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SDGs達成への中間地点:現状と展望――「GSDR 2023とSDGs – 2030 アジェンダ後半のビジネス変革に向けて」開催
3月1日、国連大学ウ・タント国際会議場にて、シンポジウム「GSDR 2023とSDGs – 2030 アジェンダ後半のビジネス変革に向けて」が開催された。国連大学と慶應義塾大学SFC研究所xSDG・ラボが主催した本シンポジウムは、2023年のSDGサミットの成果と、「持続可能な開発に関するグローバル・レポート(Global Sustainable Development Report 2023」(GSDR 2023)の洞察を深めることを目的とし、ビジネスリーダーたちがこれらの
国立高専機構とCAMPFIREが、高専生の起業や研究開発をクラウドファンディングで支援――「高専スタートアップ支援プロジェクト」の特設ページが始動
国立高等専門学校機構(以下、高専機構)とクラウドファンディングを運営するCAMPFIREは2024年3月1日、高等専門学校(高専)によるスタートアップの資金調達やテストマーケティングの支援を目的に、連携協定を締結したと発表した。さらに、同日にクラウドファンディングの特設ページも始動した。 政府が2022年11月に決定した「スタートアップ育成5か年計画」には、アントレプレナーシップ教育の推進など、学生が起業に挑戦しやすい仕組みの構築が盛り込まれている。これを受け、高専機構は「
【新刊紹介】『インターネット白書2024 AI化する社会のデータガバナンス』――高度化する生成AIが社会や産業に及ぼす影響
『インターネット白書』の最新2024年版が2月13日に発売された。高度化する生成AIが社会や産業に及ぼす影響に着目し、偽情報問題、プラットフォームやコンテンツ業界の変化、教育現場の対応、世界のAI規制など、“AI化する社会”を多角的に考察。さらに、メタバースやライドシェア、アクセシビリティ、ECの物流問題、惑星間インターネット、量子インターネットなど、ビジネスと技術に関わる多様な論点を31人の有識者が読み解く。 発行主旨と内容紹介インターネットの影響を技術・ビジネス・社会と
ネイチャーポジティブ実現の足掛かりとなる企業向けセミナー「自然と企業と地域をつなぐ『日本版ネイチャーポジティブアプローチ』とは」開催
日本自然保護協会は大丸有環境共生型まちづくり推進協会との共催で、企業向けセミナー「自然と企業と地域をつなぐ『日本版ネイチャーポジティブアプローチ』とは」を2月29日に開催する。本セミナーでは、地域に即したネイチャーポジティブへの貢献度や達成状況などを定量的に評価する取り組みが紹介される。 生物多様性の損失が世界規模で急速に進む中、「ネイチャーポジティブ(自然再興)」の実現は重要な使命となっている。 自然保護と生物多様性保全をテーマに活動する日本自然保護協会は、ネイチャーポ
三菱地所、国内初の“気候テック”イノベーション拠点「Japan Climate Tech Lab」を2024年秋に開設――スタートアップの成長支援や最新トレンドの発信も
昨今、欧米を中心に気候変動対策を目的としたテクノロジー分野である「気候テック」が注目されており、それに伴い、スタートアップ支援の取り組みが拡大している。日本でもこの動きに追随し、同分野への関心が高まっている。そのような中、三菱地所は気候テック領域における国内初のイノベーション拠点「Japan Climate Tech Lab」(仮称)を開設する。2024年秋、東京都の新大手町ビルに開設予定の拠点では、スタートアップをはじめ産・官・学の関係者が協働し、イノベーションを創出する環
プラスチック代替素材からバイオCO2変換まで――脱炭素社会達成の先駆者を目指すパナソニックが最新環境技術をCES 2024で披露
パナソニックグループは、米国ラスベガスで1月9~12日に開催された「CES 2024」に出展し、「Create Today. Enrich Tomorrow」をテーマに最新の技術と製品を披露した。本稿では、プレス向けカンファレンスの内容から、CO2排出削減やサーキュラーエコノミーなど環境問題を踏まえて同社が取り組む技術開発や、2022年に発表した長期環境ビジョン「Panasonic GREEN IMPACT」の進捗などに焦点を当てた。 地球環境問題の解決とより良い暮らしの両
CES 2024で注目のスタートアップ企業による最先端アクセシビリティ製品――手の震えを軽減する「GyroGlove」、舌でパソコンを操作するマウスピース型デバイス「MouthPad」
米国ラスベガスで1月9~12日に開催された「CES 2024」では、「AI」「モビリティ」「持続可能性」「万人のための安全保障」の4つが主要テーマとなり、世界中からテック企業を中心に4000以上の企業や団体が集結した。近年のCESではアクセシビリティ製品の展示が増えてきていたが、今年はさらに注目度が高まっていた。本稿ではCESで披露された中からスタートアップが手がけた注目のアクセシビリティ製品を紹介する 高性能ジャイロスコープ搭載、手の震えを軽減する「GyroGlove(ジ
AIで手話を身近に! 無料手話検索・練習アプリ「手話タウンハンドブック」――グーグルと関西学院大学の協力の下、日本財団と香港中文大学が開発
“手話を学びたいけれど、どう始めればいいのか分からない”――そんな人にお薦めなのが、無料で公開されている手話アプリとウェブサービス「手話タウンハンドブック」だ。手話通訳として活躍する人を増やし、聴覚障害者の幅広い活躍を後押しすることを目的として、日本財団と香港中文大学が共同で開発したもので、グーグルと関西学院大学が協力している。本稿では、手話タウンハンドブックの特徴や使い方、開発の背景などを紹介する。 ICTやAIを活用して、手話の学習をより身近に、より気軽に 手話の検索
年末の大掃除でお宝発見?! 捨てるモノから資産になり得るモノへ――メルカリ調査、国民1人当たりの“かくれ資産”は約53.2万円
メルカリが、期間限定でオープンした没⼊型施設「ウチの実家」がSNSなどで話題となっている。年末年始の不要品が多く出る時期に向けて、自宅や実家に眠っているモノの価値を知ってもらいたいと実施されたものだ。同社が行った調査で、日本の家庭に眠る“かくれ資産”の総額が推計約66兆6772億円であることが分かり、これを踏まえて企画された。 昭和レトロなグッズが満載、実家には思わぬ“かくれ資産” メルカリが主催した疑似実家を体験できる施設「ウチの実家」は、11月29日から12月3日の5