ネオンきらめくピンク看板も、今は昔……!? 立地も建て替えも風営法でNG!?絶滅寸前フーゾク建築の現在

――ソープランドや店舗型ヘルスなど、実店舗を持つ店舗型風俗店。法的には「店舗型性風俗特殊営業」なる名称を与えられた性風俗店を中心に、立地や建物に関してどのような法が存在し、実際にどのような規制があるのか、関係者の話を聞きつつ検証した。

「フーゾク建築」と聞いて読者諸氏は何を思い浮かべるだろうか? 東京・歌舞伎町や福岡・中洲のピンク看板のド派手なビル? あるいは東京・吉原の下町風のソープ街? 少し詳しい方なら、大阪・天王寺の飛田新地などを想起されるかもしれない。しかし、程度の差こそあれ、基本的には暖色系の派手な色使いで、どこか卑猥な匂いをまき散らしているのが一般的だろう。なぜなのか? 『ラブホテル進化論』(文春新書)などの著作のある神戸学院大学人文学部講師の金益見氏はこう語る。

「メディアへの広告出稿などで集客するという一般的なビジネスとは真逆の風俗店は、店の外観がそのまま広告です。つまり、とにかく目立たなければならず、と同時にサービス内容が一発で客に伝わらなければいけない。派手な上、『90分1万5000円』などの即物的な料金看板をことさら目立つように店前に置いているのも、そのためでしょう」

 そこで本稿では、そんな風俗店の建築に焦点を当ててみたい。

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