主婦が看護学生になった時苦労した事

看護学校に入学した時は35歳でした。
会社員の夫、中学生、小学生が二人の3人の子供が我が家にはいました。

■通学に時間がかかる
これは仕方がない事なのですが、当時、地下鉄の駅までバイクで15分、地下鉄は途中で乗り換えも含めて30分、地下鉄の駅から学校まで歩いて10分弱という、通学に1時間程かかりました。
授業は朝9時10分からだったので、家を8時過ぎに出ました。
小学生も中学生も登校はそれまでに出かけていたので、みんなを見送ってから自分が最後に出る事が出来ていました。
帰宅は学校は基本16時半まででしたが、演習の練習や技術練習等もあったので、残らなければいけないこともありました。
16時半すぐに学校に出ても、家に着くのは18時前くらいだったと思います。
子供たちは帰宅していました。

■1コマ90分の授業が耐えられない
久しぶりの学生生活です。それまでパートで働いてはいましたが、比較的自由にトイレも行けたし、じっと座り続ける仕事ではなかったので、1コマ90分を1日に4コマ受けるという事に耐える事ができませんでした。
1日に4コマ、午前2コマ、午後2コマ。毎日6時間じっと椅子に座って、何を言っているのか全く分からない解剖生理など、医療の授業を聞くのが本当に耐えられなかったです。

■眠気を解消する方法
家庭と慣れない通学と授業に、眠気が出た事もよくあったのですが、3年間、ほぼ居眠りする事なく授業を受ける事ができたのは、姿勢です。
姿勢をとにかくピンと背筋を伸ばして座っていました。そうすると眠気が亡くなりました。コーヒーを飲むという方法も、看護学校では授業によっては飲み物を飲みながら授業を受ける事ができない授業もあったので(禁止されていました)できず。
あとは、ノートをまとめる、もしくは教科書に書くなどしてただ授業を聞くだけではなくて、何かしていると眠気と闘わなくて良かったです。

■ご飯の用意


主婦ですから、家事をしないといけません。
朝ごはん、お弁当は夫と協力して作っていましたし、お弁当は子供たちは当時、給食があったので良かったです。夜ご飯は、週末に1週間分の買い出しをして、1週間分作り置きしていました。メイン料理1品、サブ料理2品、作り置きできる献立を考えて、IKEAで大量にタッパーを購入して、作って2-3日で食べる物は冷蔵庫、それ以後は冷凍できる献立で冷凍していました。
なので、夜ご飯は帰ってからチンして温め直してお皿に盛りつけるだけでよかったです。
週末に作り置きをしなければいけないという負担はありましたが、それをやっておかないと、平日学校に行きながらご飯の用意をしなければいけないプレッシャーがあるので、それよりは週末作る方がよかったです。

■子供の行事
子供の行事が学校がある日にありました。授業参観は行けるときだけ、運動会等は、土曜日が多かったので助かりました。幸い授業参観も、もういけないと思っていたのですが、既修得科目(短大の時の)の授業と重なっていたり、テスト週間で昼から休みだったり、運よく行けない事がなかったです。

■子供の体調不良時
体調不良で早退した事は運よく3年間1度もなかったです。
熱が出ていれば、その日は最初から学校に行かせず(コロナ禍ではなかったので今ほど体調に関して縛りはありませんでしたが)、お休みさせて留守番させました。夫も時々連絡を入れてくれるようにお願いして、出来るだけ学校や実習を休まなくてもいいようにしていましたが、1度も休まずに済みました。
私のほかにもお子さんがいて通っている方がいましたが、熱を出したときはおばあちゃんにお願いしたり、自身が休んだり、行事も休んでいる人もいました。絶対に落とせない授業以外は、少しは子供のために休んでも大丈夫だと思います。

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