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私の忘れられない出来事

 令和5年私の誕生日は大手術を控え大曲厚生医療センターに入院していました。
 ことの発端は令和4年12月18日自宅で深夜突然激痛が走ったのですが、その後自然に穏やかというか少しずつ楽になって、朝、いつもお世話になっている朝日町の中島内科を訪ね紹介状を持参し厚生医療センターの内科の診療を受けることになったのです。
 血圧、採血等精密検査の結果、内科担当の沖口先生が大腸がんであると言ったのです。まず、その部分の便通を良くするため網製の管を通し、おかゆ程度の食事が出来るようにしてガン部分を切除する手術の準備に入ったのです。その後、食事は出ず投薬と点滴だけ2個の袋を吊り下げたキャスター付きの器具との生活、腸内の残留物を無にする為だと思っていても自由にならない生活に一変したのです。
 いよいよの手術は1月19日朝、大腸がんの部分4センチ程を切除、両方を接続し完了したのです。術後先生から他の臓器に転移はないとのことで安心したのですが、実は循環器科の先生も手術に立ち会っていて、不整脈との判断でペースメーカー装着の手術をすることになったのです。この手術が2月13日、退院が2月21日でした。
 自宅に帰ってから早速ウォーキングを始めたのですが、約2ヶ月間の運動不足からか特に膝からスネ等が弱くなった感じでストックに頼っての歩行訓練を行い、今では日常の歩行でストックに頼らなくてもよくなりました。
 7月に入って、術後の経過を精密検査の資料でその判断を13日に報告するとのことで伺った所、現在特に異常はなく順調に推移しているとの先生の言葉で、今は心から妻と安心している所です。当時を振り返って、知人友人、親戚の励ましの言葉、温かい言葉、心にしみました。妹たちの「兄頑張れ」、「じっちゃん頑張って」の孫たちの言葉も心に残りました。
 中島先生始め厚生医療センターの担当の先生方、看護師の方々、親切にしていただき心からお礼を申し上げます。
 皆さんのご多幸をお祈り申し上げます。

柳田 武男 82歳

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