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本日の自転車活動 サークル活動 「ツール・ド・ちゃんぽん試走のつもりが裏表登頂」2023年10月14日

距離:75.24km
時間:3:48:36
速度:19.7km/h
平均心拍:130bpm
最大心拍:192bpm
平均ケイデンス:76rpm
最大ケイデンス:123rpm
獲得標高:1,940m
カロリー:1,097kcal

  今日はサークル活動。つまりは実走の記録。やっとのことでZwiftトレーニングばかりの日々から抜け出し始めている今日この頃。しかし平日は基本的にZwiftばかりなので変わっていないと言えばそうなのかもしれない。

  さて今回は来週に開催が予定されている「ツール・ド・ちゃんぽん」のコースを試走するという目的でサークル活動を行った。最近は九州で一番有名なレースである「ツール・ド・九州」も開催されていたし(都合上観戦できなかった…)、「ジャパンカップ」も開催されている(アラフィリップが来た!)。世界屈指の強豪選手が日本に集結していると考えると何だか熱くなる。確かに知らない道といえば知らない道だが、道路標識や看板などで日本語が見られる風景の中を画面越しでいつも見ているような選手が走っていると思うと、こう何だか何ともいえない気持ちになる。そんな彼らに感化されていつもより目覚めも良かったし、準備にも力が入った。

  いつもの時間より少しだけ早く、8時半には部室に集合した。理由としては、野母崎を1周するからに他ならない。ツール・ド・ちゃんぽんはそのようなコースなのである。(詳しくは以下記事を参照)

  今回集まったのは8人。そのため4人ずつで別れることとなった。私といえば当然のごとく走ることのできる面子を引きつれることに。しかし走ることができないよりかは走れた方がまだ幾分かマシである。とはいえサークル内では私より走れる人間は存在しないのだが…。そんなことはさておきとにかく走り出すこととなった。
  野母崎までは走れる面子はみんなナビなしで走ることができる。ということで私以外の人に引かせることにした。私がやってしまうと来年以降のサークル活動で手間取るだろうし、それに何より皆一様にペース配分が下手くそなのだ。確かにメーターがないと自分がどれくらいの速度で走っているのか、今心拍数はいくつ、それによってどうするかといった配分が難しいことは要因の一つとして挙げられる。しかしわからないのなら大体の感覚で乗るしかない。のだがそれすらもできていない。言うなれば「今日は体力があるからいっぱい走ろう」もしくは「後ろに人がいてこの速度でついてくるということは私の速度って遅い?」状態になっているということ。前者の場合余程のトレニーでもない限り、30kmも走ればだんだんとバテてきて速度がズルズルと落ち始めてくる。後者の場合は目的地に着くまで、もしくは先頭交代するまでひたすらに速度が速い。トレインを組んだ走りなら問題はないが、サークル活動ではそもそもそんな走りはしない。それにトレインを組む場合も先頭をぐるぐると交代しながら走るものであって、その人単体がひたすらに引き続けるものではない。しかしそれをわかっていないからこそ頑張ろうとしてオーバーペースになりがちなのだ。そんなわけでじゃんけんで先頭を決め、結局Wくんになった。
  朝早くに出たからなのか、よくわからないが日曜日にしては道路が空いていた。そのため伊王島までは信号以外はほぼノンストップで走ることとなった。そしてサイクリングロード手前で先頭を交代し、ツール・ド・ちゃんぽんのコースに入って行った。

  ちゃんぽんのコースは基本的に恐竜博物館を起点にして作られている。そのため正式なものであれば恐竜博物館からスタートするのが合理的である。しかし今回は参加しない部員もちらほらと参加しているので、彼ら全員に走らせるのは酷だろうということでサイクリングコースなどの各種コースを周りながら大まかな感覚を掴むということになった。そのためにまずはサイクりングロード。こちらは本当に入り口が見つけづらい。例の如く土井首中学校横から入っていった。

あいも変わらずわかりづらい。そしていきなりやってくるクネクネの坂。急にやってくる急斜面と落ち葉によるスリップが非常に怖いゾーンとなっている。とは言ってもこのサイクリングロードの9割は森林の中を通り抜けるので落ち葉なんてざらである。この坂について言っておくと、ちゃんぽんの際間違いなくどん詰まりが起きるスポットである。これに関しては間違いない。特に自転車にあまり自信のない人、もしくはスリップすることが非常に怖い人が一斉に速度を落とし出す。要はトンネル前でなぜかよくわからないがブレーキを踏むことと同じ心理である。そのせいで非常にペースがゆっくりになる。そして怖さがピークに達したのか、疲れているのかわからないが歩き出すひとも出てくる。そうなるとこの区間のペースは非常にゆっくりなものとなる。それにこの区間の速度をゆっくりにさせているのが「追い禁」である。そのせいで前の人が歩き出したら必然的に速度を落とさざるを得ない。そうやって少しずつ少しずつ速度が下がっていく。別にレースではないのだから速度を落とすことには賛成だが、あまりにもな人がちらほらといる。別に自転車を押すなとは言わないが、せめて反対車線で押してほしい。そうしないと追い越そうにも追い越せず、曲がりカーブなどでそのような人がいないかと神経を張り詰め続けなければならない。

  しかしそれ以外の人にとってはここはかなりの休憩ゾーンである。絶対的な速度制限、緩やかな勾配のおかげで話ができるからだ。知らない人同士、もしくはSNSで繋がってはいるが初めましてというもの同士で交流が深められる。だからこそちゃんぽんのコースに欠かせない存在なのかもしれない。とはいえ滑りやすことに変わりはないので今回も安全運転で走っていった。

  セブンイレブンがサイクリングロードの終点である。そこからはひたすらに登ることになる。ここからは本当に体力というより心の強さが試されるコースとなる。そのままセブンイレブン前の道路を下っていった先の交差点を左に入り、茂木宿線に入る。ここはそのまま行けば茂木に着くことができる道路なのだが、微妙なアップダウンがあって走りやすく、私としては好きな道である。しかしここを走ったことのない人にとっては距離が掴みづらく、ここで押し歩きしている人も出てくる。しかも頂上のトンネル先で折り返してくるというちょっとだけ辛いこともさせてくる。だがそれを差し置いても景色は綺麗なので非常に走り自体が楽しくなるような坂である。

  トンネルを抜け、しばしメンバーが揃うまでまった。そして今し方登ってきた坂を一気に降っていく。後ろで物くさと文句を言っていたが、コースなので仕方ないものとして受け取って頂きたい。私だってエベレスティングでもないのに登った坂をすぐすぐ降りたくはない。その途中で後発隊と会った。やはり今年の1年生はかなり速い。

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