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ファッションに目覚めたきっかけ

「きっかけ」ってタイトルに付けましたが、これだ!っていうきっかけはあまりないように思います。

徐々に好きになっていった感じですし、年齢やライフスタイルの変化によって、洋服との付き合い方も変化していってますね。

でも、強烈に覚えているのは保育園の時、黄色い園指定の帽子を被って行くのがとてもイヤだと思った日がありました。

友達のサダくんは西武ライオンズのキャップを被っていて、それがどうしても羨ましかったんです。

その頃に、自分の着るものや他人からどう見られているか気になる意識が芽生えたのかな?

自分の両親は公務員でしたし、当時は田舎で暮らしていたこともあって、オシャレには無縁だったと思います。
今でこそ少し気を使っているようですが、ファッションには無頓着でしたね。

小学生になると比較的都会に引っ越してきて、サッカーが好きになり、スポーツメーカーがカッコよくて、学校に履いて行く靴もサッカーのトレシューじゃないと嫌な時期がありました。
まぁこの辺はスタンダードな男子って感じかな?

中学生くらいになるとユニクロが台頭してきて、中学生が洋服を買える場所が増えた記憶があります。

聴く音楽もお茶の間にヒットしているJ-POPじゃなくて、ちょっとマイナーなバンドが好きになっていったりして、「他者との差別化」を図りたくなってくる時期ですよね。

学校はもちろん制服でしたが、塾に通ってたのは大きかったかなぁ。

家に帰って制服を着替えて行くので、オシャレな私服で行きたい、

「てゆーかモテたい!」

当時はファッション雑誌が全盛期で、キムタク、レッドウィング、クロムハーツなどなど、隅から隅まで読んで知識だけは一丁前になっていきましたね。

わずかばかりのお小遣いで、ステューシーのTシャツを買ってすぐにダメにしたりと勉強したなぁ…

少し話は逸れますが、この「モテたい」っていう気持ちは年齢や性別も関係なく、人間のDNAに刷り込まれていて、ファッションの根源的なポイントだと思います。

「モテ」というと下心ムンムンな感じがしますが、要は他人からどう見られているか意識することです。
異性だけでなく同性も含めて。

モテる人っていうのは、いつの時代も自分に自信のある人です。
おそらく原始時代から。
自信のない人は誰の支持も得られないですし、ついて行けないですよね。

この自信を持つための要素の一つとして、ファッションが果たしている役割はけっこう大きいと思います。

着ている服が自分でダサいなぁと思ってたら、他人もそう思ってると感じて自信持てないでしょ?

洋服好きの中には「ファッションは武装だ」と言う人も多いですが、この辺の感覚からきているのかなと思います。

ちょっと抽象的な表現ですが、自分に自信が持てないと他者と同等に話せないし、関わり合うことができないと思います。

すなわち社会生活を送っていくことが非常に難しくなります。

まぁ、別にファッションはその要素の一つでしかないから、なんでもいいとは思います。

自分に自信を持てれば。

でも、せっかくならパッと見もいい方が良くない?
っていうのが、ボクのファッションの位置付けですね。

ボクには息子がいるので、けっこう洋服はうるさく言ってしまってると思うんですが、とりあえず自分に自信を持てる何かを見つけてほしいと思っています。


話を戻して、無理矢理タイトルとの整合性をつけるとすると、

「モテたい」→「他者との差別化」

この人間の根源的な欲求の解決方法が、ボクにとってのファッションの目覚めであり、その先の人生においても大きなウェイトを占めるものになっていきました。


もっと読みやすい書き方や、伝わりやすい表現はあるんだろうとは思いますが、第一回目のnoteはこんな感じで。

最後まで読んでいただき、ありがとうございました。

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