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名義貸しで400万円の荒稼ぎ芸能人とファッションの胸算用

――「梨花がプロデュースした服がバカ売れ!」「元AKB48篠田麻里子プロデュースのアパレルブランドが破綻!!」……。相変わらずアパレル業界では芸能人プロデュースものが人気だ。では、彼女らは一体何をして、いくら稼いでいるのだろうか? また、メーカーが彼らを起用する理由とは何なのだろうか?

マーケティング・リサーチ会社「矢野経済研究所」によると、2015年度の国内アパレル総小売市場の規模は、約9兆1500億円と予測されている。これは過去5年間、ほぼ横ばいの数字だが、ファストファッションブームの終焉、品質重視といった消費動向の変化はあるものの、景気に左右されない"手堅い産業"と見て取れるだろう。

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