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希薄化しないSNS運用企画について考える

みなさん、初めまして。
CXマネジメント本部 プロジェクトマネジメント1部の島田です。
最近は、SNSやキャンペーン施策、LP制作領域だけでなく、
動画施策にも携わる機会を多くいただくようになりましたが、
その中でもSNS運用は長く担当させていただいております。

今回森永乳業さんの「マウントレーニア」のSNSの事例と絡めて、
SNS運用の企画の在り方やSNSの存在意義についても
フラットに踏み込んでいけたらと思っています。

「SNSって投稿するネタ尽きちゃうよね」
「いつも同じようなネタになっちゃう気がする...」
と悩んでいる皆さまの参考に少しでもなれば幸いです。


いかにユーザーに「近い存在」としてコミュニケーションを取っていくのか


マウントレーニア公式Instagram

下記の記事にもあるように、SNSのマーケティング上での役割は多岐に渡るのですが、
その中でも、「マウントレーニア」SNS運用として特に大事にしていることは
顧客とのエンゲージメント』です。

▼SNSマーケティングについてもっと知りたい方はこちら

SNSは他のプラットフォームと比べて、
ブランドとお客さまとの距離が比較的近く、
コミュニケーションを取りやすいことから、
単なる商品紹介をする場所だけでなく、
SNS特性を活かし、お客さまの声を活かしたり
またある時は、コミュニケーションの場所としています。

ストーリーズのアンケート機能を使ってコミュニケーション

そもそもSNSは個人間コミュニケーションの場所

Instagramに限らず、Xも然り、
今あるSNSのほとんどに企業アカウントが存在しています。
ただ、これらのプラットフォームはすべて、
元々ユーザー間コミュニケーションの手段として使われているものです。
コミュニケーションをするためにSNSにいるのであって、
「企業の広告を見るために」その場所にいる訳ではないというのが、
SNSを運用する上で忘れがちですが、大きなポイントになるかな、と思っています。

もちろん、新商品の情報や限定のキャンペーンの情報も
アンテナを張っている人も多くいるので、
情報発信するコンテンツバランスが重要です。

自分がユーザーだったら、ただの新商品情報だけって飽きてしまいませんか?
「はいはい、この商品ね。知ってるよ」みたいな感じで、
サラッと見逃すことも多いのではないでしょうか。

ユーザーの声をどうやって昇華するか

SNSの投稿を考える上で、重要な投稿のネタとなるのが
ユーザー投稿やユーザーの声です。

実際の商品に対する声は、SNS上で転がっていて
少し耳を傾けるといろんなヒントが溢れています。

例えば、マウントレーニアで言いますと、
「ノンシュガーとノンスイートってどんな違いがあるの?」
「似ているからよく分からない!」
といった声が実際に投稿されることがありました。

これは、実際に公式アカウントに寄せられるDMだけでなく
投稿に寄せられるコメントなどにも散見されたものです。



これが実際に投稿された内容です。

ノンスイートとノンシュガーの違いを伝えるだけでなく、
商品自体の再想起も図ることができ、
「私はノンシュガー派!」「ノンスイートがいい!」など
ユーザーの発話も促すことができたのではないかと思っております。

たまにはチャレンジするアイデアも...!?

いわゆる『Xっぽい投稿』はXのみで実施する、と
プラットフォームごとに棲み分けをしっかりして実施していました。

ただ、「たまにはチャレンジしてみても良いのではないか?」という話にもなり
今年初めてInstagramでエイプリルフール投稿の実施してみました。

ネコであることで、エイプリルフールというネタ投稿を
「かわいい」方向にまとめることで、Instagramでも違和感ないように工夫しました。

そのおかげか、「信じちゃった!笑」「本当に欲しい!」など
多くのリーチを獲得するだけでなく、コメントでも盛り上がりが見られました。

ユーザーに向き合ってコミュニケーションすることが何よりも大事

今回挙げた例は、ほんの一部の投稿ですが、
基本スタンスは、アカウントに遊びに来てくれるユーザーの皆さんが
どんな人か、どんなことを求めているのか、
それを探っていくことや、もしくは実際に聞いてみながら
投稿の企画として作っていきます。

ユーザーとの「対話」が、良質なSNSアカウントを育てる上で大事だと考えます。

なーんだ、当たり前のことじゃん。
と思う方もいるかもしれません。
しかし、こういう当たり前を少しずつ積み重ねることが、
「民度の高い」SNSを作り上げることや、
ロイヤリティの高いユーザーの集まる場所になるということにおいて
重要なポイントになるのかと考えています。

実際に、マウントレーニアでは「マウントレーニア愛」の熱い人たちの
コミュニティサイトも出来上がりました。

マウントレーニアをいつも愛してくれている皆さんが
ふらっと立ち寄り、ほっと一息つけるオンラインコミュニティ →こちら

SNSの勝ちパターンって、見極めるのは大変ですよね。
そりゃそうです。日々アルゴリズムもユーザーの動向も
激しく変化するのがSNSです。

私たちも日々闘って、そして向き合っています。
SNSの企画だけでなく、SNSを活用したキャンペーン施策まで
広く取り扱っております。

ぜひお気軽にお問い合わせくださいませ。


D2C IDでは、企業様やキャンペーンでのSNS運用を行なっています。ぜひお気軽にお問い合わせください。


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