インフルエンサーをあぶり出していた、という結果が期待できます。

周辺機能
・情報商材販売チェック機能
・インフルエンサー的ツイート抽出&削除機能
・インフルエンサーのフォロー解除機能

徹底的にインフルエンサー包囲網を敷いていると言えます。

技術
・外部APIによりユーザーデータを取得
・画像解析
・感情分析
・インフルエンサーに騙された過去がある開発者の経験に基づく、独自のアルゴリズム

これらの機能によって、インフルエンサーを逃さずに正確無比な診断ができるサービスを実現できました。

実績として、リリースからわずか3日で1万人超のユーザーを獲得することができました。
発表の冒頭で、インフルエンサーから未経験エンジニアを救うという風に銘打ちましたが、本当にインフルエンサーを駆逐しうるサービスであると、私は確信しております。

最後に、私の方からインフルエンサーの皆さんにメッセージを送らせてください。
僕たち未経験エンジニアは二度と騙されません。それはエンジニアチェッカーがあるからです。
発表は以上です。ありがとうございました。

折原:ありがとうございました。質疑応答の時間となります。

安川:やさしめつよつよエンジニアの安川です。面白い発表でした。
前の登壇者の方にも同じコメントをしましたが、実際に使ってもらうからこそ様々なフィードバックや、次はどうすればいいのかということが分かり、指針にもなると思います。
既に多くの方々に使っていただいてるという点で、インパクトが非常に強いというのが第一印象でした。
その上で興味深いなと思うところがあります。画像認識などの技術を使用していますが、GitHubのパブリックリポジトリへのコミット履歴などのデータを内部的に取得しているのでしょうか?

岩崎:それは非常に良いアイデアですね。今は実装はしていませんが、頂いたアイデアは今後実装していきたいと思います。

安川:良いですね!
非公開リポジトリでガンガンコミットされている人もいるので、公開されているコミットログだけでどうこう決めるのは違うと思いますが、複合的に様々な情報を集めて分析していくという方向性は興味深いと思いました。

また、未経験エンジニア以外にも今回のようなことが様々な場所で発生していると思います。
例えば、医者ではない人達がどのような医者がすごい人で、どのような医者がそうではないのかというのも、ひとつ業界をまたぐと判断が難しいことが様々な場所にあります。
IT業界だとそういった話も上がってきますが、社会的にはそういった問題はいろんなところに普遍的にあると思います。ここで得られた知見を他の業界でも何か役に立てないかといったように、いろんなところでアイデアの方向性が膨らみそうだと思いました。

岩崎:ありがとうございます。

飯村:インフルエンサーという言葉の取り扱い方が違うと思うので、より具体的にアイデアを絞ると良いと思います。
我々の事業ではインフルエンサーとお仕事をさせていただくことが多くありますが、インフルエンサーとエンジニアを対立させるのではなく、業界同士を繋げれるような形で柔軟にしていくと良いと思いました。
質疑応答ですが、エンジニアチェッカーは既にユーザーの方に使っていただいていると思います。他の業界にジョイントする時、どういった業界と繋がっていきたいと思っているのかを教えてほしいです。

岩崎:どのような業界と繋がりたいのか、展望は考えたことがなかったです。
現在、Twitter上での信用力のグラフや診断結果という形で数値化するというサービスになっていますが、InstagramやYouTubeなど、そういったサービスと連携しながら信用力を測っていくことができればと考えています。

飯村:ありがとうございます。

西:この場で発表を聞く前から実は使ったことがあり、刺激的なLT含め非常に面白いと思いました。
独自のアルゴリズムなどがあると思いますが、工夫した点があれば教えてください。

岩崎:最初は特別な手法を使わずに、特定の単語を含む列などで解析していました。
インフルエンサーに否定的な表現をしてる人を診断すると、インフルエンサーポイントが高くなってしまうという良くない点がありました。
ですが、感情分析という手法を使うことによって、インフルエンサーに対して肯定的な発言をしている人のみインフルエンサーポイントが上がっていくという仕組みにしました。こういった仕組みにしたことで、誤った診断結果になることはなくなりました。
以上が工夫した点になります。

西:ありがとうございます。

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スクール卒業生の発表( DIVE INTO CODE

折原:DIVE INTO CODEの菅さん、よろしくお願いいたします。

菅さん(以下、菅):はじめまして、菅と申します。よろしくお願いいたします。私は「Opereminder」という、オペナースのための手術手順管理アプリを作成しました。

簡単に自己紹介をします。年齢は25歳、山形県山形市出身です。
2020年3月までは大学病院で看護師として働いていました。3年間はオペ室で働いており、1年間は脳卒中センターで働いていたという経歴があります。

本アプリは、オペ室時代で感じた不便なことをアプリ開発で解決できるのではないかと感じたことがきっかけで開発しました。
前職でナースとして病院に勤めていた際に、私の職場ではすべての診療科目の手術手順が紙で管理されておりました。
医師からは手順の変更時にスタッフの方に口頭での指示や、手順に対して直接手書きで追記を行っており、それによる伝達漏れが発生し、不便に感じていました。
そこで手術手順の変更時にリマインドしてくれるようなサービスがあったらと思い、本アプリを作成することにしました。

すべての診療科目の手順書が、このアプリ1つで管理できます。
手順の作成、変更、コメントの通知に特化したリマインダーサービスとなっています。
管理者権限は師長を想定しており、重要な手順の削除は師長にしかできないようになっています。
また、すべてのスタッフの情報の操作と閲覧が可能です。
手順の作成と編集時にはマークダウンが使用可能となっています。
マネタイズのことも意識し、決済機能を追加しています。
力を入れた部分は、スクールカリキュラムにはない新しいチャレンジとしてDockerを取り入れて開発し、本番環境のデプロイを行った部分です。
また、構成といたしましては、アプリケーションサーバーにWebサーバーエンジンを使用しており3つで構成しこれを本番環境へデプロイしております。

毎週月曜日の朝8時に、未読の記事一覧がメールで通知されるようになっており、手順のリンクを踏むと実際に手順を確認できるようになっています。
これは、手順が投稿された際と編集された際も同様に確認でき、コメントされたときも同様にメールで通知されます。
ゲストログインの場合、師長を想定して管理者としてログインできます。
ログイン後に診療科目産婦人科で編集済み、帝王切開術を盛り込み検索すると、自分が知りたい手順を絞り込んで検索することができます。
また、ストックしたい手順を画面遷移なしでストックすることができ、Ajaxでコメントを投稿することができます。

手順の編集と投稿に関しては、マイページでプレミアム会員登録をする必要があります。
プレミアム会員ではない状態で編集しようとした場合、「このユーザーはまだ課金を行っていないのでマイページでプレミアム会員登録してください」と表示されます。

プレミアム会員登録ですが、月額1,000円で手順の作成と編集が可能になります。
自分が投稿した記事に対するコメントがあった際は通知されるようになります。これは管理者権限なので管理画面で確認できます。
発表は以上になります、ありがとうございました。

折原:ありがとうございました。質疑応答の時間となります。

安川:決済の部分まで踏み込んでこういった場面でプレゼンされる方は滅多にいないため、そこまで着手しているという点が素晴らしいと思いました。
決済の部分はどうやって実装されているのでしょうか?

菅:Pay.jpというAPIを使って実装しました。

安川:詳しくないため分からないのですが、PCの場合は法人格を持っていない個人の開発者の方でも決済のアカウントが作れるということでしょうか?
このアプリを本番でリリースした場合、実際に決済もできるのでしょうか?

菅:はい、決済できるようになります。

安川:弊社はストライプという、別のサービスを使っています。
ストライプの場合、法人格を持ってないとアカウントを作れないという点があります。
難しいと思いつつ決済の部分まで踏み込むとまたひとつ広がりが増えるので、継続的にサービスを回していくための手段のひとつとして面白いと思いました。
他のサービスだとそういったところもできるというのは、個人的に非常に面白いと思いながら発表を聞かせていただきました。ありがとうございます。

飯村:非常に楽しませていただきました。
ポートフォリオコンテストということで、自分がエンジニアとしてどのように進んでいきたいか、未来のことを教えてください。

菅:看護師として働いていた時に理不尽に感じていたことがあり、IT化することによって現場の課題をエンジニアとして解決していきたいという思いで、現在は転職活動をしています。
前職の看護師の資格を活かした、医療系のサービスなどの開発に携わっていきたいと考えています。

飯村:ありがとうございます。

西:このサービス自体は実体験に基づいていて、非常に良いと思いました。
一方で、業務中の看護師や関係者の方は忙しいと思います。その中で、現場で実際に使うときに入力などで時間が掛かると大変かと思いました。
そういった負担を下げるための工夫について、なにか考えられていますか?

菅:ポートフォリオとしてこのアプリを作成しましたが、こういったサービスが実際に使われたら良いなと思います。

西:ありがとうございます。



折原:次で最後の発表になります。DIVE INTO CODEの田中さん、よろしくお願いします。

田中遥介さん(以下、田中):はじめまして、DIVE INTO CODEを卒業して転職活動中の田中遥介と申します。よろしくお願いします。

私は大学卒業後、医療系のソフトウェア会社に就職し、4年間システム導入と保守を行っていました。その時に開発をしていきたいと思うようになり、2020年3月からDIVE INTO CODEに入校して現在は転職活動をしています。

早速ですが、皆さんにお伺いしたいことがあります。
現在、プログラミングについてなにか学習されてますか?
今回のイベントの参加者は、プログラミングスクールの受講を検討している、もしくはエンジニア採用をしている企業ということで、ほとんどの方はプログラミングについて学習していると思います。

まずプログラミングスクールの受講を検討される方なんですけれども、プログラミングの学習は楽しいですか?最近はプログラミングを学習する上で、やり方が増えてきたこともあって様々な目的で、世の中に多くある学習教材や学習サービスを使用して学んでいると思います。正直、僕もそうだったのですが、なかなかうまくいかずに途中で挫折してしまう人も少なくないと思います。

このように独学に限界を感じてスクールを検討しいる方がいらっしゃるかと思っております。
次にITエンジニアの採用を検討している企業様。エンジニアの教育はうまくいっているでしょうか?
人材育成のために投資していても、投資額を回収する前に他社に転職されるリスクがあったり、そもそも教育する時間がないといった理由から、ある程度自走できる方を求めて本イベントに参加されているかと思っております。本サービスは、そのような課題に対して少しでもサポートできたらという思いで作りました。

早速ですが、アプリの説明をさせていただきます。
事前にアクセスしたアカウントを使って、メンターとして操作していきます。主に企業様向け、もしくはメンターとして活動しているエンジニア向けの画面となります。メンターははじめにチームを作ります。今回はRuby on Railsを使っていますのでこちらを使います。

次にコースを作ります。
コースまで作ったら次にタスクを作っていただきます。プログラミング初学者に教えるとしたら、このような順番で学習していただければ転職活動に使用するポートフォリオの作成まで最速で進むことができるのではないかと思い、考えたプランとなっております。
基本的なコースの作成方法については以上となります。

次に、プログラミング学習者向けの画面について紹介していきます。
メンバーの画面でログインし、チームを探すボタンを押していただいて、入ったチームを選択して参加する。参加したらコースを入力し、上から順番にタスクをこなしていく形になります。

今回はRailsのInstagramのクローン開発ということで、こちらを取り組んでいただき、分からない部分は質問、分かる場合は回答するという形で進めていきます。回答していただいたらフィードバック画面に移り、ここで課題に対してフィードバックを受けいただきます。
プログラミング学習者の操作は以上になります。
経験のあるエンジニアが作成したコースをユーザーが受講できるため、学習方法に迷わずに学ぶことができます。

最後に、メンターの画面でタスクを作成した後の本運用についての説明をします。基本的に、ログインから定期的にレビュー待ち、もしくはQ&Aをクリックして確認することができます。今回は、先ほど回答してもらったものを見ていただき、合格の場合は合格、差し戻しが必要であればこちらで修正といった形でコメントをします。

次にフィードバック機能になります。
学習しているユーザーがフィードバックを作成するため、タスクに対してフィードバックが溜まっていきます。こちらを見るとフィードバック数に対しての平均値と、フィードバックの内容を確認することができるので、こちらを参考にタスクのブラッシュアップをしていく想定です。

企業が使用している技術の習得順序を事前に作成して受講させることで、一度作っただけで終わらせずにフィードバックを受けながらコース内容をブラッシュアップすることができます。以上のことから、より品質の高いコースを受講者に提供することが可能です。

また、教育コストを抑えることができるため、一定のスキルセットを習得させることが可能といったメリットもあります。他にもメンバーの増加に伴い、メンターを複数作成したい場合はメンターの昇格をしたり、受講できるユーザーを限定させる限定公開コースもあります。

最後に、本サービスで使用している技術について紹介いたします。

インフラ構成
・AWS
データベース
・PostgreSQL

また、ERBで2つのEC2インスタンスの負荷分散をしています。
発表は以上になります、ご清聴ありがとうございました。

折原:ありがとうございました。質疑応答の時間です。

安川:僕が普段やってる領域に近いので、どうコメントするとよいのか難しいと思いながら考えていますが、この業界でもよくあることなので是非気を付けてほしい点があります。大学などではチェックされる仕組みがありますが、他社のコンテンツを勝手に使って何かをするというのは法的なリスクが高いのでオススメできないと感じています。

ですので、倫理的に他社の著作物の利用許諾とかを持たずに、サロンや自社事業、自社サービスに入れるというのは個人的にはあまりお勧めしないです。理由としてはそれなりのペナルティーがあるからです。
ですので、そういった部分について許諾を取り、法的にもよりコンパチブルな状態にし、価値を生み出すサービスを目指すと良いと思いました。

田中:ありがとうございます。

飯村:あれっくすです。着目点や、実装する力といったところを見せていただきありがとうございます。
1点質問です。もしこのサービスをリリースした時に発生する課題や、このサービスを1年間運用した後の挑戦といったものがもし考えられるようであれば教えていただきたいです。

田中:先ほどの著作権のこともありますので、今のデータは基本的に削除します。メンターというサービスで付けていますが、その人に実際に使っていただきながら、僕と同じようなメンバーの人にも使っていただきながら、タスクの優先度を順序立てて実装していこうと思っています。

将来的に思っていることとして、メンバーが増えてくると生じてくる問題があるかと思います。レベル感ごとに個別でケアするといったような機能をどのように実装していくのかということが、今後の課題になってくるかと思っています。

飯村:ユーザーのことを考えていますので、今後はより良いサービスになっていくと思います。
あとは他人のふんどしに気を付けるという点ですね。ポートフォリオとしては素晴らしいものを見せていただいたので、自信を持ってください。

西:プログラミング学習者が挫折していくというのは、周りに結構いますので、本当になんとかしてほしいと思います。非常に良いサービスだと思うので今後に期待していますが、ここまでで苦労されたポイントなどがあれば教えてください。

田中:インフラなどは調べればある程度の実装はできましたが、SQLの取り方に苦労しました。ActiveRecordではどうにもならないというのもあって、そこに時間が掛かりました。

西:次にどういった部分を改善したいのかは考えていますか?

田中:データベース設計はあまり学習しなかった分野であり、その部分で苦労したと思っているため、データベース設計について学習していこうかとは考えてます。

西:ありがとうございます。

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スポンサー発表

山室富さん(以下、山室):各スクールの皆さん、発表お疲れ様でした。各スクールの特徴もあると思いますが、どのサービスも面白く、とても楽しく拝聴させていただきました。
ここから少しお時間を頂けるということでしたので15分ほどお付き合いください。
まずは、私の自己紹介からさせていただければと思います。

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改めまして、私は株式会社アクロスペイラの取締役COOをしております山室富(やまむろゆたか)と申します。出身は群馬県渋川市、伊香保温泉という温泉地の出身です。

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2004年に大学を卒業し、半年間の就職浪人を経て就職してからはこのIT業界でずっと仕事を続けています。入社当初は、データマイニングというデータ分析の仕事をしておりまして、夜勤明けの看護師さんがミスをしやすいみたいな分析をするための医療データをまとめるプログラムを組んでいました。

2006年の結婚を機にWeb系のエンジニアに転向し、証券会社の持株会システムをお客様先で開発するエンジニアリーダーをしておりましたが、その後、SES営業の経験を経て2009年4月からはSES事業の責任者として取締役に就任、同年10月からは受託開発の事業責任者もしておりました。

その後は2012年に株式会社アクロスホールディングスへ事業継承をしたのをきっかけに同グループ子会社の取締役に就任しました。

アプリケーション開発事業の立ち上げに伴い2015年からは、株式会社アクロスペイラに参画し、2018年から取締役COOとして現場のプロジェクトを見ながら経営目標を達成するための様々な取り組みを行っています。

また私がプロジェクトマネージャーとして携わったお仕事ですが、ゲーム、クーポン、エンターテインメント、ヘルスケアなど、主にスマートフォンアプリの開発案件を長くさせていただいております。

自己紹介は以上です。続いて会社紹介をさせていただきます。
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最初にスポンサー紹介でPRいただきましたので重複するところもありますが、当社は2006年に設立しまして今期で15期目の会社です。
現在は社員66名で活動しておりまして、日本橋の小伝馬町、神田、三越前の近くにオフィスを構えてます。

資本金は3,000万円、昨年度の売上は11億円、売上の比率は受託開発とWEB制作で6億円、SESで5億円という会社です。今期は当初13億を目標としていましたが、コロナの影響もあり12億程度の着地を見込んでいます。

代表は須田誠という別の者がやっておりまして、アクロホールディングスの取締役も兼務しています。

当社は、アクロホールディングス100%出資の子会社で、グループ34社でシナジーを出し合いながら活動しています。

弊社は「世界に希望をひとつ創ろう」という経営理念・ビジョンを掲げており、アクロスペイラという社名もラテン語で希望を意味するスペーラ(spera)に由来します。

我々は、ITビジネス、サービスを通じて社会、お客様、家族、社員に希望を与えられることを考えて、それぞれスキルを磨いて希望を創り出せる取り組みを行ってます。

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当社の事業領域は、設立当初から続けているECサイト構築の他、Webサイト制作やアプリケーション開発、システムエンジニアリングサービスです。

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受託開発は、PHPとLaravelを使った開発がほとんどで、スマートフォンアプリはSwiftとKotlin使って開発を行っています。
ECサイト構築は.NET系の開発が多く、皆さんがご存知の大手の流通、アパレル・ファッションの会社様も当社で多く手掛けています。

簡単ではありますが会社の説明は以上です。
ちょっと早いかもしれないですが、最後にお知らせです。

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採用イベントの出展予定がございまして、typeのエンジニア転職フェアに参加をする予定です。

10月24日の11時から東京ドームシティプリズムホールで開催します。
当社に興味ある方がいらっしゃいましたらぜひご参加ください。

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最後に、「MAKE THE BEST WAY 進む道はひとつとは限らない。最善の道を選択し続けよう。」
これはグループのコンセプトですが、エンジニアとしての成長以外にも、社員が立ち上げたいと考えたビジネスに出資をして事業として一緒に広げていきましょう、というような取り組みもしていたりします。
興味ある方はぜひ当社のサイトをご覧ください。
ありがとうございました。


飯村美紀さん:株式会社マンハッタンコードの紹介を進めていきます。
まず、会社紹介の前に自己紹介をします。

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飯村美紀と言いまして、年齢が30歳で元管理栄養士です。
そこから株式会社マンハッタンコード設立というキャリアを持っています。
現在の得意分野はサービス設計と、プロジェクトマネジメントです。

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株式会社マンハッタンコードは2016年3月に設立し、今年で5年目の会社になります。もう1人の代表取締役が、先ほど紹介があった飯村有です。
従業員数は10名ですが、来年の今頃には20名にしたいと思っております。今の規模から2倍になります。今回の会社説明を聞き、マンハッタンコードに少しでも興味をもつ人が増えてくれると、私にとって非常に嬉しいです。

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「 Let's make a never seen~見たことない、を作る ~ 」
マンハッタンコードはビジョンとして、こちらを掲げています。
現在の主幹事業がアプリケーションデベロップメントサービスですが、根幹にあるのは「見たことない、を作る」になりまして、そちらを作るにあたってのブランディングも設定しています。

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「 Unbeatable and Attractive ~無敵で魅力的~ 」
見た目・機能・哲学、これらを三角形で表現し、詳細に指標を設けて日々ブランディングしています。

マンハッタンコードが得意としているものは、スマートフォンアプリケーションサービスの開発です。スマホアプリを開発するにあたって、Business・Design・Developmentといった必要な要素をすべて兼ね備えている会社となっております。
本日のイベントに参加されている各社とつながりが多くあることが特徴でもあります。

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スマートフォンアプリケーションに必要となる管理画面なども実装する、というが弊社の特徴です。

なぜこのように言語と環境を使っているのかというと、お客様がサービスを作りたい時に、サービス構想を一緒に作りながら私的な言語や環境を弊社から提案するためです。弊社が持っている持ち味の部分でもあるので、この言語しか実装できない、この環境でしかできないということはありません。
お客様が作りたいサービスに合わせ、適切な言語や環境を提案させていただいております。


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スマートフォンのアプリケーションを作るにあたり、サービス構想で取り入れているものが、こちらのデザインスプリントになります。
デザインスプリントは、短期間で問題解決を行うフレームワークです
こちらは、弊社の全社員が習得しているものになります。

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マンハッタンコードでは、イノベーションワークショップを実施しています。東京大学がイノベーション教育プログラムi.schoolというところのカリキュラムを基盤にし、イノベーションを生み出すアイデア発想術です。

こうのようなアイデア発想術に興味がある方は、弊社が運営しているコミュニティに来ていただければ体感できますので、こういったところで皆さんとつながりを持てると嬉しいと思っております。

今までお話しさせていただいて、スマホアプリの会社というのは伝わったと思いますがそれ以外のこともやっています。

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仮面ライダーアマゾンズの主題歌などを歌っている小林太郎さんとコラボレーションし、エンジニア応援ソングとして「Dragon killing」という歌を作りました。
YouTubeでミュージックビデオを公開中しているので、ご視聴いただけると嬉しいです。エンジニアが辛い時に、戦いが走馬灯のように流れてくる曲になってますので、ぜひ聴いてください。このような曲も作る会社です。


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メンバー全員にギャルネームがあります。
ギャルネームがある理由としては、設立時にギャルエンジニアを生み出したいというのがひとつのミッションとしてあり、ギャルと親和性を高めてつながりを持てるようにギャルネームを付けています。
メンバーの平均年齢が27歳ということで、非常に若い会社です。
男女比率が6:4であり、女性が活躍しています。こういった部分も弊社の特徴です。
これらのメンバーが、下記のコミュニティを運営しています。

毎週土曜日15時から20時まで、弊社のオフィスで勉強会&交流会を開催しています。スマートフォンアプリケーションを作る中で悩み等があればこちらに参加していただき、マンハッタンコードのメンバーにぜひご相談ください。
皆さんと会話し、良いサービスを一緒に生み出していけたらと思います。
「Tokyo Uppers Boost」と検索するとconnpassのページに辿り着きますので、そこからお申込ください。

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エンジニアに特化した、「Queens-Lab」というコミュニティも運営しています。こちらは毎週水曜日19時から20時に開催しています。
SwiftとFlutterの勉強を目的とした、スマホアプリ開発初心者向けのエンジニアコミュニティです。
弊社のエンジニアがメンターとして参加しています。
2020年12月から2期生を5名募集するということで、ご興味のある方は会社ホームページから、お問い合わせをしていただければと思います。

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最後は採用情報になります。
冒頭でお伝えさせていただいたとおり、弊社は来年の今頃に従業員数を2倍にするというのを目標に掲げています。2020年10月から12月のスマホアプリ開発エンジニアの中途採用で、経験者未経験者問わず4名採用しようと思っております。
もしこの会社説明で興味を持っていただいた方がいましたら、お申し込みをいただけたらと思います。

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審査発表

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折原:まずはオーディエンス賞から発表させていただきます。
オーディエンス賞は岩崎さんのエンジニアチェッカーが選ばれました。
おめでとうございます。モニターが賞品として贈呈されます。

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折原:安川さん賞は、田中さんが選ばれました。おめでとうございます。

安川:様々なサービスあり、特に僕自身もいろんな方々の学びをサポートしたいと考えています。

一方で他の方々にもコメントで言いましたが、著作権などの他人の知的財産権をちゃんと守ることが大事で、そのために何か僕がお手伝いできることがないのかと思っています。審査員賞を受賞すると、審査員と受賞者で1on1ができるといった権利がありますので、もし田中さんにとって必要だったら僕を呼んでいただけたらと考えています。
著作権法や商標法などの、いわゆる知的財産権に関する部分なども加味し、一歩踏み込んだアドバイスができたらと考えて審査員賞に選ばせていただきました。ぜひ応援したいと思っての賞になります。おめでとうございます。

田中:ありがとうございます。

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折原:西さん賞は、船先さんが選ばれました。おめでとうございます。

西:料理を自分らしく楽しみたい、食事を楽しみたいというコンセプトは非常に共感しました。開発してる姿を想像すると楽しそうにやっていたんだろうと思い、非常に良かったと思います。画像検索やCircleなども短い期間だと思うのですが、その部分も実装されていて素晴らしいです。
このコンセプトに対して、様々なアプローチできれば今後非常に面白いと思いますので、ぜひ応援していきたいと思って選ばせていただきました。おめでとうございます。

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折原:飯村さん賞は、若松さんのコンプレックスシェアです。おめでとうございます。

飯村:一番最初の方ということで非常に緊張されていたかと思います。若松さんの発表を基準に大会が始まったということで、私は応援をしていました。
他の方々は目に見張るものが多くありましたが、若松さんのサービスが最もユーザーの中心の部分やそういった心の部分に入っていくようなサービスの方向性だったと思います。
僕も困っている人や僕自身ができることを活動しているので、これをビジネスの面からどうやってマネタイズするか、もっと使われるようなサービスになるためには、といったところで審査賞としてお話させていただける機会を設けられたらと思い、選ばさせていただきました。おめでとうございます。

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折原:最優秀賞は、岩崎さんのエンジニアチェッカーです。

飯村:審査員全員の意見が一致していました。
既にリリースされているアプリであり、ユーザーの反応を見て尚且つリリースした後に自分が目指したい方向や、ユーザーが求めている方向を定めて、それに向かってチャレンジをしているというところで、最優秀賞に選ばさせていただきました。

安川:市場から反応を得ると誰も気づいてくれないというのもよくあります。気付いてくれたとしても、あまり良いフィードバックじゃない時もあります。
市場と対話しながらサービスをより育てていくという点で、これは他のサービスの人達も同じだと思いますが、toBであれtoCであれ、その人たちに向けて実際に使ってもらいながらフィードバックをいただき、育てていけるサイクルが必要です。フィードバックのループを回してくれるサイクルに既に入っていることが、僕の中で高く評価したいと思える点だったので、最優秀賞として岩崎さんのサービスを推しました。

西:私も同じ意見でして、どなたも素晴らしかったと思いますが、先ほどもあったように実際にユーザーに使われていて、使っていく中で改善されていくところがサービスの姿だと思いますので、そういったところを評価させていただきました。おめでとうございます。

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折原:スポンサー賞は菅さんです。おめでとうございます。

山室(株式会社アクロスペイラ):まずは、菅さん自身の実体験から考え出されたサービスであるところを評価しました。なぜ自分がこれをやるのかという思いがとても強く感じられました。
次に世の中に貢献できるサービスであるところ。他の皆さんも貢献できる部分はありましたが、今日の発表の中では一番だと思い選ばせていただきました。
受賞おめでとうございます。

飯村(株式会社マンハッタンコードカリキュラムにないことを挑戦したというところを推させていただきました。
弊社、マンハッタンコードは「見たことない、を作る」会社として仕事をしており、弊社の社風によく合っている行動というところで、生きがいと挑戦する心を応援したい気持ちで今回はスポンサー賞として選ばせていただきました。
おめでとうございます。

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参加者の声

田中:まず、このイベントに参加させていただけて光栄だというのが1発目の感想です。安川さん賞を受賞できたことは非常に嬉しく思います。Railsの学習を目的とした勉強会合宿に参加し、勉強した過去があります。そこからスクールに入会したので、安川さん賞をいただいてテンションが上がっています。
本日はありがとうございました。


船先:いただける賞までゼロカロリーになるのではないかとちょっと不安でしたが、西さん賞をいただけて非常にありがたいです。こういう機会をいただけたということ自体が嬉しいことで、挑戦してみて本当に良かったと思いました。
本日はありがとうございました。


若松:このような機会をいただいて非常に楽しかったというのもありましたし、まだまだ勉強不足だと思う点もありましたので、これからは更にプログラミングの学習を頑張っていこうと思えました。
ありがとうございました。


岩崎:オーディエンス賞と最優秀賞を取ることができて本当に嬉しいです。
このコンテストに向けてすべてのパッションを注ぎ込んできたので、それが実を結んで本当に嬉しいです。ありがとうございます。伝えたいことはいろいろありますが、コードレビューやプレゼンなど、様々なフィードバックをしていただいたRUNTEQの皆さんと、選んでいただいたオーディエンスの皆さん、そして審査していただいた審査員の皆さん、そして運営の皆さん、すべてに感謝を伝えたいと思います。
本当にありがとうございました。


菅:本日はお疲れ様でした。スポンサー賞をいただいて本当に嬉しかったです。緊張していましたが参加して良かったと思いますし、今後の転職活動の励みにもなるので本当に良かったと思っています。
ありがとうございました。

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予告

次回開催は2021年1月を予定しています。
今回ご参加できなかった方、スポンサーに興味をお持ちの方はぜひご参加ください!



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