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最後から2番目の「恋物語」じゃなくて「挑戦物語」です。50

近頃は調子乗ってあれもこれもと手を出してしまっています。

「ママね、くうちゃん(2代目トイプードル)がいなくなっちゃって、○○(二女)が家を出ちゃったら何にもすることがなくなるから、糸の切れた凧みたいに何処かにふわふわ飛んでいっちゃうかも」

「いいじゃん、好きなとこ行っちゃえば」

くうちゃんの24時間介護をしながら二女とよくそんな話をしていたなと思い出しました。

私の母親にも「○○子(私のこと)は本当に車椅子でよかったよ」
「え、どうして?」
「だって車椅子じゃなかったらどこ行っちゃって何するかわからないじゃない」
とよく言われていました。

”ベストセラー作家養成講座”を受講して、今編集者さんとご縁をいただいています。
”やりたいこと実現コミュニティ”に参加して、あわよくば海外留学なんぞもくろんでいます。
”全国出版オーディション”にエントリーしてやれるところまでやってみようと応援団づくりを考えています。

68歳、無職、学歴なし、実績なし、専門知識なし、なしなしの大安売りの電動車椅子おばあちゃん。

先日、コーチングを受けさせていただいた方とお話をする機会がありました。

「○○子さんのバイタリティーってすごいんですよ、世間の常識的なラインとちょっと違う・・・」

「え?非常識ってことですか?」

「いや、そこまで言ってないですよ、言ってないですけどラインからちょっと超えてるっていう・・・」

「ちょっと変ってるっていうことですか?」

「あー、でもそういうことをやり続けてきた人生でしたよね、お話を聞いてると」

「普通だと思うんですけどね、他人が聞くと面白いらしいですね」

「いや~面白いよなと思って、こういう、話を聞くだけで元気になるっていう方にお会いできて本当に良かったなと思ってます」

「いや、でもひきますよね、私ちょっとおかしいのかなって最近思うんですよ」

「いや、ひかないですよ。ただやっぱり普通の人は、私なんかとかって控えめになったり、自分には無理ですってみたいに、アグレッシブにいけない人が多いじゃないですか」
「それこそ、無理だって言われれば、じゃあ止めましょうみたいな」
「ねえ、でも無理だって言われればますますやりたくなるわけでしょう?」

「そうなんですよ、やってみなくちゃわからないのになんで無理っていうの?って思っちゃうんですよね」

お話をさせていただいてるうちに、まあ、いいや今はべつに怖いものなんにもなくて、自分のことだけ考えていればいい年齢になったんだなと思いました。

年を重ねるといいことがいっぱいでありがたいなぁと、楽しいおしゃべりができて大満足な車椅子おばあちゃんです。

いやしかし、やっぱり私って・・・ひかれませんか?

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