林潤一郎

コピーライター|RMCのディレクターを経て小山薫堂氏に師事。2016年POOL inc…

林潤一郎

コピーライター|RMCのディレクターを経て小山薫堂氏に師事。2016年POOL inc.参加。主な仕事に東京都「障害者スポーツ観戦促進事業 TEAM BEYOND」、朝日新聞「オリパラ企業広告」、大塚食品「e3」、グリコ「サンタビスコ」、熊本地震復興支援「#くまモンあのね」など。

最近の記事

マンナンライフの蒟蒻畑的物語の感想文

岸田奈美さんのnoteを読み始めたのはいつだったか。たまにTwitterでパニック・トラブル・エキセントリックな投稿が流れてくるのを面白おかしく眺めていたが、真剣に興味をもって読んだのは「キナリ杯」がきっかけだったとおもう。 9月26日、どんよりバラッドな空だったけど、前の会社で後輩だった松田崇弥君が双子の兄弟と設立した「へラルボニー」のポップアップストアで、その岸田さんの出版記念サイン会があると知って外に出た。今年初の長袖を羽織って。まあ、渋谷のシャレオツスポットだし、本

    • くつした理論

      自粛期間中に断捨離をした人は多い。僕もそのひとりだ。 とは言え、師匠の薫堂さんの言葉を引用するところの「おもいでマニア」な僕は物を捨てることがほんとうに苦手。唯一「ゴソッ」といった(結果的につもりなだけであってたいして減ってないけれど)のがくつしただった。僕のクローゼットの中の衣装ケースはラーメン二郎のマシマシに勝るとも劣らない量のくつしたがある。実際ケースはいまも閉まらないままで、多くのくつしたが溢れ出している(捨てたのにね)。 なぜ僕が狂ったようにくつしたを買い続ける

      • 学生に向けて書いた言葉に、自分がいちばん励まされた話。

        縁あって、山形にある東北芸術工科大学という学校で講義をした。 新3年生に向けた「キャリアデザイン」がテーマだ。 普段はテンパっている僕も、コロナ禍の在宅勤務は 規則正しい生活ができるくらい業務量も落ち着いている。 何より子どもの頃、お医者さんか学校の先生になりたかったので この手のお誘いに目がない。職場のメンターなんかも大好きだ。 さてどんな話をしようか。 僕が大学生だった時代にそんなカタカナは無かった。 氷河期だったのにバンドマン目指してリ◯ナビの登録すら したことがな

        • ポイントはおつけしますか?

          あるいは、ポイントつかいますか?と 聞かれることが、最近少なくなった気がする。 確かに賛否両論あったようにおもう。 いちいち面倒だなと感じる人が多かったのだろう。 でも僕はこの状況に深刻な危機感を抱いている。 電子決済すれば自動的にポイントが付与され、 いつの間にか溜まっていくこの社会のポイントシステムに。 全然便利じゃないぞ。 僕がなぜポイントの話なんてはじめるのか。 そこから話を進めたい。 もう10年以上、誕生日が怖い。 クリスマスなる催しも、怖い。 およそカップル

        マンナンライフの蒟蒻畑的物語の感想文