『サウスパーク』だけじゃない!! ムハンマドや天皇もネタにするタブー破りのアメリカ産アニメ

――クール・ジャパンという言葉も普及し、日本のアニメの海外進出も騒がれる一方で、今ひとつ目を向けられる機会が少ないのが海外のアニメだ。しかしアメリカで放送されるテレビアニメシリーズなどには、日本ではご法度の過激なネタが満載の作品が数多く存在している。

『サウスパーク』のHPでは、過去に放映されたエピソードを視聴できる。

海外アニメと聞いて、大半の人が最初に思い浮かべるのはディズニーやピクサーの作品群だろう。一方でアメリカには、日本にはあまりないタイプの過激なテレビアニメシリーズも多く存在する。アメリカを中心に世界のアニメを紹介するサイト『Read Me! GIRLS!』管理人のスカポン太氏は、その特徴を次のように語る。

「『カートゥーン』と呼ばれるアメリカのアニメは、ストーリー性を重視する日本のアニメと比較すると、コメディ色が強いものが多いですね。10分程度の作品でも、大量のギャグが詰め込まれていて、ものすごいスピードでストーリーが展開します。ギャグのネタも、落とし方も日本とは違うので、日本のアニメに食傷気味だった人でハマる人は一定数います」(スカポン太氏)

本稿ではタブー破りの海外アニメについて知見を深めていきたいが、まずは日本でもお馴染みの『ザ・シンプソンズ』と『サウスパーク』から見ていこう。

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