防衛省がサイバー攻撃を受けない意外な理由――ホワイトハッカーの登用で安心?サイバーガラパゴス日本の強み――サイバー犯罪とハッカー最前線【1】

防衛省がサイバー攻撃を受けない意外な理由――ホワイトハッカーの登用で安心?サイバーガラパゴス日本の強み――サイバー犯罪とハッカー最前線【1】

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――映画で活躍するなど、ロマンある存在として語られたハッカー。ところが、現在では「フィッシング詐欺などのちまちまとした犯罪をやっている」という話がある。一方で、ISISに攻撃を仕掛けると宣言したアノニマスや、ホワイトハッカーと呼ばれる集団も注目を集めている。激変するハッカーの世界に迫った。

 今年1月、フランスの週刊新聞「シャルリー・エブド」が襲撃され、12人が殺害された事件を受けて、国際的ハッカー集団「アノニマス」が、イスラム国やアルカイダなどのイスラム過激派への報復を行うというビデオメッセージを発表した。彼らは、このプロジェクトを「#OpCharlieHebdo」と名付け、ホームページやソーシャルアカウントに対して次々と攻撃を仕掛けている。

 インターネット上で、ハッカーたちによって行われる「サイバーテロ」「サイバー攻撃」というハッキング行為は、今やミサイルなどでによる物理的な攻撃と変わらない甚大な被害を及ぼすようになり、2011年にはアメリカ・ロバート・ゲーツ国防長官が「外国政府によるサイバー攻撃を戦争行為と見なす」とする方針を表明している。「第五の戦場」となったサイバー空間では、日々、国境を超えた激しい戦闘が進行しているのだ。

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