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面接でよく聞かれる質問ベスト5!

こんにちは、人事の山内です!
6月号の人事ブログをお届けします。

今回は、面接でどんな質問をされるかについてランキングでご紹介しようと思います。
一般的に面接対策はいろいろありますが、「どんなふうに答えようか」の準備に加えて、「どんな質問をしようか」という準備も会社によっては必要かもしれません。
D2C dotの選考は、企業が選ぶ側、候補者が選ばれる側という上下関係は存在しないというスタンスを大切にしていますので、候補者の方に質問いただける時間を設けております。
十分に下調べをしてきたから面接時に質問がないことは、果たして良いことなのでしょうか?面接において『質問力』というのはどのように発揮したら良いのでしょうか?このあたりのことをD2C dotの人事目線でお伝えできればと思います。

■はじめに

D2C dotは、選考において企業が選ぶ側、候補者が選ばれる側という上下関係は存在しないというスタンスを大切にしています。これを実現するためには、「面接回数を増やす」「面接時間を長くする」「面接官の人数を増やす」「適性検査を実施する」「SPIなどのテストを導入する」など、お互いにさまざまな見極める手段があります。
そもそも、ほんの数回の面接だけでその人の本当の性格、人柄、実績や経験、スキルを判断することは難しいにもかかわらず、約2年前から緊張感や雰囲気、実際の立ち居振る舞いなどが分からないオンラインで実施するしかなくなり、より一言の重みというのが際立つようになったと感じています。

一言の重みというのは、うまくしゃべれるということではなく、その言葉の裏に誠実さがあるかどうか、これまでと違う環境でもその言葉の通り行動に移すための推進力があるかどうか、ということをきちんと伝えられることを言うのではないかと思っています。
いわゆる、自分は有言実行(責任をもって主体的に行動)できるということを、候補者側は質問に対する答え方や積極的に意味のある質問をすることで示す必要性が高まっています。

※企業と候補者間に上下関係は存在しないという採用ポリシーについて、詳しくはこちらのインタビュー記事をご覧ください。

ここから先は、私が入社して約2年半の間に400件以上実施した面談・面接でよく聞かれた質問を紹介します。この質問をしたから良いということではなく、前後の文脈などは自ら組み立てる必要があります。D2C dotの面接に臨まれる方もそうでない方も、何かの一助になれば幸いです。

■1位 どんな人がいますか?

メンバーのバックグラウンドや、どんな人が多いか(人柄)についての質問を一番多くいただきますが、ここについては多種多様です!いい意味で、偏りがないのが特徴です。

・元雑誌編集、BtoB営業、新規事業立ち上げ、CM制作、アパレル出身など、多彩な背景のメンバーが在籍しており、9割が中途入社です。
・20代チーフ、30代管理職など若くして責任あるポジションを任されているメンバーがいます。
・やりたいことや目標が途中で変わったら、ジョブチェンジができる環境を活かして異動や転籍をしているメンバーがいます。
・仕事とプライベートを分けていないメンバーもいれば、仕事とプライベートを切り離し、プライベートを全力で充実させているメンバーもいます。
・全体的に柔らかい人柄のメンバーが多く、体育会系とは真逆といえます。

区分(中途・新卒)
東京オフィスのメンバー
沖縄オフィスのメンバー

■2位 どんな人が活躍していますか?

裁量労働制のため、主体性・行動力のある方にはチャンスが多くある環境といえます。また、クライアントワークのため案件ごとにチームが組まれるフラットな組織のため、さまざまなメンバーと関わる機会があります。ゆえに、コミュニケーション能力に長けている方は社内(グループ会社も含め)でもどんどん人脈形成をしていくことができ、対応力が磨かれ、またそれが次のチャンスを掴むきっかけとなり得ます。

・アウトプットできる人
・自分事化して具体的な内容に落とし込める人
・主体性のある人
・合意形成を取れる人(裁量≠自由 と理解している人)
・共感、思いやりの気持ちがある人
・やってもらったことに対して「ありがとう」が言える人
・属人化させない人(個が強くなることは良いことですが、自分だけ情報を知っている・自分だけ経験できたことに優越感を感じる人は✕です)

■3位 担当する案件数、案件の進め方は?

担当する案件数は、向き合っているクライアントや案件の大小によってさまざまですが、プロデューサーは5~6件ほど、ディレクターは4~10件ほど担当することが多いです。ここに、次に走り出す案件の仕込みなどが数件加わっていくイメージです。
案件の進め方は、あくまでも一例として代表的な進め方を2パターンずつ紹介します。

<プロデューサー>
【パターン①】
クライアントや代理店の営業担当、クリエイティブチームから相談をいただき、課題や予算スケジュールを明確にして施策提案、IMC(コミュニケーション構造図の設計)からKPI設定、施策のレビューまで行えるようクリエイティブディレクションまで担当します。
【パターン②】
クライアントから相談をいただき、与件に応じて社内メンバーや社外パートナーと進め方を相談して決め、企画書を作り、提案します。受注後はディレクターとともに進めていきます。案件開始後は、制作進行はディレクターが担当し、クライアントとのやりとりや社内全体管理を担当するケースが大半です。

<ディレクター>
【パターン①キャンペーンや運用案件】
プロデューサーから案件の話をもらい、スケジュールとメンバーアサイン(稼働状況調整)を決めます。ざっくり分類すると、構成・デザイン・開発の各フェーズで、次のようなサイクルをまわします。
①制作→社内チェック→社外(代理店・広告主)チェック→
②修正対応→社内チェック→社外(代理店・広告主)チェック→
③次のフェーズ(開発後は納品・公開)
状況によって、複数の①→②が並走したり②を繰り返したりということが発生するので、その管理・調整がディレクターの腕の見せ所です。
長期継続の運用案件の場合は、契約継続前にプロデューサーと共に次期提案を行うなどして進めるケースもあります。
【パターン②大きめの新規案件】
プロデューサーと共にオリエンテーションから一緒に入るケースと、既に大枠は固まっていて要件整理から入るケースがあります。
1、オリエンテーション 
2、提案
3、要件整理 
4、制作・開発ディレクション
5、検証
6、公開 
7、運用

■4位 案件の任され方、自ら選択できる?

案件はどういう経緯で任されるのか、それは自分で選べるのか、指示されるのかは会社や文化によっても異なるので気になるところですよね。

プロデューサーの場合は、コンペで勝つことで案件を獲得するケースがあります。それ以外では、所属の上長からメンバーに割り振っていくことが多いです。自らやりたいと挙手して任せてもらえることもありますが、全体のバランスや得意不得意を加味したうえで上長と相談して決めています。また、既に担当しているクライアントから別の案件を紹介していただくなど、これまでの実績や繋がりから次の担当機会をいただくということもあります。

ディレクターの場合は、新規案件は上長からお願いされることが一番多いです。上長がメンバーの稼働状況や志向、担当案件の希望をヒアリングしており、それらを元にアサインを検討しています。その上で、全体に周知して希望者を募ったり、自主性に任せてお願いしたりということもあります。また、プロデューサーから直接指名で任されることもあります。

■5位 平均年齢と男女の割合

2022年6月現時点での平均年齢は、35.8歳です。男女の割合、年齢層別は下記のグラフを参照ください。

年齢層

■まとめ

いかがでしたでしょうか。
中途採用の面接では、スキルよりもポテンシャルが重視される新卒採用とは異なり想定外の質問が来ることの方が多いと思います。それは、決して自分の準備不足というだけではなく、面接官の質問力が高いということが言えると思います。
できる限り自己分析を行い、どんな質問が来ても芯のある回答をするのは最低限しておくべき準備ではありますので、そういった想定外の質問が来ることを予測し、自分自身の軸を持つことをおすすめします。
世の中の人全員がすばらしい実績や経験をして、高いスキルを持っているわけではありません。重要なのは、自分の強み・弱みを把握し、芯のある回答をすること、そのための質問をすることだと思います。そうすれば、うまく自身をアピールする(印象付ける)ことができるはずです。これは、実際に私が400件以上面談・面接をしてきて感じたことで、遠回りのようで近道なのではないかと感じています。
あくまでもD2C dotの人事としての見解ですので、この考えに共感し、D2C dotにご興味をお持ちいただけた方や、一緒に働きたいと思っていただけた方がいらっしゃいましたら、お気軽に下記お問合せフォームからご連絡ください!!