マガジンのカバー画像

(裏)動画案内2017【2017年10月号第1特集】

17
¥500
運営しているクリエイター

2017年9月の記事一覧

フードポルノは“おいしい”ビジネスなのか?ブームで儲けているのはどこだ?生き残りをかけたレシピ動画の今

――早回しで料理が出来上がっていく様子を俯瞰で撮影した「レシピ動画」。SNSで流れてくると思わず見入ってしまうこの動画だが、マネタイズ方法や運営会社のことはあまり知られていない。このブームで本当に儲けているのは誰だ? 新たなトレンドになりつつある「レシピ動画」ビジネスの裏側に迫る。

世界中で人気のレシピ動画。ただ、海外の動画は「なんだか大味そう」という声も。

 SNSを開くとタイムラインに流れ

もっとみる

吉田羊にエンケン、山田孝之が引っ張りだこ!炎上狙いエロCM動画は終わった――ウェブCM出演芸能人のお値段

――ネット広告の価値が上昇しつつある昨今。CMもウェブ動画の需要が高まり、その数は飛躍的に増えてきた。ギャラが高額なテレビCMにも出演しているような豪華なタレントも出始めているなど、ウェブCMを取り巻く環境は急速に変化し、今まさに転換期を迎えている。

インパクトのあるキャラクターでCMに引っ張りだこの松岡修造。ただし、最近では紹介する商品に目が行かず、どのCMを見ても暑苦しい松岡修造しか記憶に残

もっとみる

「牛乳石鹸」に女性が怒るのはなんでだ?ウェブ広告炎上と女心の解。

女性の怒りを買って炎上する動画広告が多発している。何が女たちの逆鱗に触れるのか? 女心を読み解く本誌連載「オトメゴコロ乱読修行」でおなじみのライター・稲田豊史氏にその疑問を解いてもらった。

「牛乳石鹸」動画で怪演を見せた俳優の新井浩文は、ツイッターで「うちの事は嫌いでも、牛乳石鹸は嫌いにならないでください」と訴えた。

 ウェブ動画広告の炎上が相次いでいる。CMや広告に消費者からのクレームが寄せ

もっとみる

ここでも「文春」VS「新潮」のバトル勃発か?「このハゲー!」動画で1500万円――週刊誌がテレビに動画を売る理由

 新聞社に続いて、週刊誌がオリジナル動画を作成、配信し始めた。「週刊文春」に至っては、スクープの裏話を記者が生トークする「ニコニコ生放送」(前半無料、後半有料)まで配信するなど、その展開が話題を呼んでいる。ここでは、そんな週刊誌動画をめぐる記者たちの本音に迫る。

雑誌の誌面と連動する形で配信された、錦織圭の恋人、観月あこの動画。結婚について言及するなど撮れ高は高かったものの、デメリットのほうが大

もっとみる

Jリーグを押さえても、やっぱり赤字……? DAZN巨額投資回収を阻む壁

――巨額の契約料でJリーグの放映権を獲得し、鳴り物入りで日本市場に乗り込んできたストリーミング界の黒船・DAZN。だが、現在は投資の段階で、会員数100万人を突破しても、実は回収できるほどには稼げていないのが実情だ。果たして、日本でもこの有料課金モデルのサービスが根付いていくのか?

DAZNマネーが入ったおかげもあって、Jリーグには続々と大物外国人が移籍してきている。いつかネイマールクラスの選手

もっとみる