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その後について

おまえ、Pythonはどうした。アイデアをカタチにする手段を手に入れるんじゃなかったのか。

そんな声が聴こえてくる今日このごろですが、幻聴と思うことにします。

状況が変わった。

いや、COVID-19とかBlack Lives Matterとかいろいろあるのだが、単純に仕事が忙しい。本年度の本業設定であるクラウドサービスのプリセールス&コンサルティングもそうだが(リモートワーク推進でCSプラットフォームを刷新する企業も多くおかげさまで引き合いも増えてます)、3月から本格的に加わった創薬ベンチャーの動きが激しい。

ちなみにどんな事業かというと、超汎用性即納型の再生T細胞製剤を使った免疫療法でがんを始めとする免疫が関係する疾患に対する画期的な治療を実現することを目的としたもの。

その筋では有名な研究者である某国立大のユニークな教授を中心に、チームを組成。超大手製薬企業などとアライアンスを組み、細胞製剤を生産・保管するためのセルバンクの構築 、対象疾患での治験などを目指して日々活動している。抗原特異性だのTIL採取だの、本格派の私立文系である自分には初見な言葉が飛び交う中で、事業開発をしなくてはならないという挑戦。

そんなわけでPythonの習得は一旦休止して、遺伝子工学の基礎や再生医療・免疫学などを学びつつ、業界を構成するプレイヤーのプロフィールや関係性などをインプットする毎日である。

お誘いがあれば&面白そうならなんでも首を突っ込む、というスタンスでこれまでやってきたが、今回ばかりはちょっと荷が重いかもなあと感じつつ、しかし社会に資する事業であることは間違いないし、サバイバーである自分、がん遺族である自分こそが関わるべき事業であると思い、なんとか寄与したいと考えている。

ということで、落ち着いたら免疫療法やバイオベンチャーについて書き始めるかも。Pythonさん、しばらくサヨナラ。

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