フルフレフルリモ

「リモートワーク」が繋ぐ“働く”という選択肢

こんにちは、クラウドワークス ワーカーエクスペリエンスチームです。

最近の新型コロナウイルスの感染拡大の影響もあり、「リモートワーク」が注目されていますね。

クラウドワークスでも今回のコロナウイルス感染への対策として、今週から原則全社員リモート(在宅)勤務を実施しています。


クラウドワークスでは日常的にリモートワークを活用しているのですが、このリモートワークという働き方が社会に広まることで、私たちワーカーエクスペリエンスチームのパーパス「誰もが“働く”を選択できる世の中」に近づくことができると考えています。

そこで今回は、リモートワーク導入のノウハウではなく、働き方の一つとしてどのようにリモートワークを捉えるか、について書いていきたいと思います。

クラウドワークスの働き方

まず前提として、クラウドワークスの働き方について簡単にご紹介します。

クラウドワークスでは2018年から「フルフレックス・フルリモート制度」を取り入れており、時間や場所にとらわれない働き方を推奨しています。

▼フルフレックス・フルリモートはじめました、夏(2018)

▼フルフレックス・フルリモートってどんな制度?を詳しく紹介します(2020)


ワーカーエクスペリエンスチームでは

そんなクラウドワークスですが、私たちワーカーエクスペリエンスチームではどのように活用しているか、一例をご紹介したいと思います。
(リモートワークをする上で必要なツールやルールについてはいろいろな方が紹介されていますので今回は割愛します。)


■育児中の社員がリモートワークを活用

僕は子供が生まれた2年前頃から、週に1~2日のペースでリモートワークを続けています。

育児をしながらでも在宅で仕事ができる・・・
と思われがちですが、実際にやってみると、めちゃくちゃ大変だということです。
家で仕事をしていたら、子供から遊んでくれとせがまれますし、「お腹が減った」「寝かせて」とぐずられることもあります。
1日2~3時間在宅で働こう、ならできると思いますが、基本的にフルタイムでの在宅ワークは難しい、というのが僕が2年間子育てリモートワークをやった感想です。

子供が小さいうちは、フルタイムで仕事をするためには子供を保育園などに預けるか、家族に面倒を見てもらうことが必要になると思います。うちの場合も、普段、在宅ワークができるのは、保育園の存在が大きいと思っています。

では、リモートワークは不要なのか?

そんなことはありません。

先日、うちの娘が入院をしました。
そんなとき、入院の付き添いを妻だけにお願いするのは大変です。
僕も入院中の1週間リモートワークに切り替えて、家族で交代しながら付き添いをしました。

クラウドワークスはリモートワークを普段から当たり前に利用しているので、急にリモートワークが必要になっても、同じ部署やチームにも影響なく仕事ができます。
実際に病院からWEB会議に参加したり、チャットで意思決定をすることでスムーズに仕事が行うことができました。

今回のコロナウイルス感染防止のためのリモートワーク時もそうです。
「来週から出社禁止です」と言われても特に慌てることはありません。

「本当に必要なときに、いつものように使える」

これが、リモートワークを導入する重要な理由の一つではないでしょうか。

あの入院時、リモートワークができなかったら、会社の仕事を完全に1週間ストップさせるか、妻だけに付き添いをお願いするか。妻だけに頼っていたら、きっと倒れてしまっていた気がします。


誰もが働くを選択できるために

私たちのチームでの一例を上げましたが、ここで考えて欲しいのは、『生産性が上がった』『使える時間が増えて生活にメリハリが出た』という面だけではなく、リモートワークによって、『働くという選択肢を選ぶことができた』という側面です。

上の例にもあるように、 本当に必要なときにいつものように使える・働くを選択することができる、という点がリモートワークの大きな価値だと考えています。
(クラウドワークスでも「フルフレックス・フルリモート制度」はいわゆる『福利厚生・権利』ではなく、働くための手段・手法として制定しています。)

「リモートワーク」を生産性向上自由な働き方などの一側面だけを切り取って、いわゆるファッションとして捉えるのではなく、

リモートワーク=“働く”という可能性を広げる選択肢

になる、という認識を持っていただくことが大切なのではないでしょうか。


クラウドワークスにも、リモートワークによって“働く”選択肢を得ることができた社員が多くいます。

▼採用広報 佐々木さん「私が人事に戻るまでの記録」

そして、リモートワークの活用は社員として働く人以外にも様々なメリットがあります。

例えば、クラウドワークスのサービスを使っていただいているクラウドワーカーさん達です。
ワーカエクスペリエンスチームでは全国で様々なワーカーさんとお会いしていますが、

・持病や障がいにより通勤が困難な方
・子育てや介護で自宅をベースに働きたい人
・地方に移住しながら、首都圏の仕事も継続したい方 etc..

といった方々が、リモートワークを活用して、働く選択肢を得ています。

▼「働く選択肢を増やしたい」車椅子エンジニアの想い【クラウドワーカーインタビュー#1】

そういった「出勤して特定の場所(オフィス)で働く」ことが難しい方でも、“働く”という選択肢を得る方法として「リモートワーク」は大きな可能性を秘めています。


ただ、一方で、そういった方々だけが「リモートワークを活用しよう!」と思っても上手くはいきません。
当たり前ですが、働く上では一緒に仕事をする相手(クライアント)がいますし、「本当に必要なときにいつものように使える・働ける」環境を作るには、世の中の大多数の人がリモートワーカーと一緒に働くことができる世の中を作らないと、本当の意味でリモートワークは広がっていきません。

そのためにも、ワーカーさん(働き手)だけでなく企業にもクラウドソーシング(オンラインでのやりとり)を普及することが必要だと思っています。

そして、「フルフレックス・フルリモート制度」で培ってきたノウハウをもとに、私たちワーカーエクスペリエンスチームでは企業向けのリモートワーク導入支援も行なっていく予定です。


現在、noteでは #リモートオフィス のタグで様々な企業やリモートワークを活用している方の事例が見られるので、ぜひこの機会に働く選択肢としての「リモートワーク」について考えてみてはいかがでしょうか。

私たちの事例や働き方についても、多くの方に知っていただき、考えるきっかけにしてほしいと思っていますので、ご興味がある方はお気軽にご連絡いただければと思います。

「働き方」について一緒に考えていきましょう!
worker-support@crowdworks.co.jp

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