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アロマトリートメントの施術を学ぶ

仕事に育児に毎日奔走していたとき、なかなか自分のために時間を使うということができなかったのだけど、ほんの少し時間が作れたときにはいつもアロマサロンでトリートメントを受けていました。
サロンの扉を開くと、とってもいい香りが漂い、ゆるやかな音楽が流れ、それだけでもすっかり肩の力が抜けてリラックス~・・・。
そこからあとは、セラピストさんに身を任せて、なめらかにトリートメントをしてもらうと、毎日殺伐とした中で気を張っている自分から解放され、優雅なひとときを過ごせるわけです。
そんなアロマトリートメントを、ただいま学んでおります。

私がアロマを学んだきっかけは、いつもここで
「今日はどのオイルを使いますか?」
と聞かれるたびに簡単な説明を見て適当に選んでいたので、もう少しちゃんとそのアロマ精油について知ったうえで選びたいな、と思ったからです。
そこから巡り巡って、ただいまボディトリートメントについても少しずつ練習させていただいております。

そんなに急いで講義を修了したいとは思っていなくて、月1ペースで先生に見てもらって、あとは自宅で娘を使って練習しています。
先生は、私よりほんの僅かにお姉さんですが、今でもとってもお美しくて、先日はセラピスト向けの雑誌などにも紹介されていたりして、みんなが憧れてしまうような魅力を持っているんです。
だから、半分は先生にお会いしてアロマが漂うお部屋でお話することで、学びながらも、自分自身のストレス解消にもつながっている気がしています。

ところで、このトリートメント、やってもらうのはとっても気持ちよいんですが、いざ自分が施術をしようとすると、かなり技術が必要でして。
手の動きだけではなく、足の向き、ひざの使い方、姿勢など、かなり細かく教わるのです。
先生の綺麗なお手本を見て、うんうん分かった!ってやってみると、あれ?あれ?とってもぎこちない動きになってしまう・・・。もともと運動神経が無いせいもあるんですけれど。
「アタマではわかっているんですけど、身体がその通りに動かないんですぅ・・・」
と、半べそ状態の私。それでも先生は、
「慣れれば大丈夫! ほら視線! ひざ使ってる?! 左手がまたおかしいよー!」
と、根気強く教えてくださるので、毎回泣き言を言いながらも、なんとか少しずつついていっています。

こういう技術の部分のほかに、カウンセリング技術や基本的な身体のしくみについての座学もあり、かなりがっつり勉強させていただいております。

ああ、あの至福の時間は、こういう努力を積んだセラピストさんたちによって提供されていたのね・・・。

私のアタマの中では、このレッスンの間は、『エースをねらえ!』の岡ひろみになったような気分・・・(古い!)。
いつか私もお蝶婦人のように、蝶のようなフォームで、周りの人に心地よいと思ってもらえる施術ができるようになりたいものです。

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