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カナシミとシンパイばかり仕事させている私がインサイド・ヘッド2を観た話。


突然ですが皆さんに質問です。

ライリーはヨロコビがリーダーでしたが、
皆さんは誰が自分のリーダーだと思いますか?

私は圧倒的にカナシミです( ◠‿◠ )
副キャプテンはおそらくシンパイでしょう

そんなポジティブのカケラもない私が先日
インサイド・ヘッド2を観に行きました。
(※ここからネタバレ注意)

結論から言うと自分と重ねてしまい
号泣しました笑

情緒不安定すぎて一緒に行った友人には若干引かれましたが1番最初に涙腺を刺激したのは
ヨロコビとカナシミがエレベーターに乗って泉に行くシーンです。
全く泣けるシーンではないので、
今読んでくださってるあなたも恐怖を感じているかもしれませんが、最初は分かり合えなかった2人が手を取り合ってお互いを認め合い共存しているということにジーンときたのです。笑

私は今までカナシミが顔を出すと
なぜポジティブな考え方が出来ないんだろうと自分を責めてきました。
ですがこの映画を見て、私は随分カナシミを蔑ろにしてしまっていたなと反省しました。
カナシミがあるからヨロコビがあるという当たり前のことを忘れていたように思います。
真反対の感情ですが生きていく上でどちらもなくてはならないと再認識させられました。

次にヨロコビが弱音を吐くシーンですが、
また号泣しました。

'いつも明るくポジティブでいるのがどれだけ大変なことかわかる?'というセリフに激しく共感したのです。
私はいつしか年齢を重ねるにつれて
良い意味でも悪い意味でも'空気を読む'ようになってしまっていました。
相手に心無い一言を貰った時にも、
自分の怒りの感情よりも先にまずこの状況で言い返したらどんなことが起こり得るのか
考えてしまうのです。
相手がイライラしている時はなんとか明るく振る舞い、場を和ませるよう努力してきたので
烏滸がましいですが自分と重ねてしまいました。
ですが、ヨロコビが初めて不満を口に出したことで周りの感情が寄り添ってくれたシーンを観て口に出すことがどれだけ大切かということも学ばせてもらいました。

そして最も泣いたのが、
シンパイの心配事をヨロコビが全てポジティブに変換する場面です。
私は心配性なので悪い事が起こる想像も良くしてしまうのですが、考え方一つでこんなに生き方って変わってくるのかと感心し涙腺も崩壊しました。
心配する事は必ずしも悪い事ではないですが
何事も適度が1番だと感じました。
今までカナシミとシンパイばかりに仕事をさせていたので、もっと自分の全ての感情を丸ごと愛し適度にみんなに仕事をさせてあげなきゃなとハッとさせられました。

ここからは考察(?)&ネガティブなし感想↓↓↓

今回は思春期にフォーカスしたストーリーだったので、もっとこうゆう風に立ち回ったら波風立てずに済みそうなのにとか見ていて、少しもどかしかったです。
思春期だからニキビ出来ていたりとか演出も細かくて関心しました。
最後、ライリーがヨロコビを呼んだシーンは
太陽の光に当たってセロトニンが分泌されたからヨロコビが呼ばれたのかなと思いました^^

ご愛読ありがとうございました^^

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