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『花き』の産出・輸入額推移

年間流通額の約9%が消費される5月、母の日が近いので、3月30日に確報が発表された農林水産省様の「平成30年農業総産出額及び生産農業所得」における『花き』の産出額をみてみました。

最新の数字は2018年のもので、
全体の産出額は3,327 億円、5年前と比較すると-5%程度。

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その内輸出額は8.9 億円、5年前と比較すると524%と目覚ましい成長。

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花きの市場では他市場動揺Webオークション形式が導入されている様子ですが、近年では花き専門のネットモールの登場もあるようで、輸出の加速に寄与していると思われます。

以下は農林水産省様の考察。
花きの栽培面積が長期的に減少傾向で推移する中、近年、外観や日持ち性に優れたトルコギキョウ等の産出額が増加してきており、平成20年以降、花きの産出額は3,500億円前後で推移してきた。
平成30年は、前年に比べ111億円減少し、3,327億円(同3.2%減少)となった。

この要因としては、国産花きに対する輸出促進の各種取組(海外PR活動、バイヤー招聘等へい)により、切り枝等の輸出額が増加したものの、きく、ばら等では天候不順や台風等の影響、カーネーションでは猛暑等の影響により出荷量が減少したこと等が影響したものと考えられる。

出典:農林水産省 『平成30年 農業総産出額及び生産農業所得』
   発表 2020年1月15日、3月30日に確報
https://www.maff.go.jp/j/tokei/kouhyou/nougyou_sansyutu/#r

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