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『最軽量のマネジメント』感想まとめ

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『最軽量のマネジメント』に関して、noteでいただいた感想をまとめています。
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マネジャーは麻薬みたいなものではないか

しゅんしゅしゅんです。 いちどマネジャーになると、意識的/無意識的かかわらず、快楽におぼれてしまうのではないかと思う。これは個人のパーソナリティの問題というか、人間の性の問題かもしれない。 つまりマネジャーは麻薬みたいなもんだ。 マネジャーに忙しさや無理を許容させるのではなく、いかに本質的ではないマネジャーの仕事を減らして本質的なマネジャーの仕事に向かってもらうかのために徹底的に議論するサイボウズ社の視点はすばらしく、勇気にみちている。 マネジャー激務問題はよく取沙汰

全員が忠誠心ある組織はさぶい。

しゅんしゅしゅんです。 100%の忠誠心なんて求めない。 100人100通りの距離感を受け入れる。 サイボウズ社が捨てたマネジメントに関する6つの理想の内の一つが100%の忠誠心。価値観が多様化する現代で、100%の忠誠心を求めるのは不可能とし、100%の信頼を築くのをあきらめた。 忠誠も信頼もあるかないかの2択ではなく、あくまでグラデーションとして存在するものだ、としたらしい。とはいえ会社が掲げる理想への共感が0%ではチームにならないので、少なくとも理想には共感してい

ほんの少しでもマネジメントやってるなら、絶対に読んだらいい。

しゅんしゅしゅんです。 「うちの会社は働き方を改革します」「残業を削減します」「社員の満足度をあげます」。上からは号令がふってくる。 なのに、会社の業績目標は変わらない。メンバーの成果目標も下げてはいけない。業務効率を良くし、社員のモチベーションを高く維持しなければならない。自分が持っている数字もある。 「できるかい」 できるならとっくにやっている。マネジャーは神なのか。そのジレンマに対して、下からは容赦なく突き上げがくる。「無理です」「どうすればいいんですか」「そも