I'm a Lover, not a Fighter.

I'm a Lover, not a Fighter.の展示会に行ってきました。
もう嫌です。本当にもう嫌。
感性が死んでたと思って過ごした一年をぶち壊されて、
写真を見て、感想を伝えたくて、
でも戸田さん、飯田さん、さざなみさんの顔を見たら
言葉よりも先に涙が溢れて止まらなくなった。
本当にもう嫌だ。涙を流すのは。
なぜ、なぜ当たり前のことに救われて涙を流す世の中なんでしょう。
loverが伝えてくれているのは正解でしかないことなのに
そうじゃない世の中が本当に悔しい。
伝えたいし伝えなきゃいけないのに
変な解釈されたりどうでも良く軽く受け取られるのが
嫌すぎて本当はこのnoteも書きたくなかった。
これはクソみたいな世の中と素晴らしい全ての女の子たちに向けて書いている。

伝えることを諦めちゃいけないし
戦うことを諦めちゃいけない。
もういいやと思わせてくることが既におかしくて
私たちは呑まれている。

写真を載せる時の違和感を忘れないで。
ただ生きているだけなのに女の子ということだけで
男の人のためなことが多すぎる。
私は私のために生きている。
私は全ての女の子のためにそもそもミスiDを受けたのだ。
保健室で泣いた日を忘れてはない。
全ての女の子の味方になりたい。私が救いたいと言ったことを忘れてはいない。

loverは一緒にいつでも死んでくれる。
そして生まれ変わって強くなれる。
そうやって一つ一つ正していくしかない、
長い歴史の中でそうやって生まれたクソみたいな考えを
一つ一つ戦って正すしかないんだ。

夜道にビクビク歩いたり、好きな服を着ることで起こる
全ての出来事や不安を、女性が気をつけろと呼びかけることしかしていない。それは何の解決でもなくて、男性も意識を変えることから始まらないと。
その考えに多くの人はまだ到達していない。

戸田さんの書いた「君たちは、おじさんたちに、心底舐められている」という文章。
本当にそうで、こうでないといけないと言う女性像から
いち早く抜け出したいのにもがけばもがくほど
めちゃくちゃにされてまた正される。
分かりきったように感情のいく先を予測されて決められていく。
あの怒りの感情を誰に伝えたらいいんだ。
みんなが悲しんだことや悔しかったことや違和感を、
話す場所がなかった。私たちはおかしくはない。

loverの、撮った写真を全カット公開することが
本当に私は好きで嬉しくて、
「全肯定」なんて言って甘やかすけど
全肯定されたことは全くなかった。
自撮りをする時、私たちはどの瞬間も素晴らしいのに
同じ顔しか載せられない。どんな時も素晴らしいのに
他人の目を気にしてしまう。
そんなものを捨てて、全てをみせてくれる。
どの瞬間の私も、あなたも無かったことにはしない。
私たちが発する全てのエネルギーを無駄にはしない。
それが、それが1番の味方で、1番嬉しいことだ。

くびれてないといけない。でも細すぎてはダメ。
傷があってはいけない。おしとやかに。
いつも笑っていなさい。純粋でいなさい。
何も知らないまま、受け入れなさい。
露出はしすぎるな、適度な肌は見せて欲しい。
なんて世の中の古いクソみたいなルールは
全くの嘘で、そんな全ての女性が自分のために生きていると思っているおじさんたちの言うことは絶対に信じてはいけない。
それに当てはまらない自分を責めてはいけない。
私たちは1人で生きていけるし、決して1人ではない。
あなたは全てが美しく尊い。
誰に決められるものでもない、あなたの美しさはあなたが決めるものだ。

それを伝えたくて私は生きてきた。
ちゃんと目を見て伝えたい。一人一人を抱きしめたい。
あなたの傷ついた心を少しでも治してあげたい。
そのために私は人の前に現れたんだ。

まだ、まだまだなことが本当に悔しい。
私もまだ舐められているのが心底気持ち悪い。
私は世間のおもちゃでも見せ物でもなくて
私は私。ただそれだけ、世界に一つだけの尊いものなんだ。

みなさんも、I'm a Lover, not a Fighter.の展示会に足を運んでみてください。
インスタグラムなどで写真を一人一人をちゃんと見てください。
馬鹿みたいに殴られてしまうかもしれないし
すごくすっきりした気持ちになるかもしれない。
なんでもそれが正解なんです。
誰も他人に搾取されなくていい。
みんなで一つ一つ平和な世界にしていきたいと、
私は心の底からそう思っています。

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