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本日の自転車活動 サークル活動 野母崎1周ライドとダイエット 2023年6月17日

距離:69.15km
時間:3:46:57
速度:18.3km/h
平均心拍:139bpm
最大心拍:190bpm
平均ケイデンス:78rpm
最大ケイデンス:162rpm
獲得標高:862m
カロリー:1929kcal
(ライドの話は記事の後半になってからなので、読みたい方は目次から飛んでください)

はじめに


 6月といえば雨、紫陽花、梅雨など雨に関した色々が連想されるがこの日は嬉しいことに晴れであった。ここから梅雨の末期にかけて一気に雨が降り出すことを考えるとひどく憂鬱になるものだが、それらを防いでいる最後の防衛線が今週の晴れ間であった。そんな気がした。
 まずはじめにこの日のライドには目標があり、それは体重を落とすことであった。
 もともと体重は軽くBMIが20付近をうろちょろするような体型であった。しかし大学に入り、自転車を始め筋肉がつき(意図的に筋トレで増やしはした)、自ずと食事量が増えるにつれて体重も増加した。今まで健康診断等で「痩せすぎ」という表示からなかなか抜け出せなかったものだがようやく「標準」の表示がもらえる紙に記載されるようになってきていた。人間という生き物は1度成功体験を味合うとそれを得るために努力をするようになる。私の場合、筋肉がつく、より速く、より遠くに行けるという体験が重なってどんどんとロードバイクにのめり込むようになっていた。
 そうなってくるとどんどん自己管理、つまるところ自分のバイタルデータを取りたくなってくるものである。そしてついに私は心拍などを測ることができるスマートウォッチ(GARMIN INSTINCT DUAL POWER)と体重計を手に入れた。詳しいレビューについてはまた別の記事で紹介することにするが簡単に商品だけ紹介しておくことにする。
 私が購入した商品というのは、「Anker Eufy  Smart Scale P2」である。

 この体重計のすごいところは細かなバイタルデータの管理がスマホ1つで行うことができ、同期が不要であるというところだ。いちいち煩わしい入力作業というものが一切不要でスマホ1つで一元管理ができる。素晴らしいものだが、紹介はまた今度に。


体重は55kgから

 この日は「梅雨の中休み」とニュースで取り上げられるだけあって、梅雨の季節だというのにカラッとした晴れ間であった。今後の季節柄、梅雨後半に差し掛かると一気に降水量が多くなってくるので走れる時に少しでも走っておこうとサークル活動に出かけた。今回のメンバーはなかなか多く、自前のロードバイクを持っていない新入部員も何人かいた。だが行き先はもう先週の時点で決まっていたので変更はできなかった。それこそが野母崎半島一周である。
 野母崎半島といえば、長崎県を鳥の形と見た時の嘴にあたる部分の半島である。一周およそ65kmくらいで平坦基調であるが山あり下りありでなかなかにハードなコースである。そのため長崎県のロードバイク乗りたちの間では割りかし走力に自信のある人たちがこぞって走るコースである。ちなみに回り方が三和公民館を起点として時計回りに走るコースと反時計回りに走るコースの2つがあるが今回は反時計回りに走ることにした。反時計回りのコースは三和公民館の交差点を左に進み、川原大池に向かい、ひたすらに風力発電所まで登り続けるいつものコースである。
 そしてとりあえず大学へ向かい、仲間が集合するのを待った。

野母崎へ

 本日走るメンバーが集合し、いざ走り出すことになった。当然のように1番前に出され、先頭を引かされる。ということはコースは私の裁量で決められる…はずだった。私の気分的には平坦路ではなく山を走りながら野母崎半島へと向かいたかった。7月から開幕するツール・ド・フランスに合わせて、かつダイエットを目的として走りたかったのだがいつものように、
「それは個人的にやってください」
 と後輩に言われ、素直に、いつも通り海岸線を走りながら平坦路で野母崎へと向かった。別段、ほぼ毎日のようにせっせとZwiftをやっているのでトレーニングにはこと欠いてはいない。だがやはりローラーと実際に走ることは違う。もっと書くとするなら負荷のかかり方が違う。ローラーの方は設定にもよるが結構ペダルが重くなり、一定のW数がかかり続けるし、リスタートの時異様にペダルが重い。しかし実際に走る分にはそんなことは一切ない。ペダルが急に重くなったり、リスタートが難しかったりはしない。とはいったもののトレーニング目的で走りたくない人もいるみたいなので仕方なく要望に従った。
 この日は2年生の子が結構遅れ気味であった。体調が悪いのか定かではなかったが、前回一緒に走った時のようにはついてこなかった。しかし走れてはいるので特に気にすることもなく一時的に集合場所として決めていた三和公民館前のセブンイレブンに到着した。時刻は10時半を少し回った時のことであった。

いざ、ヒルクライムへ

 私が引いた集団にはいつものW君や1年生の子がいて、彼らは各々食べたり飲んだりしていた。私も混ざりたくはあったがここは我慢した。今回の目的にはダイエットが一部とはいえ入っているのでここは何としても水だけで凌ぎたかった。後発隊と一旦合流できればすぐにでも出発できる。そのため飲み食いする彼らを見ながら、後発隊がやってくることを今か今かと待っていた。
 11時ごろになると後発隊が続々とやってきた。とりあえずそれぞれの先頭を引いている3人にルートを確認させたあとすぐに出発した。
 出発後はしばらく平坦路を走り、一気に川原大池下まで走った。そこからは各自それぞれの速度で登るように、と指示して山頂へ向け直走った。後輩たちを引く気がないということは決してないが山では他人のペースに合わせると途端にキツくなるので、一人で山頂へ向けて自己最速を目指す旅へと出た。
 結果としては、麓から頂上まで約13分だった。基本的にずっと心拍数はレッドゾーンに達しており、呼吸も結構上がりがちだった。それになにより日差しがきつかった。このコース、確かに山の中を走るだが、それでも日に照らされている部分が少なからずある。そこは本当に暑かった。これからの季節が本当に心配になるような暑さであった。

 そこから遅れること5分後、W君がやってきた。ここは概ね予想通りであった。もうすっかり自分の自転車に慣れたらしく、今までより結構早かったのではないか、との自己申告があった。しかしお互いに汗ダクでジリジリと日に体力を削られいった。
 それもそのはず、先ほども書いた通りとにかくここは暑かった。それにここには日陰がない。近くにあるのは3時間に1本バスが来ればいい方な時刻表の成れの果てを掲げているバス停かオフロードバイクの練習場しかない。それに風力発電所だというのに風が吹いていなかった。もちろん自転車に乗っている時は「風は友達」ではなく敵でしかないので吹かないことに越したことはなかったが、この時ばかりは少しくらい吹いて欲しかった。

 30分ほどしてから全員が登り終わった。そして一気にダウンヒルをした。その後恐竜博物館手前のスーパーで各々昼食を買い、恐竜博物館へと向かった。博物館へ行く途中、W君が先頭でかなり速い速度で平坦を引いていた。博物館前の坂になってもそのままのペースで引き続けていた。そしてチラッと後ろの私を見てきた。それが勝負の合図であった。そのまま引き続けるW君。そして着々とペースを上げ続ける私。最後の最後には私がダンシングでぶっちぎって見事に追い越して行った。「行けると思った」と言っていたが、まだまだ甘かった。

 そして博物館でしばし休憩したあと、いつものように戻った。この際、いつもであれば後輩たちと拉麵何ぞを食べに行くところではあったが今回は遠慮しておいた。
  また今回のライド後体重を計ると53kgとでた。約2kgの減量であったがおそらく水分だろうと思われた。正確な値を安い体重計に求めてはいけないことはその通りなのだが、そもそもからして筋肉量がほとんど減っていない。原理などはわからないが導電性などで計っていると思われるので、今日のライドで抜けたのはほとんどが水分であったことになる。なんとも虚しいが引き続き減量には努めていきたい。

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